国家総合職 合格体験記
大学生活と試験対策の両立
武田 まゆさん
プロフィール
内定省庁 | 外務省 |
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出身校 | 東京大学 公共政策大学院 |
コース | 政治・国際本科生 |
受験区分 | 大卒程度 教養区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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紆余曲折
元々、海外に住んでいた経験があり、漠然と国連職員を目指していました。その中で、就職か大学院進学か、そのタイミングをどうするか、国連職員を目指すにしてもファーストキャリアをどうするか、等悩んだ末に、大学4年生の春に外務省総合職を目指すこと、そして大学院を受験することを決意し、準備を始めました。国家総合職を目指したきっかけは上記のように色々な選択肢を加味した上での決断でしたが、実際に外務省のイベントに足を運び、職員の方と話す中で、国と国との関係を作っていく職務に強く引かれるようになりました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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充実の教材、親身になってくださる先生方
外務省専門職受験も検討していたため、合格実績が圧倒的だったTACを選びました。最終的には専門職ではなく総合職のコースを受講することにしましたが、その過程でも、TAC入会前にも拘わらず非常に親身に相談に乗っていただきました。入会後も、TACの教材や過去問、模試を活用することで非常に効率的に勉強を進めることが出来たと感じています。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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アットホームな校舎、圧倒的な情報量!
TACは校舎によってカラーがかなり異なりますが、早稲田校の特徴として、取り扱う資格が多くないぶん校舎の人数が少なく、大学生が多いことが挙げられます。だからこそ、自習室や休憩室が混み合ってしまうことも少なく、勉強に集中できる環境が整っています。また、講師やスタッフの方々をはじめ、国家総合職に詳しい方に色々と相談に乗っていただけるところもおすすめポイントです!
- 教養試験対策
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期間を考えた対策
大学四年生の春に対策を始めたため、運動会の部活の執行代・大学院入試・卒論執筆と公務員試験対策のすべてを両立させる必要がありました。試験対策に時間がかけられないぶん、院試や部活の忙しいシーズンと重ならない三ヶ月程度の期間に集中して勉強を行いました。数的処理は苦手な上に配点が高かったので早めに対策を開始し、問題集の重要と思った分野を数周解きました。他の科目についても授業を聞く時間は無かったので、まず問題集を解き、その上でわからない部分の知識を参考書を使って補完する形式で勉強を進めました。
- 政策課題討議対策
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練習できる場を有効活用
民間就活をあまり行ってこなかったこともあり、教養区分の二次にはかなり不安がありました。TACでは、夏休みから「プレ模擬政策課題討議」「模擬政策課題討議」など対策イベントが開催されるため、それらの機会を活用し、グループディスカッションの練習を重ねました。また、TACでは生徒同士が集まって自由に練習できる場があり、そのような会にも何度か参加し、不安を払拭した状態で本番の試験を迎えることが出来ました。
- これから受験する人へアドバイス
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自分を信じて
国家総合職、そして外務省を目指すにあたって、つい「私には無理だ」と躊躇してしまう場面はたくさんありました。実際、そう思っていたからこそ、目指すことを決断するまでに時間がかかり、大学4年生から勉強を始め、大学院1年で官庁訪問というイレギュラーなスケジュールになりました。しかし、不可能に思えたことも勇気を出して取り組んでみたからこそ、自分の人生をかけてやりたい仕事に出会うことが出来ました。TACには、自信がなかった私にも根気よく付き合ってくださった先生方がいます。皆さんが自分を信じて、本当にやりたい仕事に向かって進んでいけるよう、応援しています!