国家総合職 合格体験記
自分を信じる
井上 舞香さん
プロフィール
内定省庁 | 外務省 |
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出身校 | 早稲田大学 国際教養学部 |
コース | 政治・国際本科生 |
受験区分 | 大卒程度 教養区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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留学中の経験
私は留学中にウクライナ侵攻が起き、その時に抱いた日本の現在の安定を守りたいという想いを実現するために、多様な外交ツールを持つ外務省への入省を志しました。TACに入る際は、どちらにするかはっきり決めていたわけではありませんでしたが、専門職志望から総合職志望に変えるのは難しいと判断し、総合職志望にしました。その後、外務省の説明会やイベントに参加するなかで、自分のやりたいことを実現するには総合職が向いていると考えるようになり、専門職との併願はしませんでした。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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ロケーションと実績
一番の理由は大学から近かったことです。わざわざ遠くの校舎に行かなくてもよかったので、講師との相談やTACで行われているイベントにも多く参加することができ、大学に行くと必ずTACが目に入るのでモチベーションにもなりました。また、始める前の相談の際にカリキュラムを丁寧に説明してくださったことと、圧倒的な実績を持っていることも安心感につながりました。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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個人面談の重要性
早稲田校の担任の先生には大変お世話になりました。試験勉強の進め方のアドバイスだけでなく、自己分析や志望動機についてもたくさん相談に乗っていただきました。私は特に始めたのが遅く、勉強が全く追いついていなかったのですが、アドバイスのおかげで、無駄に焦ることなく勉強を進めることができました。また、個人面談で自分の特性や経験を新たな角度から見直すことができ、ここで考えを深めたことが面接にも活きたと考えています。
- 企画提案試験対策
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友人との対策会と模擬試験
今までに経験したことのないタイプの試験だったので、準備をどうするべきか戸惑いました。一人では何をしてよいのか分からなかったと思うので、一次試験が終わった後にTACで出会った友人と対策ができてよかったです。与えられた資料についての情報を交換したり、実際に企画を作ってお互いに意見を言い合ったりしたことで、思考が深まりました。また、先生を相手に模擬企画提案をしました。友人同士では再現できなかった緊張感を体感することができ、良い練習になりました。先生からいただいたフィードバックをもとに、考えをブラッシュアップして実際の試験に臨みました。
- 面接・官庁訪問対策
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個人面談と自主ゼミ
個人面談が非常に役に立ちました。前述のとおり、自己分析や志望動機についての相談をしていました。先生は私がうまく言語化できない部分をうまくくみ取ってくださったので、個人面談を活用してよかったと思っています。また、面接カードの書き方のポイントも教えていただき、非常に役立ちました。TACの自主ゼミも活用しました。面接カードはできるだけ多くの人に見てもらった方が、論理構成の粗を見つけやすいと思ったので、他省庁を志望している人にも見てもらいました。また、他の人の面接カードを見ることで、自分の面接カードを俯瞰的に見ることができました。TACでは普段面談をしている先生以外とも面接の練習ができ、実際の面接の雰囲気を疑似体験できました。
- これから受験する人へアドバイス
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自分を信じること
国家総合職試験のプロセスの中で、周りを見て、焦ったり不安になったりすることもあると思います。私も民間就活を終えていく友人たちや優秀な志望者を見て、自分に自信が持てなくなり諦めそうになったこともありました。ですが、至らない点がある一方で自分が努力して得たものや、経験してきたこと、考えてきたことがあることも事実だと受け止めることで、自分を信じることができるようになりました。皆さんも周りと比べすぎず、自分がやってきたことを認めて、自信をもって試験や面接に臨んでほしいです。