社会保険労務士試験 合格体験記|岡 美菜巳さん
実務との結びつきが見える講義で、楽しく学習できました。
岡 美菜巳さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生:Web通信講座 |
得意科目 | 雇用法 |
不得意科目 | 労災法 |
1週間の平均学習時間(導入期~基礎期) | 20~25時間 |
1週間の平均学習時間(直前期) | 20~25時間 |
- 社労士を目指すようになったきっかけ
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人事ではありませんが、前職で新人研修を担当しており、そこから働き方・労務管理に興味を持ちました。せっかくならしっかり専門性を持って取り組みたいと考えたこと、今後も働き方改革などで士業の中でも将来性があると感じたことから、社労士を目指すようになりました。
- TACを選んだ理由
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Web上で岡根先生の講義を体験受講し、暗記ではなく「法律の勉強」を行うという姿勢に感銘を受けたからです。実際に受講してからも、講義自体がとても興味深く、最後までモチベーションを保つことができました。
- 講義編の時期の学習方法
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テキストの予習→講義→復習→一問一答の問題集→実力テストを行っていました。
予習は、テキストにざっと目を通して疑問点を書き込んでいき、講義で疑問点を明確にしながら内容を細かく書き込んだり追加を行いました。復習では、書き込んだ内容と照らし合わせながら理解を深められるよう取り組んでいました。
初学かつ勤めながらの学習でしたので、ペースが狂うとすぐにやらなくなってしまいます(笑)。TACの講義スケジュール通りに進捗するように、上記のことを習慣化するということを意識していました。
- 直前編(答練)の時期の学習方法
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講義編の受講が全て終わったのが私の場合は5月でしたが、アウトプットが足りない中で本番まで時間もないので、「選択と集中」を意識していました。
社労士試験はみんなができる問題を落としてはいけないので、択一式対策は他の受験生も触れるであろう過去問と模試の復習に集中しました。また通勤の電車内で、選択式対策と基本知識の定着として重要語句チェックBOOKを繰り返し行なっていました。
模試はTAC模試の2回しか受けていませんが、やみくもに受けまくるよりも、一つ一つの問題で、論点は何なのか・何が自分は理解できていないのか・関連する重要な法律や条文は何か・何とよく比較されるのか…等々、答えを覚えるのではなく別の問題でも通用するような力をつけることを意識していました。
- 学習を続けるのが苦しい時期やスランプの経験など
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模試では選択・択一科目のどちらでも足切り科目多数、総合点でも箸にも棒にもかからない状態で、いつもD判定だったので、本番を考えると非常に苦しかったです。ただ、その時も本番まで何があるかわからない!という気持ちを持つこと、また同時に、変に一発合格を目指しすぎると逆にプレッシャーになってしまうので、今の勉強は2年目にもつながるという思いで、絶対に勉強をやめたりペースダウンをしないことを心がけました。
- TACを受講して良かった点
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何より岡根先生の暗記ではなく「法律の勉強」をするというスタンスがとても興味深く、自分と合っていたと思います。試験前はもちろんプレッシャーもありましたが、1年間とても楽しく学習が出来ました。法律の背景や横断的な勉強をしていると、社労士事務所に勤める中で実務との関連性も見えてきて、アシスタントという立場ながらも顧客により良い提案ができるようになりました。
教材についても、デジタルテキストがあったので、タブレットでいつでも確認できるのがとてもありがたかったです。手軽にどこでも勉強できる環境を作ることができました。
- 全国模試を受験して良かった点
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模試では選択・択一科目のどちらでも足切り科目多数、総合点でも箸にも棒にもかからない状態でいつもD判定でしたが、逆に今の自分の立ち位置と本番までに何が足りないのかが明確になって良かったです。
- フォロー制度の活用法
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デジタル教材サービスはとてもよく利用させてもらいました。重い紙のテキストを持ち歩く必要もなく、過去問を取り組んだときになんだっけ?と思ったポイントを調べていました。また、検索を使うことで各法律ごとに審査請求や罰則など混同しやすいところでどのような記述をされているのかを効率的に比較することができました。
- 社労士資格をどのように活かしていきたいか
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既に社労士事務所に勤めているため、今後は資格保持者として現在の事務所でより仕事の幅を広げ、労務相談や就業規則の作成など、顧客に価値を還元できるように努めたいと思っています!
- これから学習を始める方への応援メッセージ
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社会保険労務士試験は基準点も厳しく特殊ではありますが、勉強自体は自分自身・周囲の人に対しても非常に役に立つものですし、ただの暗記ではなく、しっかり本質を理解することで、とても興味深く続けられるのではないかと思います。よく社労士試験は諦めなければいつか合格する試験と言われますが、本当にその通りだと感じています。私も本番までずっとD判定続きでしたが、本番では何が起きるかわからないので、ぜひ諦めず継続していってください!応援しています!