外交官(外務省専門)合格体験記

後悔だけはしないように最後まで全力投球で

谷 拓明さん

DATA BANK

研修語 フランス語
出身校 ベロイト大学 経営経済学/音楽ダブル専攻 (卒業)
合格年度 2021年度
選択科目 経済学
受験動機

 父の仕事の都合で香港と上海に住んでいた経験があり、中国は経済成長が著しい一方、日本ではあまり見ない貧富の差などの国際社会の問題を目の当たりにするうちに、漠然と「国際的な仕事がしたい」、そして、途上国への支援にも携わりたいと考えていました。その後、米国大学へ進学し、世界各国から学生が集まるコミュニティの中で生活するうちに、「国際社会の中での日本のプレゼンス」をさらに意識するようになり、日本人として世界へ貢献していきたいと思い、また、自分の言語能力を生かせる外務省専門職を志望するようになりました。

TAC・Wセミナーを選んだ理由

 ①圧倒的な合格者の占有率を誇るTACでは、多くの他の受験生と知り合うことができます。私は関西住みで、2ヶ月に1回ほど井能講師がいらっしゃってホームルーム(HR)が行われるのですが、そこで実際に他の関西住みの受験生と話すことができたり、答練期間中もお互いに励まし合ったりしてモチベーションを維持することができました。さらに、2次試験期間中は情報交換が非常に助かり、リラックスして面接に臨めたことも大きな勝因だったと思います。
②さらに、直前期は経験豊富な井能講師が国際法の予想問題を中心にゼミを開いてくれるのですが、なんと今年は国際法2問ともそっくりそのまま井能講師が予想していた問題で本当に助かりました!

海外大生だからこその強み

 私は米国の大学で学習し、日本の大学受験もせず、センター試験も受けなかったので、基礎能力科目は他の人よりも予備知識が少なく、英語での論述に慣れていた自分にとっては日本語で国際法や経済学を1500文字も…と初めは圧倒されました。しかし、TACの講師の方たちのわかりやすく面白い講義や丁寧な添削を通してしっかりと実力と自信をつけることができました。さらに、海外大生であるからこそ外国語試験(1次2次ともに)は大きな強みになりますし、2次試験の面接でも正規留学生として海外大学を乗り越えた経験は大きく評価されます。海外大生だからこその強みが活きる試験だと思います。

経済学のすすめ

 外務省専門職の選択科目として経済学か憲法のどちらかを選択しなければいけません。もちろんすでに予備知識があるならその科目を選べば良いですが、どっちも学習したことがない!という場合、経済学が個人的にはおすすめです。よく「計算苦手だから、、、」「文系だから、、、」という理由で憲法を消去法で選択する人がいますが、高度な数学知識は要りませんし、文理も全く関係ありません。経済学は概念を理解することや慣れるのには少し時間がかかるかもしれませんが、一旦理解すればいくらでも応用がききますし、憲法に比べると暗記量・論述量もかなり少ないです(国際法だけでも暗記量は相当あるので、、、)。また、経済学を選択すれば国総の経済区分にも十分対応することができるので併願先の幅も増えます。さらに、2次試験でも特に経済外交への興味を強調したい方は経済の知識が役に立ってくるので長期的に考えてもおすすめの選択科目です。

計画とメリハリが継続力の鍵

 膨大な暗記量と広い範囲から出題される外務省専門職の試験は、どれだけ途中で投げ出さず毎日コツコツ継続的に学習できるかがとても重要です。そのためには、がむしゃらに1日中勉強漬けの毎日を送ろうと気を張るのではなく、学習の予定をしっかりと立てることが大切です。私はその日にやるべき内容が終わればその日はもう学習を終了して、残りは趣味や友人との時間に費やしていました。周りの受験生が「1日〇〇時間勉強してる」「夜中まで毎日勉強してる」など聞くと自分は勉強不足なのではないのか、と思うこともありましたが、計画通りに進められていたので、自分を信じて学習を進めることができました。メリハリをつけて「学習と息抜き」のバランスをうまく保つことでモチベーション維持しながら継続的に学習することができるはずです!

試験でのヒヤッと経験

 1次試験では基礎能力試験は自分の得点源であり、本試験では過去問・模試の時よりもかなりいい調子で解けてる!と思っていました。普段なら残りの5分くらいは解けない問題は捨てて見直しをするのですが、そのまま調子に乗り、最後の最後まで問題を解いていました。残り1分切った時にようやく見直しし始めると「あれ、回答欄ずれてる、、、?」。人生で一番血の気が引きました。幸い、ズレていたのは2、3問くらいだったいのでなんとか滑り込みセーフで書き直しましたが、試験終了後も「本当にずれていたのはあそこだけだったのか、、、」と死ぬほど不安になりながら次の試験を解いていました笑 本試験では細心の注意を払い、ミスがあっても次の科目では気持ちを切り替えて臨みましょう!!

最後に

 結果として最終合格をいただくことができましたが、「合格か不合格か」という試験で、本当に最後の最後まで不安が付き纏っていました。しかし、1回きりしかない人生、どんな結果になろうと、終わった時に後悔だけはしないように全力投球で頑張ってきたこのTAC・Wセミナーでの受験経験は本当に大きな財産になりました。ぜひ、「外交官になって日本のために働く」という目標を持って外務省専門職試験に挑戦していただけたらなと思います。

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