vol1【18年内定者海外体験記】 ブルンジ
2018年合格者フランス語研修の森口さんです。
日本とアフリカの架け橋となることを目標にしています。
ブルンジの首都ブジュンブラにて
2018年9月11日から23日にかけて、東アフリカのブルンジ共和国に滞在していました。
日本大使館はなく、ほとんどの方が存在を知らない国です。
滞在の目的はブルンジの友人に会うことと、大学院の研究に関する重要人物に会うことでした。
写真はブルンジ与党のNo.3であるゼノン氏と与党の本部でお会いした写真です。
ゼノン氏は現在の与党を創設した6人のメンバーの1人です。
2015年には暗殺未遂にあっており、外国人が会うのはほぼ不可能でした。
一方、信頼できる友人を介してコンタクトを取り、アポを作ることができました。
わずか20分ほどでしたが、私のためだけに時間を取ってくれました。
ゼノン氏とお会いできたのは「来年4月から外交官になる」という肩書があったためです。
研究テーマはブルンジの政治に関することだったため、敢えて話しませんでした。
今思えばゼノン氏と会うための交渉は外交の練習だったのかもしれません。
慎重に言葉を選び、入念に準備しました。
会談ではブルンジと日本の関係について、前向きな話ができました。
大使館がないブルンジでも日本の貢献は感謝されていること、そして今後の関係強化を期待されていることを知りました。
また、在ルワンダ日本大使館の職員にお会いもしました。ブルンジ入国用のビザを取得するため、ルワンダに滞在していました。
知り合いを通じて大使館職員と連絡を取り、ルワンダの首都キガリで会食することができました。
外交官として働くことやルワンダ・ブルンジ情勢について、貴重なお話を伺うことができました。
モチベーションが上がりました。