弁理士合格体験記|H.Wさん

ギリギリでも諦めない:20代ラストの奮闘記

H.Wさん

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DATA BANK

受験回数 2回
合格年度の受講講座 論文本科生
得意科目とその理由 特許法
仕事との関連性が少しあり、理解しやすかったため。
不得意科目とその理由 商標法
商標法特有の規定が多く、取っつきにくく感じたため。
ズバリ合格の秘訣 できることを、できる時に、最大速度でやること。
1日の平均学習時間 入門期~基礎期 平日1時間 休日3時間
直前期 平日5時間 休日10時間
スケジュール
TACを選んだ理由

 大手予備校であってカリキュラムやサポート制度が充実していると感じたため。長年の実績に基づいた教材作成などがされているため、信頼できると思いました。また、比較的受講料も良心的で、再受講割引等も用意されていることで継続がしやすかったです。

TACの講師について良かった点

 小松先生の講義は、要点がテンポよく解説されていて、初学者には本当に有難い講義でした。条文の読み方という基礎の基礎から教えて頂きました。途中ためになる雑談なども織り交ぜられていて、連続して長時間講義を受けても、飽きない楽しさもありました。

TACの教材についてよかった点

 基本講義テキストの1種類の教材で完結できてしまうことが何よりもすごいところです。短答と論文の受験に際しては、この基本講義テキストと過去問集だけで必要十分な作りになっています。過去問で頻出の条文はぱっと見でわかるので、優先順位もつけやすく、またテキストの開きやすさ、余白の多さ、紙の質も最適でした。

TACのカリキュラムで良かった点

 本科生のカリキュラムは必要十分な内容で無駄なく構成されているため、迷うことなく、本科生のカリキュラムにしたがって学習をしていけば良いという安心感がありました。追加でゴロ講座なども受講しましたが、その知識も短答から口述まで役立ちましたので、必要に応じて強化したいときに追加の講座を受けられることも魅力の1つでした。

短答答練や論文答練を受講して良かった点・活用法

 私は自宅で自分のペースで学習を行っていたため、答練は一通り基本講義テキストの学習をし終えてから、実践の形式を知るために活用していました。数も多く用意されており、少し難易度も抑えめな印象なので、過去問はまだ歯が立たない、という段階で練習をすることができて良かったです。

短答模試や論文模試を受講して良かった点・活用法

 短答模試、論文模試についても自宅で受験をしていましたが、本番さながらの解答用紙や問題形式なので、時間配分を意識しながら、どれくらいの分量を実際に書けるかを試す良い機会でした。特に論文模試では、模試受験後にすぐに自己添削をして、模範解答の型を叩き込み、模範解答のような回答が書けるようになるまで、2・3回時期をおいて繰り返し練習しました。

論文添削を受けて良かった点

 私は論文添削サービスは殆ど利用させていただかずに、自己添削からすぐに復習、というスタイルで学習をしていました。スケジュール通りに進められれば、添削サービスを受けた方が確実に良いと思いますが、TACの模試や答練の模範解答は、自己添削でも多くを学べるようにわかりやすく作成されていると思います。

口述模試を受けて良かった点

 口述試験は、どのような試験なのかの知識を全く有していなかったため、運よく論文合格がわかった後の数日間は殆どパニック状態でした。そのため、口述模試にて、特に作法面(法文集の参照の際の声がけ等)について、一度練習をしておけたことは非常に有難かったです。実際の口述試験はやはり模試とは比べ物にならないほど緊張してしまいましたが、模擬面接官の方から励ましの言葉をたくさん頂いたことは今も忘れられません。

モチベーション維持の方法

 私自身は、勉強に没頭する時期もあれば、勉強から殆ど離れている時期もあり、学習ペースにかなり波がありました。そのため直前期はいつも追い込まれて精神的にも体力的にもきつい思いをしました。本来はコンスタントに一定のペースで学習を継続したいところではありますが、仕事や私生活のイベントに重点を置くべきと自分が感じたときは、勉強を一旦忘れて他のことに没頭する切り替え能力も必要だと思っています。弁理士試験は長丁場になることも多いと思います。私生活や仕事を犠牲にしなければならない、とまで思いつめずに、波があることは当たり前と割り切って、モチベーションを途切れさせないことが最も大切だと思います。

私の学習方法

【短答編】
 まずは基本講義を受けてから枝別過去問集の該当ページを解き、全範囲を1通り解き終えてから、枝別過去問集を2周目、3周目と徐々にスピードアップして解くようにしていました。並行して基本講義も隙間時間に2倍速等で常に聞き続け、最終的には枝別過去問集のすべての枝を完璧になるまで仕上げていきました。枝別過去問集を解く際には、正解・不正解を必ず印を付けておき、連続して正解している枝にはあまり時間を割かないようにすることも重要です。


【論文編】
 基礎的な学習は短答編と同じく、講義を受けて条文を理解することだと思います。論文は実際に書いてみること、ある程度の型を習得することも必須だと思うので、3ヶ月前頃から過去問や答練・模試を活用して論文を書く練習、にシフトしていきました。また、該当条文をさっと引けることも本番では重要なスキルなので、実戦練習を行う際は必ず条文集を片手に、積極的に条文を引き、内容を確認する、を繰り返し行いました。


【本試験直前編】
 教材は特に変えず、知識としての定着率を高めることを重視しました。直前期はなんとなく不安になっていろいろな教材に手を出しがちかと思いますが、TACのテキストと、過去問等の教材を徹底して復習することを心がけました。

これから受験する方への応援メッセージ

 働きながら、家庭のこと等をこなしながら、受験生生活を送るのは容易ではないことだと思います。でも、何かをあきらめなければならないとは考えずに、自分なりのトップスピードを見つけて粘り強く挑戦して欲しいなと思います。

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