Vol17【2021年度内定者海外体験記】 イギリス
こんにちは!2021年度関東LAの大和瑞希です。
私は大学2年生の秋から、大学の交換留学制度と、トビタテ留学JAPANの奨学金プログラムを併用し、イギリス中部のバーミンガムという都市に留学していました。半年間は、現地で留学生活を送りましたが、残りの3か月は、コロナで緊急帰国になったため、日本でオンライン受講していました。
さて、みなさんは、バーミンガムという街を聞いたことがあるでしょうか。私は聞いたことがあるような、ないような。。。という感じでした。しかし、よくよく調べてみると、なんとバーミンガムはロンドンに次ぐ第二の都市と言われる街でした(笑)
確かに、ロンドンほどの活気や、華やかさはないかもしれません。しかし、バーミンガムも賑やかな学生の街!と言う感じで、スーパーやレストラン、カフェ、ショッピングセンターなど、何も不便することはありませんでした。日本食もすぐ手に入りました。交通便もかなり発達しています。イギリス料理も美味しいものばかりで、そこは杞憂に終わりました。笑
①イギリスの美味しかった料理
また、通っていた大学は、イギリスで最も美しいキャンパスの一つとしても紹介されることも多いところで、赤煉瓦で統一された歴史が感じられるキャンパスでした。私は法学部に在籍し、契約法、土地法、ジェンダー法、法思想、EU法などなど主に法律科目を勉強していました。法以外は、歴史や哲学の授業も取っていました。イギリスでは、大人数のレクチャー、少人数のゼミが一授業セットになっており、特に各ゼミで出される課題の量と、求められる発言の多さに始めは圧倒されました。しかし、学部の友人や寮のルームメイトたちの献身な助けに救われ、何とか課題をこなすことができました。
②大学のキャンパス
勉強以外では、部活として大学のダンスチームに所属し、毎日練習をこなしていました。留学期間中に、大会選抜メンバーの1人として二度も全英大会にまで出させてもらい、どちらも優勝もできた経験はとても良い思い出になりました。また、日本ではあまり聞かないワインサークルにも所属しており、そこで人脈を広げることもできました。
③バーミンガムでよく行っていたバー
留学のもう一つの醍醐味としては、旅行に行って見聞を広げられるということが挙げられます。私も休暇中は、ドイツ、ポーランド、チェコなどのヨーロッパの国々や、ロンドン、マンチェスター、オックスフォードなど国内旅行も大いに楽しむことができました。
初めて外交官になりたいと思ったのも、留学中の出来事でした。イギリスでは頻繁に、日本人として何を思うかの意見を求められることがあり、その中で「日本人としての自分」や「日本のために何ができるか」について考える機会に恵まれたこと、現地で出会った人たちに強く感化されたことが理由です。
留学するか迷っていたらとりあえずGOです!語学が向上したり、人脈が広がるだけでなく、留学に行くことで、自分のアイデンティティや将来の夢などもちゃんと考えられることが多いからです。私も、留学中の貴重な経験や、外交官になりたいと決心した日のことを忘れずに、研修語でもある英語を磨きながら、今後も様々なことに挑戦していきたいと思います。