2024年度 公務員講座 合格者の声
TACの教材、講義での対策だけで複数合格！
岡安 咲良さん
Profile
| 最終合格先 | ●埼玉県 ●特別区Ⅰ類 ●財務専門官 |
|---|---|
| 出身校 | 中央大学 文学部 在学中合格 |
| コース | 2年中大本科生Plus |
| 受講校舎 | 立川校 |
| 入学年月 | 2022年8月 |
| 民間就活経験 | なし |
| 最も力をいれた科目 | 民法、数的処理 |
- 公務員を目指したきっかけ・理由
- 私が公務員を目指した理由は、安定した職業でありながら社会的な影響を与えられる仕事であることに魅力を感じたからです。３,４つほど試験を併願しましたが、どれが第1志望などはなく、どれもやってみたいと思ったからでした。
- TACを選んだ理由・よかったところ
- 大手予備校で、実績もあることや、大学の近くにあるということからTACを選びました。また、Webで講義を受けられるという所も魅力的でした。私は、家の近くにはTACがなかったことや、講義を一時停止してメモしながら聞きたい派であったことからWeb講義は便利だと思いました。
- 択一試験対策
- とにかく他の教材には手を出さずにTACの教材を何周もして完璧に近づけることが大切だと思います。
⦿教養科目は一般教養である数的処理と文章理解の割合が多いため、それらに力を入れるとよいと思います。ただ、文章理解は、大学受験の対策の積み重ねがあれば、そこまで力を入れる必要はないと感じました。実際私もあまり時間を費やしませんでした。一般知識科目は物理や日本史など範囲が広すぎるため対策していて不安になると思いますが、「自分が解けないものは周りも解けていない」と考えると気が楽になると思います。そのため、一般知識は手を広げすぎずTACのカリキュラム通りに対策するのがよいと思います。ただ、オンラインの人は忘れずに一般知識の講義を受ける前に「傾向分析講義」を必ず見たほうがいいと思いました。ここでは、範囲の広すぎる一般知識の中で見るべき講義を厳選してくれていて、無駄なく効率よく学習するための指針になると思います。数的処理は、やはり本番は時間内に終わらないと思うので、解ける問題を確実に解くということが大切だと思いました。
⦿専門科目は民法、行政法、憲法など法律科目や、政治学、社会学などの政治学系科目は問題集の過去問チェック⇒該当の問題集の順番で復習していました。問題集の過去問チェックはインプット学習に最適だと思います。ミクロ経済学、マクロ経済の経済科目は過去問チェックでなく、問題集でひたすら復習していました。計算も多いので、問題集で繰り返して解き方を覚えるようにしていました。
⦿暗記系は直前期は軽いまとめを作りました。やはり科目も範囲も膨大なため、抜け漏れが怖いと思ったからです。そのため、直前期に問題集を復習する際に、一目でみて短時間で復習できるようなまとめを軽く作りました。例えば、ミクロ経済・マクロ経済の公式や解き方などを一覧にしてまとめたり、社会学などは覚えやすい語呂合わせとセットでまとめたりして短時間で復習できるよう工夫しました。私は、紙でなくiPadのグッドノートアプリを使っていました。その方が一度書いたものの配置が自由に変えられてストレスがないからです。私は時間があるときに重たい問題集をスキャンして軽いタブレットに取り込み、2時間ほどの通学時間も数的処理も含め問題集を解いて、時間を活用していました。
- 論文・専門記述対策
- 教養論文対策は、私は先に模範解答を見たり、インターネットで調べたりして十分に情報収集をしてから書きました。その方が効率がいいと思ったからです。受験前年12月ごろから対策をはじめました。特別区も受ける予定だったので、特別区のオプション講座も受けてたくさん練習しました。
専門記述対策は、私は法律科目の憲法のみ対策していました。講義で配られる教材の厳選25論点と、模擬試験で出た論点を集中して学習しました。択一対策で忙しいと思うので、とりあえずはそれを確実にしました。余裕があるときにたまにテキストにある他の論点も見ました。東京都庁以外は、専門記述は合否にあまり左右しないと新谷先生も仰っていたため、足きりにならない程度にし、記述より択一の対策に力を入れました。
- 面接試験対策
- とにかく面接復元シートに情報が詰まっています。面接復元シートを見て、想定される質問への自分の回答を1問１答式でまとめていきました。私は予備校が家から遠く、基本的にWebで学習していたため、面接復元シートがオンラインでも見ることができる所が便利でした。想定質問への回答を考えた後は模擬面接で練習を重ねました。模擬面接の予約は、更新されてから時間が経つと満員になってしまうので、更新されると同時に予約すると予約が絶対にとれて安心です。また、模擬面接中は録音しておくのも良いと思います。自分の応答の仕方も確認できることや、模擬面接の先生からのたくさんのアドバイスをメモしきれないということも防げるのでおすすめです。
- TACの教材の活用法
- TACの問題集（過去問）は、問題ごとに対応の試験種（区、都、国般等）が書いてあるのでそれを活用するのがよいと思いました。私は特別区の試験の直前期は、特別区対応の問題だけを何度も繰り返して最後の復習をしました。公務員試験は試験種ごとに問題の傾向が異なることや、特に特別区試験は過去問の焼き直しが多いため、この方法は効果的だったと感じています。また、とくに民法や行政法などの暗記科目は問題集の「過去問チェック」を何周もして、インプットしました。
とにかく、TACの教材を完璧にしていくことが大切だと思いました。私は本当にTAC予備校のテキストしか使っておらず、市販の参考書は1冊も使いませんでしたが、複数から最終合格を頂けました。 また、面接対策の面接復元シートはかなり的中率が高く、面接官に同じような質問をされたので、絶対に見るべきだと思います。
- これから受験する人へのアドバイス
- 講義を講義を受けて軽く復習をしたらすぐにその該当箇所の問題集を解くことをおすすめします。全部一通り対策して完璧にしてから問題集に取り掛かるのでは効率が悪く、「実際に出る形」で定着させるために問題集は次の講義までに終わらせておくのがよいと思います。また、適度にリフレッシュすることも大切です。私は夏休み中一日だけディズニーへ遊びに行くなどして遊ぶこともありました。ずっと学習では息が詰まると思いますので、たまに遊びに行くのも良いと思います。
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