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I.Fさん
DATA BANK
基礎期(学習開始~8月):約2.5時間直前期(9月~本試験):約3.5時間
仕事を定年退職したのち、少しは触れてきた法令等の知識を体系的に学びたいという思いと、この先の何かの役に立つポテンシャルを少しでも高めておきたいとの思いから、行政書士の資格を目指すことにしました。再就職の仕事(週5フル)もあり、働きながらの環境でした。
行政書士試験自体、初心者で何もわからない状態だったので、独学で学ぶのは時間がかかってしんどいと思いました。行政書士を目指そうと思った時点から試験まで7か月しかなかったことから、効率的に勉強するため、予備校に通うことを考えました。
通うのに比較的便利な立地で、平日夜の時間帯があること、教室講座があること(自分の場合は、通信講座では自分を律することが難しいと思いました)、「自習室」が充実していることなどから、他の予備校とも比較検討して、TACを選びました。
【基礎期】試験までの期間を考えると、2年計画もありと思いましたが、最初からそうするのではなく、今年受かるんだとの思いをもって勉強しました。このため、全体を通じて、短期集中型でTACを全面的に頼りました。
教室講座の場合、とにかくまずは行くことです。極力休まずに、休んだときは、1週間以内に「ビデオブース振替フォロー」などで追いつくようにしました。ノートをきれいに作るのは最初からやめ、自分が間違えやすいところや、大事だと思うところのみ、自分の頭を整理するようにノートしました。たとえば、抗告訴訟の類型ごとに、原告適格や出訴期間、執行停止や第三者効の有無などを表にしました。こういうノートが直前期に覚えるのに役立ちました。 【直前期】自宅のトイレの壁にたくさん貼り紙をしました。テキストや、講師のレジュメの一部をコピーしたり、自分で付箋に書いたものを貼って覚えました。また、通勤電車の中での勉強が集中できて効果的でした。講師のレジュメや、市販書籍の一問一答集が重宝しました。
これら本試験形式の答練を受けることで場慣れすることができ、その効果は大きいと思います。3時間トイレを我慢する練習としても大事です。受けたあとは、小池先生の「オンラインスクーリング」で教えていただいたように、この答練・模試の設問で重点がほぼ網羅されていることを踏まえ、最も大事な教材として、ジャンルごとにまとめて復習しました。
教室講座は、とにかく行く習慣さえつけられれば、勉強のリズムができて効果的です。また、同じ受講生の姿が刺激にもなります。「自習室」の空気も刺激になりました。フォロー制度として、「Webフォロー」「追っかけフォロー」「質問メール」「オンラインスクーリング」、いずれも活用させていただき、重宝しました。特に「質問メール」は、丁寧に答えていただき、感謝しております。小池先生の「オンラインスクーリング」も、定期的にインスパイアされて有難かったです。
「基本テキスト」「過去問集」いずれも基本書としてほぼ網羅されており、これを頼りにしました。「基本テキスト」は、「デジタル教材」で閲覧する時に検索ができて、便利でした。「科目別答練」も勉強の節目になりましたし、「総合答練」や「最終答練」などが直前期の非常に大事な教材になったことは、前述のとおりです。「Webフォロー」の講義もわかりやすかったです。
カリキュラムは、「追っかけフォロー」などのフォロー制度が充実していたので途中入学でも教室講義に追いつくことができ、また「科目別答練」も進捗のタイムキーパーとして有効でした。講師では、西野先生が毎回、全体構成に立ち返って、立ち位置をリマインドしていただけるのが助かりました。また、大事なことは連呼され、本試験で実際に役立ちました。日頃の講義では、レジュメを用意していただき、テキストとの併用で理解が進みました。生活上の具体的なシーンにつながる話が多く、記憶に残るような工夫がされた講義であったと思います。ありがとうございました。
「夏期特訓オプション」の「表で覚える!民法頻出条文」は、民法が苦手だったので、要点がまとまっていて助かりました。
本試験の問題は、ちょっと迷って考えていると、どんどん時間が過ぎていくので、時間切れを最も警戒しました。事前にいくつか試してみて、自分流の解く順番と時間配分を決めておくと良いです。ただ、細かい順番の入れ替えは、マークミスにつながるリスクが高いので要注意です。
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