2022年度 行政書士試験 合格体験記|16

問題演習量が半端なく豊富なのが良かった!


K.Mさん

DATA BANK

受講コース 答練本科生 上級講義付き
[教室講座]
受験回数 2回
2022年度本試験の得点 法令科目:140点
一般知識:48点
総得点:188点
得意科目 憲法/民法/行政法
不得意科目
商法
合格までの学習期間【合格までのTAC学習期間】1年6ヶ月
【TAC以外も含めた総学習期間】1年6ヶ月
1日の平均学習時間(TAC講義含む) 基礎期(学習開始~8月頃):5時間
直前期(9月~本試験まで):5時間
行政書士を目指したきっかけ/学習時の環境

 目指したきかっけは以下の3点です。
1.宅建やFPを学習した際に多くの場合で行政への申請業務が必要となることを知ったこと。
2.日常生活でも一般知識として知っておいて損のない知識が得られると思えたこと。
3.これまで他資格で得た民法の知識が活かせること。
 働きながら学習しました。

独学ではなく受験指導校を利用しようと思った理由

1.独学だと効率的な勉強は難しく、過去の出題傾向から分析されたテキストや講師の説明に魅力を感じたから。
2.「過去問集」だけでなく、オリジナルの答練などがあり、効率的に知識を身につけやすいと思ったから。
3.勉強に集中できる環境として「自習室」が使えるから。

TACを選んだ決め手

1.過去にTACで学習した経験から、出題傾向に沿った分かりやすいテキストや問題集だと想像できたから。
2.東京23区内に複数校舎で異なる講師の方が講義を行っており、各講師の講義を受けることができるから。また通学できなかった場合の「Webフォロー」も充実しているから。
3.オリジナルの答練などがあり、効率的に知識を身につけやすいと思ったから。
4.本科生は「自習室」が使えたから。また翌日の「自習室」の設置情報を事前にマイページで知ることができるから。
5.講師へ直接質問するほかに、「質問メール」でも疑問点の質問ができるから。

本試験までの学習方法(基礎期・直前期など)

<基礎期> 平日:朝2時間、夜2時間。土・祝:朝4時間、昼4時間。日:朝4時間、昼に講義受講。日曜日は教室講義を受講、その他の曜日は「過去問集」や答練問題を使って復習を繰り返して解きなおしました。各問の肢それぞれについて、〇(確実に正解と断言)、△、(正否が判断できない)、×(確実に不正解と断言)で答え、肢毎で間違えたものと△を付けたものについて、テキストでの確認や講師への質問などで学びなおしました(特に行政法と民法を中心に)。8月以降は、「スーパー答練」の問題冊子(1st、2nd)の行政法・民法についてそれぞれ毎日1~2冊ずつ繰り返し解きなおす計画を立てて直前期も続けました。

<直前期> 平日:朝2時間、夜2時間。土・祝:朝4時間、昼4時間。日:朝4時間、昼4時間。「総合答練」「最終答練」や「全国公開模試」は積極的に受講しました。受講にあたっては、記述問題以外での得点目標を180点に想定して取り組みました。漫然と結果を確認するのでなく、肢ごとに悩んだか即答できたかなども確認して、復習を行いました。特に、択一問題の行政法・民法・個人情報関連、および記述について繰り返し解きなおして弱点克服に努めました。

直前期答練や「全国公開模試」の活用方法

1.本試験本番に備えた時間配分や解き順の確認
択一問題の各科目、記述問題それぞれの解答時刻を記録して解答にかかるおよその時間が分かるようにして、正解であっても解答に迷って想定より時間がかかっている問題を復習するようにしました。記述問題にかかっている時間を確認し、記述問題にかける時間枠を決めて、試験の最初に解くようにしました。
2.記述問題の解答の書き方の確認
問題文から問われている内容の読み取りの練習と、問われている内容を簡潔に正確に記入できているかを模範解答と自己の記入解答を照らして自己の癖の修正を行いました。

受講形態やフォロー制度で良かった点

 受講形態は教室講座を選びました。個人的に通信講座だとサボってしまう可能性があるので、移動や天候の不便さはあっても教室講座でキチンと受講できて良かったと思います。フォロー制度としては、「質問メール」はよく分からなかった箇所の確認に大変役立ちました。また、集中して勉強できる「自習室」の存在は非常に大きかったです。TACは都内に校舎がいくつもあり、なおかつマイページで翌日の自習室の開設状態が確認できるのが大変ありがたかったです。

教材で良かった点

 「答練本科生 上級講義付き」では、「スーパー答練」が非常に充実していて学習の定着に大変役立ちました。「スーパー答練」1st Stageと2nd Stageは各科目で範囲別に答練があり、1st Stageが全16回、2nd Stageが全9回、そして3rd Stageでは全科目を対象にした答練が3回、同じ事柄への問いでも質問の仕方を変えて出題されるので、知っているのに質問の仕方を変えられて、思わず間違ってしまうといった失敗を予防することができました。また、答練の解答解説も丁寧に解説されており、かつ関連する過去問も列挙されているので、間違ってしまった問題や肢について、過去問を改めて解いてみて、知識の定着を盤石にすることにも役立ちました。

カリキュラムや、講師で良かった点

 カリキュラム面では、このコースは何と言っても問題演習量が半端なく豊富なのが良かったです。記述問題も含めた「スーパー答練」が28回、本試験と同じ形式の「総合答練」「全国公開模試」「最終答練」と解き続けて、間違った問題や肢を見直し、間違った問題に関連する過去問を再度行ううちに、知識の定着を図ることができました。また、小池講師の講義を受講しましたが、ポイントを分かりやすく説明いただくとともに、折に触れて受講生への励ましを行っていただけるので、モチベーションを維持することもできました

これからの受験生へメッセージ

 行政書士試験は何が出題されるか分からない一般知識や、記述問題もあり、一筋縄ではいかない試験です。ですので、「選択問題」の正答率を引き上げることが重要となります。TACの「答練本科生 上級講義付き」などで、行政法と民法を中心に「過去問集」や答練を繰り返し行う、間違った問題や肢を復習して関連する問題を何度も解きなおすことで、ベースとなる選択問題の正答率を引き上げることができると思います。毎日時間を創って繰り返し、地道に知識を定着させること、それが合格への近道です。頑張ってください!!

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