よくあるご質問 - FAQ
Wセミナーはみなさんの疑問・質問に答えていきます!
国家総合職を目指すにあたって、いろんな疑問・質問を抱えていることと思います。ここでは、みなさんからの疑問・質問を「よくあるご質問」としてまとめました。Wセミナーは、みなさんの疑問・質問にトコトン答えていきます!是非、疑問・質問を解消して、気持ちよく国家総合職に向けた学習をスタートさせてください!
受講前のご質問
- 国家総合職とはどんな職業ですか?
- 国の機関で働く公務員の中でも、特に幹部候補生として政策決定等に関わる仕事をする人々を指します。国家総合職では短期スパンで部署を異動するため、あらゆる政策に精通すること、すなわちジェネラリストになることが求められます。
- 倍率が高いので見込みがあるのか不安です。
- 国家総合職春試験は、他の職種の公務員試験に先駆けて行われます。そのため、他の公務員(国家一般職や特別区、地方上級職など)を目指している受験生も模試感覚で受験するのが現状ですので、実質倍率としてはもう少し下がります。国家総合職試験に照準を合わせた勉強をしていればそれほど合格は難しくはありません。
- 採用のプロセスが分かりにくいのですが…
- 国家総合職試験合格=採用ではないのが大きな特徴です。 秋に行われる教養区分試験に合格する、又は春に行われる本試験を突破することで「官庁訪問」をする資格が得られます。官庁訪問で自分の志望する省庁に訪問して面接を受け、採用されるという流れになっています。
- 学部による有利不利はありますか?
- 国家総合職試験は「院卒」「法律」「経済」「政治・国際」、その他理系の複数の区分が用意されており、大学で学んだ内容に応じて区分を選択して受験することができます。また、初学者でも自分の興味に合わせて講座を受講いただくことで無理なく合格に到達できるカリキュラムが用意されています。
- 英語試験の活用について質問なのですが、何年度以降に取得したものしか認められない、といった制限はあるのでしょうか?
- 試験実施年度の4月1日からさかのぼって5年前の日以後に受験したスコア等は加点措置が取られています。加点対象となる試験のスコア等は以下のリンク先をご覧ください。
- 秋の教養区分の試験は、院卒も大卒程度で受けるという認識であっていますか?
- あっています。教養区分は大卒程度試験ですが、院卒の方も受験が可能です。なお、教養区分受験生向けの冬の官庁訪問(夏の官庁訪問とは異なり、採用のある省庁が限られます)でも、事務官・技官両方の採用があります。
- 国家公務員試験は合格後3年有効とのことですが、仮に4年生の時に大卒区分に国家公務員試験に合格したとして、有効期限の最終年である大学院修士2年の際に官庁訪問に挑み、院卒業後に官庁に就職といったことも可能なのでしょうか?
- 先に最終合格しておき、最終合格の有効期間内に官庁訪問して内定を取ることは可能です。最終合格の有効期限内であれば、大学院に進学した後や留学後に官庁訪問して内定を獲得することができます。なお、2023年度試験より最終合格期限が延長され、春試験は5年間、秋試験は6年6ヵ月となりました。詳しくは国家総合職 試験制度変更を解説をご参照ください。
- 区分を選ぶ基準はありますか?
- どの区分で受験されるかは勉強内容との相性で決めていただくのが一番かと思います。また、過去の試験問題を見て「一番点数が取りやすそう」な区分を選びましょう。TACでは文系の方については法律、経済、政治国際、教養の全区分についてコースを開講しておりますので、TAC校舎での体験入学をご視聴、あるいはHPの動画チャンネルで講義を視聴いただき区分をお選びください。
- 文学部の学生に有利な試験区分は存在しますか。
- 区分によって有利・不利はありません。過去の試験問題を見て「一番点数が取りやすそう」な区分を選びましょう。法律区分は法学部、経済区分は経済学部のみということはございません。文学部、外国語学部、人間科学学部など全く関係のない学部からの合格者も多数いらっしゃいますのでご安心ください。詳しくは合格体験記をご参照ください。
- 国家総合職試験に向けて大学1年生のうちからできることはありますか?
- 大学1年生の2月から講座が開講します。それまでは学生生活に力を入れていただくことをお勧めいたします。大学の単位をしっかり取っておくことが必要ですし、国家総合職はリーダーシップや調整能力が求められる仕事ですから、サークル、部活動、ボランティア、留学などご自身の興味ある分野の活動にも力を入れて様々な経験を積んでおきましょう。ここでの経験は人事院面接や官庁訪問にも話のタネとして活かすことができます。
- 現在、大学2年なのですが、2年生のうちにやっておいたほうがいいことやオススメの講座などはございますか?
- 2年本科生や1.5年本科生をご受講いただくことで学習の負担が減り、受験を有利に進めることができます。また、2年生の場合は、並行して学生生活にも力を入れていただくことをお勧めいたします。国家総合職はリーダーシップや調整能力が求められる仕事ですから、サークル、部活動、ボランティア、留学などご自身の興味ある分野の活動にも力を入れていただくことをお勧めしています。
- 3年から全くの初学者でも十分に間に合いますか?
- 受験生の多くが3年生または2年生から試験対策を始めることからわかります通り、全く問題なく最終合格、内定を獲得いただけます。文学部など全くの初学者の方が合格されておりますので、詳しくは合格体験記を参照ください。
- 文系です。法学部や経済学部に属しているわけではないのですが、それは試験を受ける際にマイナスになるでしょうか。
- 1受験時の得点のみが評価対象となるため、これまでの経歴は全く関係ございません。また、法律区分は法学部対象、経済区分は経済学部対象ということはございません。事実、過去に文学部、外国語学部、人間科学部など区分とは全く関係のない学部の合格者も多数いらっしゃいますのでご安心ください。
- 政治・国際区分の合格者が少ないのは、受ける人自体が少ないということですか?それともかなり難しいのですか?
- 政治・国際区分は合格者数が少なく感じられますが、国家総合職専願の層(政治学や国際関係を専攻し、本気で受験される層)の受験者数と合格者数との割合は、他の区分と大きくは異なりません。 政治・国際区分は試験科目のラインナップが似ている点から、国家一般職や地方上級との併願層が厚く受験者数が多くなるため、そのように感じられます。 政治・国際区分は、国家総合職「専願」で受験される層の絶対数が少なく、採用予定者数が少ないことから難易度が高く感じられますが、実は他の区分と合格率は大きくは異なりません。
- 春試験と秋試験のどちらを受けるかはプレゼン等が得意かペーパー試験が得意かどうかなど個人の特性によって決めるということですか。どちらを受ける人が多いのでしょうか。
- 春試験の方が合格者数が多いため、春試験を受験される方の方が多いです。ただし、春試験の教養科目対策が秋試験でそのまま使えるため、併願受験される方が多いです。両区分共に受験要件はないわけですから、単純にチャンスが増えると考え、両区分を併願されることを強くお勧めします。
- 就職時の点数で昇進限度が決まると聞きました。本当でしょうか?
- 試験合格時の点数が入省後の昇進に影響するかは否かは、昇進の基準が一般に公開されていないため不明です。ただ、国家総合職員は入省後2~3年で様々な部署を異動しながらキャリアを積んでいきますので、「やる気」や「入省後に身に着けた能力」をPRできる場面は多々あると言えるでしょう。 学生に求められる能力と、社会人に求められる能力は異なります。スタートラインはあまり気にせず、入省してからが本当の勝負だと思って頑張りましょう。
- 大学の部活動と予備校を両立することは可能ですか?
- 部活動、サークル、バイトをされている方は、記述試験の対策などで勉強が忙しくなる大学3年12月まで続けられているケースが目立ちます。
国家総合職試験 理系区分について
- 理系なのですが、総合職と一般職の違いをできるだけたくさん教えてください。
- 《業務内容》
総合職:データから国民のニーズを読み取り、省庁が取組むべき仕事を考え作り出す
一般職:総合職が作り出した仕事を全国に広め、実行・調達する・データを集計する
《職場》
総合職:霞が関の本省勤務。場合によっては他省や海外大使館への出向もある
一般職:本省勤務は少数で、地方出先機関での勤務が多い
《キャリア》
総合職:2~3年毎に昇進。次官級や局長級への出世もある
一般職:最終キャリアは課長補佐か課長級までが一般的
なお、省庁によりミッションが異なるので一概には言えませんが、技官と事務官の仕事が極端に大きく異なることはありません。事務官での総合職と一般職の違いはこちらをご参照ください。 - 現在理系で2年生なのですが、TACの講座を受講するなら3年生からのほうがいいですか?
- 学習は早い方で大学1年の2月ごろから始められていますが、2年、3年のどちらから始めていただいても問題ございません。早期学習のメリットは学習の負担(密度)を軽くできること、併願先を増やせることなどがあげられます。
≫国総 技術職本科生 - 技官と事務官の昇進速度の違いや給与格差はありますか。
- 昇進の速度や最高ポストに差が生じるケースが多いのが現状です。 例えば、各省庁の最高ポストである事務次官には、国土交通省や文部科学省など一部を除き事務官が就任するのが通例となっています。対して技官は各分野の局長級ポストが最高となるケースが多いです。ただ、抱える技官の数が多い国土交通省の場合、事務次官の他にも次官級ポストの「技監」が置かれるなど、他省庁と異なるキャリアルートが用意されるケースがあります。
- 今まで薬学部など6年生学部出身の方で、受験された方はいらっしゃいますか? そのような場合、5年生で受験される方が多いのでしょうか。
- 受験された方はいらっしゃいます。国家総合職試験は年齢要件さえ満たしていれば学歴に関係なく受験いただけます。 受験のタイミングについては、学部の最終学年の春に受験されるケースが多いです。 区分の選択については、薬学部の方の場合、専門分野を活かすなら「生物・化学・薬学区分」がおすすめですが、受験戦略上、採用予定数が多く、工学の基礎(数学・物理)が多数出題される「工学区分」を選択する方法もあります。
併願について
- 併願先として多いの公務員はどこですか?
- 国家一般職や特別区、地方上級公務員を併願する人が多くなっています。受験科目として重複するものが多く、国家総合職のレベルに照準を合わせて勉強をしておくことで他の公務員のレバルをカバーできることから、負担の少ない併願方法としてこれらの職業が挙げられます。
- 国家公務員と地方公務員の併願というのはよくあることなのでしょうか。
- 就職先の確保という点からよくあるケースといえるでしょう。国家総合職試験受験生の場合、試験の類似性から東京都庁(Ⅰ類B)などを併願されるケースが多いです。また、希望する省庁を狙うため外務省専門職員の試験を併願されるケースがございます。
- 国総を目指す受験生は民間との就活をどのように並行させているのでしょうか。
- TAC・Wセミナーに通われている方の場合、国総を受験される方の4割程度の方が民間と併願されています。併願先は志望省庁に近い業界が中心となり、訪問者数は5社程度になる方が多いようです。外務省志望者であれば、商社や外資系企業など、国土交通書志望者であれば、不動産、鉄道といったケースが目立ちます。
TAC・Wセミナー国家総合職講座について
- 大学1年生でも加入できるコースはありますか?
- ございます。大学1年生から法律区分を目指す方向けの3年本科生や外務省志望の方を対象とした外交官入門講座をご用意しております。
≫3年本科生
≫外交官入門講座 - 面接対策、専門科目の記述対策がどれぐらい充実していますか?
- 模擬面接は枠の許す限り、何度でも受けていただくことができます。また、記述対策については本試験予想問題である答練や模試が充実しており、同じ問題について何度でも添削させていただきますので、初学者の方でも十分に合格レベルに達することができるようになっております。
- 受講料を分割払いすることは可能でしょうか。
- 教育ローンをご用意しております。月々お支払いただける金額に合わせてお支払回数をお決めいただけます。詳しくはTAC校舎窓口、フリーコール(0120-509-117)にてご相談ください。