国家総合職 合格体験記
TACで掴んだ合格
高野 琴菜さん
プロフィール
内定省庁 | 厚生労働省 |
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出身校 | 早稲田大学 法学部 |
コース | 法律区分+教養区分本科生 |
受験区分 | 大卒程度 教養区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
- 中学生の時に貧困に関する本を読んだことが、行政職を意識した初めのきっかけです。その後、大学での学習やそれ以外の経験を通して、幅広い社会課題に対して利益追及抜きに行政という立場からアプローチすることに魅力を感じ、国家総合職を本格的に目指しました。また法学部で法律の勉強をする中で、自分は法律を使う側を極めるより制定する側に関わる方が向いていると感じたことも国家総合職を目指すことに決めた一つの理由です。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
- 3つの理由からTACを選びました。1つ目は二次試験の答案添削や模擬面接が複数回可能だった点です。独学では学習が難しい部分を確実に対策できる点が非常に魅力的でした。2つ目は教養区分、法律区分の両方をTACの教材のみで過不足なく対策することができる点です。2つの区分を合わせると科目数が膨大になるため、両方を同時に扱えるのはありがたかったです。3点目は合格率の高さです。実際に受講しても、合格に必要な情報や講義が十分に揃っていたと感じました。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
- 私が所属していた早稲田校の最大の魅力は、スタッフさんが親身に対応してくださる点だと思います。入学時にコースの選び方を相談した時、また入学後もとても親切に対応していただきました。また大学の目の前に校舎があり通いやすかった点も非常に魅力的でした。講義に関しては、三好講師の数的処理の講義をおすすめしたいです。膨大な系統の数的処理の問題をジャンルごとに分けて汎用性の高い解き方を教えてくださり、非常にわかりやすかったです。教材も非常に理解しやすく復習の際に大変役に立ちました。
- 教養試験対策
- まず一次試験に関しては、数的処理の対策を受講開始からすぐに開始しました。講義の受講と講義で出た問題の解き直しを本番までに何度も行いました。
人文科学、自然科学、社会科学の対策では、テキストと問題集を特に何度も用いました。どちらも要点が短くまとまっているので、問題集で間違えた問題の分野をテキストで復習する、という作業を本番まで繰り返しました。私は数的処理が苦手でそれ以外の科目に関してはある程度予備知識がある状態だったので、社会分野の問題と数式を使う物理の問題以外は高い正答率を出せるよう特に力を入れました。 文章理解に関しては、講義を受講して解き方を学んだ後、毎日少しずつ問題を解くことで記憶を定着させました。数日触れないと感覚を忘れてしまうので、特に本番直前は日を空けずに演習を繰り返すことをおすすめします。 二次試験に関しては、講義を受講して基礎知識を身につけた後は、TACの模擬面接等を活用して実践で練習を積みました。また想定問答集の作成も行いました。また自主ゼミも活用し、できる限り多くの人と面接や企画提案に関して意見交換をしました。政策課題討議に関しても、TACの模擬政策課題討議で感覚を掴みました。
- 論文試験対策
- 講義を受講するほか、答案添削サービスを活用して客観的な視点からのフィードバックを複数回頂き書き直しを行いました。文意が伝わりにくい点や論理展開が飛躍している点等、自分1人では気づくことのできない点を多く指摘して頂き、受講前より説得力ある論文を書くことができるようになったと感じます。講義で扱ったものの文章化しなかった問題に関しては、構成だけを記述し解答と比較することで、記述する内容や順番を確認していました。また講義では論文試験の基本的な解答の仕方のほか、論文試験で扱われる問題の背景知識も多く教えてくださりました。
- 面接・官庁訪問対策
- 面接に関しては、TACの模擬面接を活用し、面接カードのブラッシュアップと面接の受け答え内容、態度等の改善のために多くのフィードバックを頂きました。 官庁訪問対策に関しては、内定者ゼミで実際の内定者の方がどのように対策をされていたのか、官庁訪問はどのような様子なのかを伺いました。また志望省庁の局ごとに政策と疑問点をノートにまとめていました。TACの面接・官庁訪問対策テキストは非常に多くの情報を載せてくださっているので、最大限活用することをおすすめします。
- これから受験する人へアドバイス
- ・数的処理はできるだけ早く手をつけ、少しずつでいいので毎日続けられると良いと思います。
・余裕を持って対策することが何よりですが、ギリギリになってしまっても諦めずに取り組みましょう!私の場合は教養区分一次対策がかなり直前になってしまいましたが、何度も演習をした結果なんとかなりました。
・教養区分二次対策や官庁訪問対策は、はっきりとした正解があるわけでもなく、臨機応変な対処が必要なこともあるので特に難しいと思います。とにかく実践で経験を積むことと他の人の意見を沢山聞くことが重要だと思うので、TACの模擬面接等の講座や自主ゼミを活用して何度も練習すると良いと思います。 ・試験や官庁訪問はどれも長丁場なので、これは試験の解答にも同様のことが言えると思いますが、一つもミスをしないというよりミスをしても受かるくらいの用意をしておくことが重要かなと感じました。また当日に最大のパフォーマンスができるように直前の睡眠や休息の時間の確保も意識すると良いと思います。
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2023年度合格体験記
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