合格者が残した『合格までの道のり』 おすすめの受験対策
こんにちは!合格者のKです。
公務員試験に限らずですが、受験対策には鉄板の勉強方法もあれば、少なからずオリジナリティのある方法や習慣もあるかと思います。私が受験を振り返って「これはやっていて良かったな」と思う受験対策を紹介しますので、受験者の皆さんが自分自身の受験対策の方法や習慣を確立していく上で参考になれば幸いです。
単語帳アプリでスキマ時間を活用
中学や高校の勉強で単語帳を使っていた人も多いと思いますが、公務員試験の暗記科目でも単語帳は効果的です。私は世界史や専門科目の心理学の用語を覚える際に単語帳アプリを使っていました。アプリストアで探せばそれぞれの科目の単語帳アプリもあると思いますが、もし無い場合や既存のアプリでは不十分だという人は、自分で編集できる単語帳アプリもあるので、それを活用して自分だけの単語帳を作ってみるのもおすすめです。
私も心理学の苦手な用語だけをその単語帳アプリに書き込んで、移動時間やお風呂上がりのドライヤー時間、寝る前のちょっとした時間などに復習をするようにしていました。紙の単語帳だと作るのにも時間がかかってしまいますので、今はいつでも持ち歩けて簡単に編集できるスマホアプリを使う方が良いと思います。
資格の勉強を公務員試験にも生かす
私は大学2年時に心理学検定という資格を取るために勉強をしていました。これはもともと受験対策としてやっていたわけではありませんが、結果的にそこで得た心理学の知識や勉強のノウハウは公務員試験を乗り切るうえでも大いに役立ったと感じています。公務員試験までまだ時間がある、余裕があるという人は、自分の専攻以外でも興味のある資格や検定の勉強をしてみると良いかもしれません。
日頃から文章を書く機会を設ける
ほとんどの公務員試験では、専門記述や論作文の試験があると思います。長い文章を書きなれていない人にとっては、そうした試験の対策を始めようと思っても、面倒くさくてなかなか書き始められないということもあるかもしれません。
そうした事態を防ぐためには日頃から文章を書くことに慣れ、少しでも苦手意識を減らしておくことも大切です。大学生なら授業の小レポートやリアクションペーパーを多めに書くようにしてみるのが良いのではないでしょうか。
また、実際に紙とペンで文字を書くことも大切です。試験本番はスマホやパソコンで文字を打ち込めるわけではありませんし、エントリーシートなども手書きで書くこともあると思います。とてつもなく綺麗な字である必要はありませんが、読みやすい文字でなければ採点者や面接官の印象も悪くなりかねません。便利なツールにあふれた現代では、直接紙に文字を書く習慣もなくなってきていると思うので、意識的にそうした習慣を取り入れたり、機会があれば活用したりすると良いと思います。
グループワークに積極的に参加する
私が受けた試験の中には集団討論もあり、それに特化した面接練習はあまりやっていませんでしたが、私の場合はゼミでのグループワークが良い影響を与えたと思っています。たまにグループワークではあまり発言できず、ずっと黙ってしまうような人もいると思いますが、集団討論では発言をしないことには加点もしてもらえないので、やはりある程度は話せるように練習したり、習慣づけたりしておく方が良いでしょう。むしろ発言ができていない人にも気を配って話しかけるくらいのスタンスで参加できると、試験本番でも堂々と立ち回れると思います。私はたまたま毎週のゼミで話し合う機会がありましたが、そうした機会に恵まれないという人も少なくないかもしれません。
しかし、たとえグループワークでなくても、普段の会話で相手や周りにいつもより少し意識を向けてみて、「相手の意見を受け入れてから自分の考えを伝えてみる」という習慣を身につけると、集団討論でも好印象を与えられると思います。これは試験に限らず、公務員として働くときにコミュニケーションを取る際にも役立つのではないかと思いますので、ぜひ意識してみてください。
以上が私のおすすめする受験対策です。
方法というよりは習慣のようなものが多くなってしまって恐縮ですが、受験者の皆さんも自分の過去や生活を振り返って「これは公務員試験にも活かせるかも」と考えながら、貪欲に合格を求めていく姿勢が最も重要かもしれません。置かれた環境によって実践できる受験対策が異なるのは当然なので、受験者の皆さんも身の回りにあるチャンスをフル活用するつもりで自分だけの受験対策を邁進していけば、それが試験合格に繋がっていくと思います。各々にあったやり方を見つけて頑張ってください。
こちらの内容もチェック!