社会保険労務士試験 合格体験記|稲村 満さん
無理のないカリキュラムで、体系的な知識が身につきました。
稲村 満さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生Basic:Web通信講座 |
得意科目 | 労基法 |
不得意科目 | 労災法 |
1週間の平均学習時間(導入期~基礎期) | 20~25時間 |
1週間の平均学習時間(直前期) | 25~30時間 |
- 社労士を目指すようになったきっかけ
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取引先の社労士と揉めたことがきっかけです。どちらに問題があるのか分からず、知識的な裏付けが欲しいと思ったものです。
- TACを選んだ理由
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簿記やBATICでお世話になったので、TACなら間違いないと思って申し込みました。Web講義でしたが、家の近くに新宿校があり、いざとなれば教室を選ぶことができるのも選んだ理由の一つです。
- 講義編の時期の学習方法
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とにかく岡根先生のWeb講義を配信日には必ず再生し、演習問題と教科書を愚直に突き合わせました。予習は時間的にあまりできませんでしたが、Web講義は分からないところを何度でも聞き直せるので、疑問点を残すことがありませんでした。実力テストや科目別答練は、実践的な論点が網羅されていたので、繰り返し解き直すことで記憶の定着に役立ちました。
- 直前編(答練)の時期の学習方法
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土日は7:00から22:00まで連続で集中勉強しましたが、やはり息抜きがないと体が持たず、平日は2日ほど全く教科書を開かない日を意識的に設けました。
模試の結果が振るわず、かなり精神的に追い詰められましたが、全ての答練・模試を5回繰り返せとの岡根先生の言葉を信じて、ひたすら解き続けました。○×問題に慣れていると五肢択一を解くことができず、この感覚をつかむのに時間がかかりましたが、一度コツが分かると精神的に楽になりました。
- 学習を続けるのが苦しい時期やスランプの経験など
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10カ月を同じペースで続けることは難しく、やはりいかに緩急をつけるかだと思います。模試の結果が悪かった時は、もうやめてしまいたいと思ったこともありましたが、最後は岡根先生の、自転車の話、喫茶店の話、あながちにの話で心を奮い立たせました。
- TACを受講して良かった点
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岡根先生の小手先のテクニックに走らない本質を突いた講義と、ポイントが凝縮された教科書は、TACを受講して本当によかったと思う点です。カリキュラムは、たぶんオーソドックスなものだとは思いますが、労基法から始まって厚生年金まで一歩ずつ積み上げていくので、無理なく体系的な知識を身につけることができました。Web講義は大変すばらしく、再生速度を自由に変えられるのもよかったし、時間と場所に縛られないのは社会人には非常に助かりました。
- 全国模試を受験して良かった点
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難易度が高く、どちらもD判定で落ち込みましたが、そこから立て直すきっかけとなりました。
- オプション講座を受講して良かった点
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ポイントが網羅的にまとまった教科書は、最後の追い込みに役に立ちました。
- フォロー制度の活用法
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講義で分からない点は、都度質問メールができました。60回の回数制限があると、最初のうちはどれくらい質問があるか分からず、心理的に質問がしづらいので、無制限でもいいかと思います(たぶん60回以上質問する人はあまりいないのでは)。
社労士マイトレは、電車の中で大変役に立ちましたが、UIの面で他社のアプリに比べると使いにくいと思いました。講師レターにもずいぶん助けられました。
- 社労士資格をどのように活かしていきたいか
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労務管理、社会保険に関する法令を体系的・網羅的に学ぶことは、企業の管理部門でも非常に役に立つと思います。退職後の進路についても、選択肢を広げることができました。
- これから学習を始める方への応援メッセージ
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この心、あながちに切なるもの、遂げずということなきなり、です。