科目別合格戦略 相続税法
相続税法の試験傾向
財産が無償で個人から他の個人に渡った場合に取得した者に課される税金について定めた相続税法という法律の考え方・解釈を学習する科目。試験は理論と計算に分けて出題されますが、国税三法の中で唯一簿記の知識を必要としません。
近年の本試験において、理論問題は難易度こそ高くはありませんが、改正論点を絡めた出題がなされる傾向にあります。また、計算問題では宅地等及び取引相場のない株式の評価を中心に、各テーマにおける基礎論点が問われる傾向にあります。
合格のために身につけること
理論暗記の精度及び計算における基礎力!
すべては土台作りから!
本試験において正答しなければならない論点の中には、ミスが出やすいものが多々あり、そのような論点については、まずは土台を作ることが最も重要になります。TACでは3回転学習を採用し、基礎期において土台となる基本論点をしっかり身につけ、その上で応用論点を習得し、最後に総まとめを行うことで、徹底的な知識の定着を図ります。
相続税法の合格戦略に向けたTACの取り組み
豊富な「財産評価対策」が優位性を生み出す
合否を分ける財産評価を重視した講義!
相続税法の本試験を突破するために重要なことは、いかに出題されている財産を正確に評価できるかです。TACではその点を重視し、財産の評価方法を網羅的に学習するカリキュラムを構築しています。これにより、本試験で初めて出題されるような財産であっても、TACの受講生ならいつもの答練のように、落ち着いて対処することができるため、ライバルに大きな差をつけることができます。
理論と計算の「リンク学習」カリキュラム
相乗効果を発揮できる効率的学習法!
TAC相続税法のカリキュラムは、計算だけでなく理論についても定評があります。これは、理論と計算が体系化されており、理論のみでは理解しづらい部分についても、計算の知識と同時に学習を進めていくことで補完しあい、相乗効果を発揮できるからです。相続税法は理論的な部分が計算の根拠となっているため、相互的に学習していくことが効率的なのです。
本試験を見据え選び抜かれた総合問題
総合計算問題も研究・対策済み!
相続税法では、財産評価という個々の問題を解答できても、総合問題で出題されると問題が解けなくなってしまうということが多々あります。しかし、TACの答練では、学習した財産評価が本試験でどのように出題されるかについて研究し、出題をしています。そのためTACの答練と同じ問題が何度も本試験において出題されています。
TACなら理論と計算の効率的な学習を行うことができ、合格に必要な 知識の定着及び解答力を身につけることができます。
近年の本試験では基礎が問われる傾向がありますが、宅地及び取引相場のない株式は実務的な取扱いも多く出題されています。しかし、TACではそのほとんどをカリキュラムで取り扱うため、無理なく学習することができます。また、理論についても事例問題が出題されますが、演習を通じて「考える」学習を行うことができます。本試験では、TAC の演習と同様の問題が出題されていますので、その的中率に本試験中、驚かれると思います。
相続税法 田辺 佑輔 講師