2023年度 行政書士試験 合格体験記｜04

田中　悠貴さん

DATA BANK

行政書士を目指したきっかけ／学習時の環境

　公務員試験を経験していたこともあり、科目が多く被っていたので、就職活動のために目指しました。
　学習時の環境は、宅建士試験と併願し、どちらも残り期間が半年未満という限られた状況での勝負でした。

独学ではなく受験指導校を利用しようと思った理由

　就職活動の期間でもあり、確実に合格したかったため、予備校という選択肢を選びました。
　参考書など改めて選ぶ手間も省け、行政書士試験対策としての範囲や重点の置き方を効率よく知りたかったということも決め手のひとつです。

TACを選んだ決め手

　公務員試験の時にお世話になったTACにもう一度頼らせて頂きました。Webを視聴する際のメディアの操作や校舎の場所などは以前から知っており、「NEXT割引」も利用できたため、TACを選びました。

本試験までの学習方法（基礎期・直前期など）

　宅建士試験との併願、かつ半年未満という限られた状態からの開始であったため、とにかく講義を早めに視聴し、重要度の高い科目と時間がかかる科目を重点的におき、民法→行政法→一般知識の順で繰り返し読んで問題を解くということを行いました。
　ある程度、択一などで点が取れてくると、記述の対策に移り、講義中に講師が今年は記述の可能性が高いと言っていた部分は、１回目の講義視聴時から付箋とマークを貼っておき、「記述対策講義」の分と併せて、独自の記述試験用用紙を作成して、字数制限に併せてまとめました。
　記述対策前は、一問一答を電車内で行い、記述対策後はまとめた独自の記述試験用用紙を何度も繰り返し書けるようになるまで読み込みました。

直前期答練や「全国公開模試」の活用法

　時間配分がかなり重要であったため、これらは本試験の時に解く順番の研究として使いました。 間違った部分は当然復習を行いましたが、点数と言うよりは時間の使い方として重視する方向で利用しました。 2回目の模試の際には時間を余らせることができ、本試験でも余裕を持って解くことができるようになりました。

受講形態やフォロー制度で良かったところ

　Web通信講座を受講したため、好きな時に好きなタイミングで視聴できたことが良かったです。また、「質問メール」には本当に助けられました。Web講義と「質問メール」で十分に対処することが出来ました。

TAC教材の良かったところ

　「過去問集」や答練はとても使いやすく、試験対策時に重宝しました。「基本テキスト」も基本的に分かりやすかったです。

TACカリキュラムの良かったところ

　問題演習量はとても豊富で大変良かったです。また、「質問メール」の際には早くに返信を頂き、分かりやすく解説を頂いたため、本当に助かりました。
　「全国公開模試」のレベルも本試験相当レベルでとても良かったと感じました。模試が2回あるのは本当に良かったです。

良かったオプション講義

　「これだけ！情報通信・個人情報保護」を受講しました。割と法律科目よりも軽視してしまう感じで試験対策としては難しいですが、基準点不足で不合格となってしまう重要な科目であるため、効率よく点数を稼ぎたかったため、こちらを受講しました。

これからの受験生へメッセージ

　時間がかかる民法を「理解」出来るまで早めに取り組み、次に行政法・一般知識など、重要度の高い順に勉強するのが一番効率が良いように思います。また、模試や答練などで自分に合った解き方、時間配分の研究はとても重要だと思いました。
　TACの答練や模試は多く実施されるため、自分は何から解くのが効率が良いかを、それらを通して研究してください。効率良く勉強が出来れば、短期の一発合格も十分できます。講師を信じて、頑張ってください。応援しています。