合格体験記|TACだからできた! 短期合格を実現
TACを利用して、2回から3回の受験で5科目合格を短期で達成された合格者のみなさまに体験談を伺いました。
2回の受験で5科目合格!
勉強できない時はしょうがない。できる時に目一杯やる!
山本 庸介 さん
-
合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
-
学習開始時の
簿記知識日商簿記検定1級
-
学習開始時の状況
一般企業勤務
-
最初の受験科目
簿記・財表・相続・消費
-
主な学習メディア
DVD通信講座
5科目パックの「本科生」に魅力に感じた
実績のある受験指導校を選択しようと考えました。いくつか候補がある中で、TACには割引率の高い5科目パックの「本科生」があり、「1科目無料再受講制度」も利用できることに魅力に感じ、TACに決めました。
勉強できない時はしょうがない。できる時に目一杯やる
仕事の繁忙期は、仕事を優先していました。税理士事務所勤務1年目は実務を覚えるのに手一杯でした。それでも起床後、昼休み、夕食時等の時間に講義DVDを聞き流すだけといった負荷の少ない学習をしていました。焦る気持ちはありましたが、「勉強できない時はしょうがない。できる時に目一杯やる。」と考えて、メリハリをつけて学習しました。「できない言い訳を探す時間があったら、できる方法を考えよう。」と自分に言い聞かせていました。
計算問題は正解できるようになるまで繰り返し解く
まずは計算を中心に学習しました。基礎期は時間を気にせず問題を解き、正解できるようになるまで繰り返しました。日商簿記1級を取得していましたが、10年近く前なので、会計科目についてもいちから学ぶつもりで学習しました。応用期からは、問題のレベルもボリュームも上がり、テストの点数が落ちていったのがつらかったですが、解き直しの際には時間内に満点を取ることを目指しました。一方、財表の理論を本格的に暗記したのは直前期からでした。それまでに理論の考え方を講義を通じて学んでいたので、理解した上で暗記していきました。
全体の計算構造や順序を理解してから理論暗記を行う
すべての税法に共通しますが、基礎・応用期は、まず計算をひと通り学習し、全体の計算構造や順序を理解するようにしていました。これを理解しないと理論暗記がなかなか進まないので、理論よりも計算を優先させました。次に理論について講義DVDを繰り返し聴いて、その考え方の大枠を理解するようにしました。その頃には計算がある程度完成していたので、理論と計算をひも付けながら覚えるようにしていきました。 そして直前期は、必死に理論暗記を行いました。
「税理士になりたい」という強い気持ちを忘れないで
税理士試験は難易度が高い試験ですが、それでも、受験を決意したからには「税理士になりたい。税理士になってやりたいことがある。」という強い気持ちがあるはずです。その気持ちを忘れないでください。同じ道を通った者として心から応援しています!
“受かる”ために今何をすべきか常に考えて
湯川 真司 さん
-
合格科目
簿記・財表・法人・相続・消費
-
学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
-
学習開始時の状況
大学生
-
最初の受験科目
簿記・財表
-
主な学習メディア
教室講座
「集中力を持続させること」を常に意識
様々な事情があり、父が亡くなった4月から翌年8月までの1年4ヵ月間、受験専念で学習することになりました。1年目は本試験までの4ヵ月間で簿記論と財務諸表論、2年目は税法3科目を受験したため、受験専念と言えども、とにかく時間がありませんでした。少ない時間でも質の高い勉強をするため「集中力を持続させること」を常に意識していました。日々の姿勢と睡眠には特に気を遣っていました。
簿記論・財務諸表論の同時学習で理解が深まった
4月からの1ヵ月間で簿記論・財務諸表論の直前期までの講義をすべて受講しました。会計科目の2科目は学習範囲が重なっている部分が多く、同時に学習することで理解が深まり、短期間でも学習しやすかったように思います。財務諸表論の理論は「テキスト」の文章を暗記するのではなく、理解することを心掛けました。また、分からないことがあればすぐに講師に質問するようにしていました。
「答練(直前期の答案練習)」は1回の解き直しで完璧に理解できるように復習
2年目は法人税法・相続税法・消費税法の3科目を選択しました。科目数も暗記する理論の題数も多いため、直前期に追い込みをかけられないと考え、基礎・応用期のある9月から翌年4月までの自習時間のほとんどを理論暗記に充てていました。計算は直前期から時間を割くようにして、「答練」の問題をしっかり解答できるようにすることを心掛けました。何回も同じ問題を「こなす」よりも限られた回数で「理解する」ほうが圧倒的に頭の中に定着すると思い、1回の解き直しで完璧に理解できるように復習しました。
TACの教材以外に学習する必要はない
TACの演習教材は、講義の進度に合った内容・難易度の問題が出題されるため、講義後の復習がしやすかったです。特に、計算については「トレーニング(問題集)」を最低限理解していれば、理論暗記を中心に自習していた私でも講義についていくことができました。また、理論は「理論マスター(基礎理論集)」で暗記し、「理論ドクター(応用理論集)」で問題を解いて定着させる、という流れで学習できるので、配付された教材以外に新たに教材を買う必要はありませんでした。
受かるために今何をすべきか常に考えて
税理士試験は競争試験ですが、日々の講義に追いついていなくても、答練や模試の結果が悪くても、受かれば勝ちです。常に自分と向き合って、「受かるためには今何をすべきか」を考えてください。ただし、周りより少ない努力で受かろうとはしないでください。競争試験で人より勉強していない人は到底受かりません。もちろんヤマが当たって受かる人もいるでしょうが、周りよりも我慢強く、しんどいことをこなして、確実に合格することを目指してください。険しい道のりですが、これが一番の近道だと思います。
繰り返し学習で合格ラインまで到達できる!
安藤 武蔵 さん
-
合格科目
簿記・財表・法人・消費・固定
-
学習開始時の
簿記知識簿記未学習
-
学習開始時の状況
アルバイト
-
最初の受験科目
簿記・財表・固定
-
主な学習メディア
教室講座
サッカー選手出身の税理士に!
サッカー中心の生活に一区切りをつけ、セカンドキャリアを考える中で、お世話になっていたサッカー関係の経営者から、仕事のことで税理士にとてもお世話になっていると聞きました。 「税理士がサッカーをしてきた人だったらもっといいのに…」という話に興味を持ち、税理士という仕事を含め、周りの方をサポートすることに魅力を感じたのがきっかけです。
複数科目を時間で区切って学習
1年に複数科目を受験したため、各科目の勉強は時間で区切って行いました。 また、直前期は、本試験の時間に合わせて「答練(直前期の答案練習)」を解き直すことを意識しました。 勉強場所はTACの自習室とTACの校舎までの往復の電車の中だけで、自宅では勉強しませんでした。 ビデオブース講座で受講していた科目については倍速再生を利用し、時間を作る工夫をしていました。
「簿記論」を中心に学習、「財務諸表論」は理論中心
「簿記論」と「財務諸表論」を同時に勉強していたため、「簿記論」中心に学習を行い、「財務諸表論」は理論を中心に学習を進めました。 計算は「簿記論」のほうが論点も多く細かいので、「簿記論」をしっかり学習していれば「財務諸表論」の計算は負担なく進められると思います。 「財務諸表論」の理論については、予習はせず、講義で解説された理論をその都度覚え、理解し、忘れないように復習していました。
計算・理論とも繰り返し学習することが重要!
計算は演習をこなしていけばある程度は力がつきます。 「トレーニング(問題集)」や「実力テスト(定期テスト)」、「答練」を何度も解き直すことで合格ラインまで到達できると思います。 理論は暗記するのがとても大変ですが、毎日繰り返すことで少しずつ覚えることができました。 固定資産税は週1題、法人税法は週3~4題、消費税法は2週に3題というように計画して覚えながら、暗記した理論も繰り返し確認することで、5月中にはすべて覚えられるように心掛けていました。計算と理論をうまくリンクすることができればさらに力がつくと思います。
3回の受験で5科目合格!
TACの教材を活用し自分だけの参考書を作成
藤本 悟史 さん
-
合格科目
簿記・財表・所得・相続・消費
-
学習開始時の
簿記知識日商簿記検定2級
-
学習開始時の状況
会計事務所・税理士法人勤務
-
最初の受験科目
簿記・財表
-
主な学習メディア
教室講座・ビデオブース講座
通勤電車でスマートフォンを活用して理論暗記
学習時間確保のためスキマ時間に行っていたのが、通勤時間の電車内での理論暗記です。 満員電車の中では、「理論マスター(基礎理論集)」すら開くことができないため、次の問題演習で出題予告された範囲に該当する「理論マスター」のページを事前にスマートフォンで撮影し、電車内でその画像を見ながらスマートフォンのメモ帳に打ち込む方式で理論暗記を進めていました。 手を動かして暗記をするしっかりした理論学習が、狭い空間で行えて効率的でした。そのためにも、いつも吊革に掴まれる場所を死守していました(笑)。
自習室を利用して、1日のノルマを決めてそれを実行
簿記論と財務諸表論の計算の学習範囲はほぼ重複しており、簿記論の学習を進めれば財務諸表論の計算問題にも対応できました。また、財務諸表論の理論で会計基準の内容を覚えることで、簿記論の学習内容について「なぜそのような会計処理を行うのか」その理由が分かるといった相乗効果もありました。そのため、計算はほぼ簿記論のみで、財務諸表論は理論と「答練(直前期の答案練習)」の解き直しを中心に学習しました。 また、まとまった時間を確保できるときは、TACの自習室を利用して学習しました。その際は、一日のノルマを決めてそれを実行するように取組んでいました。 例えば、直前期には、「簿記論・答練→財務諸表論・理論→簿記論・個別計算→財務諸表論・理論→財務諸表論・答練→簿記・答練」というスケジュールを決めて実行し、それが終わったらすぐ帰って休むようにしました。
主要な学習内容を時期によって区切り、マスターした
税法科目については、主要な学習内容を時期によって区切り、それぞれの期間までにその内容をマスターするといった学習方法を取っていました。 具体的には、9月~12月までは「実力テスト(定期テスト)」に向けた学習、1月~2月にはメイン税法科目の計算の学習、3月~4月にはサブ税法科目の計算の学習を行い、4月末までには計算をほぼ完成させました。 一方、理論は5月~6月でおおよそ完成させて、6月下旬~7月で粗削りだった部分を研磨していきました。 また、「年内完結+上級コース(現「基礎マスター+上級コース」)」を受講していたため、1月から毎週「上級演習」を受けましたが、第1回~第10回までは順位を気にせず間違えて覚えるようにしていましたが、11回目以降はより合格に近づけるために解答テクニックを磨いていきました。
「ポイントチェック(要点集)」を活用し、自分だけの“参考書”を作成した
TACの教材の中では「ポイントチェック」が重宝しました。 直前期になってくると、計算について完璧にしていたつもりでも、つい忘れていたことやケアレスミスしやすいところが出てきます。そこについて「ポイントチェック」巻末のメモ欄に参照ページ数と一緒に書き込むことで、簡単に間違いノートを作成でき、見直しが非常に便利でした。 また、未学習の重要性の乏しい論点が「答練」等で出題された場合も、「ポイントチェック」に簡単にまとめることで自分だけの“参考書”が作成でき、この一冊あれば何でも対応できるようになっていくことが非常に楽しかったです。
やればやっただけ返ってくるのが税理士試験
藤原 由卓 さん
-
合格科目
簿記・財表・法人・所得・消費
-
学習開始時の
簿記知識日商簿記検定1級
-
学習開始時の状況
大学生
-
最初の受験科目
簿記・財表
-
主な学習メディア
教室講座・ビデオブース講座
大学の単位を早めに取得し、受験に集中できる環境に
私の場合は勉強を開始したのが大学2 年生の夏からなので、他の人と比べて勉強時間の確保はしやすいほうだったと思います。早めに大学の単位を取っていたため、特に3年生・4年生の時は大学にはあまり行く必要がなかったので、TACに行って勉強するのが日課でした。最後の科目の時は、数ヵ月ではありましたが、仕事をしながらだったので大変でした。
計算は、問題を繰り返し解くことが大切
「簿記論」は計算だけなのでひたすら問題を解いていました。講義を受けた後はなるべく早く「トレーニング(問題集)」で復習をするようにしていました。また、次の講義までに「トレーニング」を3回解き直し、しばらく経ってからまた解き直しをするというやり方をとり、最終的には本試験までに5回「トレーニング」を繰り返しました。 「財務諸表論」は計算が「簿記論」の学習でかなりカバーできるため、理論の暗記になるべく多くの時間をかけて勉強するようにしていました。大学での休憩時間や電車の中など空いた時間があるときは、「ポイントチェック(要点集)」を広げて理論暗記を進めていました。
理論暗記はスキマ時間をうまく使う
計算は、会計科目と同じで「トレーニング」「答練(直前期の答案練習)」をひたすら解き直すようにしていました。理論も会計科目と同様ですが、スキマ時間をうまく使い理論暗記に努めました。税法の理論は、まず個別理論について「理論マスター(基礎理論集)」を使って知識のベースを作り、次に応用理論について「テキスト」や「理論ドクター(応用理論集)」などを使って知識の肉付けをしていきました。
やればやっただけ返ってくる試験
税理士試験は難しい試験ですが、やればやっただけ点数になって返ってくるのでやりがいのある試験だと思います。 自分にはできないと決めつけず、頑張ってください!
スキマ時間を有効に使えば、働きながらでも十分合格できる!
中島 脩二 さん
-
合格科目
簿記・財表・法人・消費・事業
-
学習開始時の
簿記知識日商簿記検定1級
-
学習開始時の状況
一般企業勤務
-
最初の受験科目
簿記・財表
-
主な学習メディア
ビデオブース講座
日商簿記検定1級が合格できたTACを信頼して
私は税理士試験の受験前に、TACで日商簿記検定1級の講座を利用していました。その際、無事合格することができ、TACの教材への信頼感が得られました。 また、住んでいるところからのアクセスが良い受験指導校を探しており、TACの校舎が最寄り駅からのアクセスが良く、勉強に適した環境であると感じたことも理由の1つです。/p>
スキマの時間を活用し、頭の中で理論を暗唱
私は日商簿記検定1級を取得していたため、「簿記論」「財務諸表論」については、特に問題なくクリアできましたが、税法科目に突入してから暗記の量が多くなり、仕事との両立がとても難しくなりました。 税法理論暗記のコツを掴んでからは、「理論マスター(基礎理論集)」を丸暗記し、いつでも頭の中で暗唱するように心掛け、スキマの時間を有効に活用するようにしていました。 また、計算問題についても、分からないものだけを反復するようにしました。
講師の分かりやすい講義と優しさが魅力
私は基本的に「ビデオブース講座」で受講していましたが、「ビデオブース講座」を担当されている講師はどの科目も分かりやすく、講義を早送りで聴いても問題ありませんでした。 質問電話の対応もよく、疑問が出てきた際には、すぐ電話で解決することができました。法人税法合格後の受講相談でも親身に相談に乗っていただき、受験する科目をすぐに決めることができました。 分かりやすい講義と優しさが魅力だと感じています。
スキマ時間を有効に使えば、働きながらでも十分合格できる!
税理士試験を受験される方の多くは、働きながら勉強していることと思います。税法の受験においては、暗記しなければならない事項が多く、理論を先行して暗記していくことが最も重要だと思います。 忙しい毎日の中で、スキマの時間を有効に使えば、働きながらでも十分合格することができると思います。
「合格体験記」はこちらもチェック!
- 税理士試験 合格者アンケート
- 仕事との両立
- 学業との両立
- 家事・育児・介護との両立
- 日商簿記検定から税理士へ