FP(ファイナンシャルプランナー)2級試験で導入されるCBT方式とは?特徴や注意点を解説
これまで年3回のペーパー方式で実施されていたFP(ファイナンシャルプランナー)2級試験が、2025年4月1日からCBT(Computer Based Testing)方式に完全移行します。パソコンを使用した試験になり、受検の自由度が大幅にアップしました。一方で、電卓の使い方やパソコン操作など、新しい準備も必要です。
この記事では、CBT試験の特徴、メリット、合格へのコツをわかりやすくお伝えします。「試験がどう変わるの?」「どうやって準備すればいい?」という疑問を、この記事でスッキリ解消しましょう!
この記事の監修

TAC FP講座 福本 芳朗(ふくもと よしろう)講師
CFPⓇ 認定者、1級FP技能士、J ーFLEC認定アドバイザー、一般社団法人 くらしの資産設計支援機構代表理事
大学院卒業後、TBSテレビにて政治経済記者、報道番組のプロデュサー、ロンドン支局長などを歴任。人事労務、福利厚生部門の担当を契機にFP資格を取得し、退職を機に独立業。自身の経験に基づくセカンドキャリアのアドバイスとリタイアメント相談は、特に50・60代の会社員から倒的な信頼を得ている。
2024年より、JーFLEC(金融経済教育推進機構)の認定アドバイザーとての活動も始め、ますます活動の幅を広げている。
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2級FP試験で導入されるCBT方式とは?
CBT方式とは、パソコンを使って行う試験のことです。2025年4月1日から、FP2級の学科試験と実技試験が、全国のテストセンターで随時実施されます。従来のペーパー試験では、1月・5月・9月の年3回しかチャンスがなく、会場も受検票が届くまでわかりませんでしたが、CBT方式では自分の都合に合わせて日程と場所を選べるのが最大の特徴です。
試験はパソコン画面に表示される問題を、マウスやキーボードで解答。終了後、その場で合否がわかるので、次のステップをすぐに計画できます。忙しい社会人や子育て中の女性にも嬉しい変化です。
団体名 | 導入日 |
---|---|
一般社団法人「金融財政事情研究会(以下、きんざい)」 | 2025年4月1日(※) |
NPO法人「日本FP協会(以下、FP協会)」 | 2025年4月1日 |
※金融財政事情研究会(きんざい)では、2025年5月25日(日)に紙方式による試験を実施し、以降CBT方式による試験へ完全移行します。
CBT方式への移行で得られる4つのメリット
2.全国どこでも受検できる
従来は試験会場が遠くて移動が大変だった方も、CBT方式なら安心。全国47都道府県のテストセンター会場から、自分に都合の良い場所を選べます。例えば、通勤途中の駅近くの受検会場や、自宅から近い受検会場を選ぶことも可能。受検申請時に会場を指定できるので、試験直前まで「どこで受けるかわからない」という不安も解消され、当日の移動にかかっていた時間も節約・有効活用できます。
3.受検チャンスが増えた
試験終了後、PC画面にその場で試験結果が表示されるので、約1ヵ月半もの間結果を待つストレスがありません。もし不合格でも、合格発表日の翌日以後の日程であればすぐに受検予約できるため、次回の受検計画が立てやすくなりました。従来のように「次の試験は4ヵ月後…」とモチベーションが下がる心配や、せっかく身につけた知識が抜けてしまう心配がなく、「次こそ合格!」と前向きに再挑戦できます。
4.自分のペースで効率的に学習・受検できる
決まった試験日程に縛られず、学習スケジュールを自由に組めるのもポイント。「転職活動の合間に資格を取りたい」「子供が寝た夜にコツコツ勉強したい」という方でも、自分のライフスタイルに合わせて準備できます。試験日を自分で決められるからこそ、無理なく効率的に合格を目指せます。
CBT試験の具体的な流れをチェック
「パソコンでの試験ってどんな感じ?」と不安な方もいるかもしれません。ここでは、受検当日の流れをステップごとに解説します。
予約と準備
日本FP協会や金融財政事情研究会の公式サイトからFP技能検定CBT受検者専用サイトにアクセスし、専用の予約システムで、希望する日時と会場を選択して予約。試験日の3日前までであれば変更・キャンセルが可能です。ただし、当初受検申込日(初回の予約を行った日)から最長で1年間となりますので、注意しましょう。当日は身分証明書(運転免許証やパスポートなど)を忘れずに持参してください。
テストセンター到着
受付で身分証明書を提示し、指定されたロッカーに荷物を預けます。試験会場には、スマートフォン、腕時計、筆記用具、計算機、参考書含め私物を持ち込めないので、貴重品以外は預けておきましょう。メモ用紙・筆記用具はテストセンターで貸出しされます。
試験開始
スタッフの案内のもと、パソコンが用意された指定のブースに着席。画面に表示されるチュートリアルで操作方法を確認したら、いよいよ試験スタートです。FP2級の学科試験は120分、実技試験は90分です。
試験終了と結果確認
最後の問題まで漏れなく解答したら「試験終了」をクリック。すぐに合否が画面に表示されます。その場で試験結果がわかるので、次のステップを即座に考えられるのが嬉しいですね。
上記のように、パソコンでの試験が初めての方でも、CBT試験会場スタッフが丁寧に案内してくれるので安心してください。TACでは、本試験と同様にPCを使用したWeb模試で解答形式を体験できるので、当日戸惑わないためにも本番前に試験形式に慣れておくのがおすすめです。
CBT方式の特徴と注意点
CBT試験の特徴を押さえよう
すべてパソコンで完結
問題の閲覧、解答入力はすべてパソコン上で行います。電卓は、画面上に表示される電卓を使用します。受付で渡された紙にメモを取ることはできますが、メモ用紙の持ち帰りはできません。
問題がランダムに出題
受検者ごとに出題される問題の順番や内容が異なるため、カンニング防止と公平性が保たれています。過去問を丸暗記するだけでは対応しにくいので、どんな問題にあたっても解答できるよう基礎力をしっかり固めましょう。
柔軟なスケジュール
試験日の3日前まで予約変更・キャンセルが可能です。自分の都合にあわせて受検日を選べるので、急な予定変更にも対応しやすいです。(ただし、当初受検申込日(初回の予約を行った日)から最長で1年間となります。)
注意点1:電卓の持ち込みが不可
CBT試験では、会場への電卓持ち込みが禁止されています。代わりに、パソコン画面上に表示される電卓を使用します。「普段の使い慣れた電卓じゃないと計算ミスが心配…」と思うかもしれませんが、事前に練習して慣れておけば大丈夫です。
注意点2:パソコン操作に慣れる必要がある
従来の紙とペンでの試験方式に慣れている方は、マウスやキーボードで解答する形式に最初戸惑うかもしれません。ですが、基本的な操作(クリックや文字入力)ができれば問題ありません。TACのFP(ファイナンシャル・プランナー)講座の2級試験対策コースでは、CBT方式試験と同じPC画面上で解答するWeb模試を用意しているので、本番前に実際の試験をイメージしながら練習できます。
注意点3:モチベーション維持が鍵
「いつでも受けられる」と受検を先延ばしにしてしまうと、学習が停滞するリスクも。計画的に進めるには、TACのような受験指導校を利用したスケジュール管理やプロ講師陣のサポートが役立ちます。
合格を目指すなら過去問分析が鍵!TACの活用がおすすめ
CBT方式になっても、試験内容は従来と同じです。日本FP協会や金融財政事情研究会が定める「FP技能検定2級出題区分表」に基づき、ライフプランニングと資金計画、リスク管理(保険など)、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野から出題されます。過去問分析は今でも有効ですが、受検者によって異なる問題が表示されるランダム出題形式になったことにより、問題のバリエーションが増えるため、暗記だけでなく応用力が求められます。
資格の学校TACでは、最新のCBT試験に対応するため過去問を徹底分析。CBT方式での解答に慣れるため、Web模試も提供します。プロ講師陣によるわかりやすい解説と実践的なサポートで、毎回多くの合格者を輩出しています。独学で不安な方も、TACの信頼できる講師が提供する情報とスケジュール管理で効率的に学べます。
TACの講座の強みを具体的にご紹介
TACのFP講座が選ばれる理由を、具体例とともにご紹介します。
Web模試で本番の出題・解答形式を体験
実際の試験と同じPC画面で練習できるので、「当日慌ててしまった」「実力が発揮できなかった」という失敗がありません。
プロ講師による質問サポート
学習を進める中で疑問・不安が生じた際には、いつでも講師にご相談ください。メールや郵送での質問にも対応していますので、ひとりで悩み続けるといったストレスを感じることなく学習に集中することができます。
スケジュール管理の手間は不要です
教室講座なら決まった日程に講義が行われているので、日程通りにカリキュラムをこなせば、自分で学習スケジュールを立てる必要はありません。また通信講座も、配信・教材発送スケジュールがペースメーカーになるので、独学のように思うように学習が進まない…という心配はありません。
TACならではの実績とサポートで、あなたの2級FP合格をしっかり支えます。
よくある質問(FAQ)
Q1:CBT試験の予約はどうするの?
A:日本FP協会や金融財政事情研究会の公式サイトからFP技能検定CBT受検者専用サイトにアクセスし、専用の予約システムで、希望する日時と会場を選びます。試験日の3日前まで変更・キャンセルができます。ただし、当初受検申込日(初回の予約を行った日)から最長で1年間となりますので、注意しましょう。
Q2:試験時間はどれくらい?
A:学科試験が120分、実技試験が90分です。学科試験と実技試験を同日に受検すると合計約3時間かかるので、長時間集中力を保つ必要があります。可能であれば、学科と実技の受検日を1週間ずらすなど、それぞれの受検日をあまり間を空けない別日に受検するのがおすすめです。
Q3:テストセンターの雰囲気は?
A:静かで個別のブースが用意されており、落ち着いて受検できます。ただし、大通りに面した街中の受検会場など立地によっては注意が必要です。通い慣れた駅の近くの環境など、リラックスして臨める場所を選ぶのがおすすめです。
TAC受講生 合格者の声
Aさん
「勉強時間が確保できず苦労しましたが、年末年始に集中して講義の動画を視聴する時間をとりました。あとはひたすら隙間時間を過去問を解く時間に充てて、苦手問題の克服にも力を入れました。TACの分かりやすいテキストと講師の方々のポイントを押さえた解説のおかげで合格できたと実感しています。」
CBT方式が導入された2級FP試験で合格を目指そう
2025年4月からのCBT方式移行は、2級FP技能検定試験合格を目指す皆さんにとって大きなチャンスです。いつでも、どこでも、自分のペースで受検できる環境が整いました。ただし、合格するためには電卓操作やパソコンでの解答に慣れる準備が不可欠です。TACのFP(ファイナンシャル・プランナー)講座なら、CBT試験の特徴・傾向を踏まえたサポートが充実しており、初めての方でも安心です。一緒に、効率よく合格への道を進みましょう!
2級FPは、実践的な知識を身につけ、キャリアアップやライフプランに活かせる資格です。CBT試験のメリットを最大限に活用して、ぜひ挑戦してみてください。まずはTACの無料体験入学・無料ガイダンスへの参加がおすすめです。試験の最新情報や学習のコツをチェック!一緒に合格を目指して頑張りましょう。お待ちしています!
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