国家総合職 合格体験記
将来のために今できることを
M.Aさん
プロフィール
内定省庁 | 厚生労働省 |
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出身校 | 早稲田大学 文学部 |
コース | 2年法律本科生 |
受験区分 | 大卒程度 教養区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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ひとりひとりの生き方が尊重される社会へ
元々、子どもが好きで、中学時代に職場体験で保育所に行った経験と、待機児童問題への興味をきっかけに、子育てや働き方の問題に対して強い関心を抱くようになりました。家族の形が多様化する中で、あらゆる環境下において安心して子育てができることは多様な生き方の尊重にもつながると考えました。子どもや子育て世帯に限らず、広く、「ひとりひとりの生き方が尊重される社会」の実現を目指し、今抱えている問題を解決するには、分野横断的なアプローチと大きな影響力が必要であると考え、国家総合職を志望しました。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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講座形式と交流の機会
私は通学の2年コースで受講していたのですが、1年目に受けた数的処理や憲法などの講義と同様の講義を2年目にも受けることができ、よい復習になりました。また通学コースの場合、ビデオ講座も視聴できるため、予定に合わせて対面とビデオを選ぶことができたのが便利でした。そのほかにも、自主ゼミを通して他の受講生と交流する機会をもち、2次試験や官庁訪問に向けて勉強会等をすることができ、一緒に志す仲間がいたことはとても心強かったです。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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近さとアットホームな雰囲気
早大生にとっては大学のすぐ近くに校舎があり、大学の講義の後に講座を受講したり、自習することができるのでとても便利です。事務の方が親切丁寧に対応してくださり、気軽に相談できるなど、アットホームな雰囲気がとても利用しやすいです。
- 教養試験対策
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コツコツと
先に触れたように、私は2年コースで通っていたのですが、1年目はゆるく受けていました。それでも数的処理は(民間就活をするのであれば)Webテスト対策にもなるという話を聞いていたので、受講後に教材を復習したり、時々問題冊子を開いて解いたりしていました。その分2年目の講義は理解しやすく、問題演習をコツコツと続けることで、大学3年の夏前に本気で教養区分を目指そうと思うことができました。
- 面接・官庁訪問対策
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本番を意識して
教養区分の2次試験前や官庁訪問前はTACや大学の面接練習を利用したり、自主ゼミなどで知り合った友人と勉強会をしていました。机に向かって対策を練る時間も大事ですが、誰かに自分の考えを言葉で伝える練習をすることや他の人の考えに触れて視野を広げることを大事に過ごしていたと思います。
- これから受験する人へアドバイス
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「強い思い」と「つながり」
内定まで過ごした日々を振り返り、思うことが2つあります。1つ目は、筆記試験の学習を始めてから内定までは長い道のりであるということです。筆記試験などを突破して最終合格することはゴールではなく、官庁訪問を受けるためのスタートラインです。その長い道のりを乗り越えるうえで、なぜ国家総合職として働きたいか、省庁に入ったらどんなことをしたいかを考え、その思いを持ち続けることが大切だと思います。2つ目は、つながりの大切さです。TAC・Wセミナーに通うことで、筆記試験に向けた学習はもちろん、人事院面接や官庁訪問の対策方法を学び、練習することができました。特に試験や面接の当日の流れなどについては分からないことも多いので、事前に知ることができよかったです。また、内定者の方に相談させていただいたり、同じ志をもった友人たちと知り合い、切磋琢磨しながら対策ができたことは、自分にとって重要だったと感じます。