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T.Hさん
DATA BANK
今から20年ほど前になりますが(年がばれてしまうかもしれませんが笑)、中小企業診断士の資格取得のため、TAC水道橋校に通っていました。その際、合格に至る様々な局面で講師や事務局の皆様が真摯に対応されてるお姿に信頼を寄せていました。20年の時を経て、自分自身の新たなチャレンジである弁理士試験においても、同様なご支援いただけるのではないかとの考えのもと、TACを選択しました。
弁理士試験の範囲は広く、すべてを網羅的に勉強するのはあまり現実的ではありません。その前提のもと、講師の皆様は、「幹」となる条文や論点と「枝葉」の条文等を整理し、分かりやすく解説いただけたことで、各法域でフォーカスすべきポイントが明確になりました。
重要条文とそれ以外の条文の解説にメリハリがついた逐条テキストは、短答~口述に至るまで辞書代わりとして活用しました。 また、上級論文本科生に向けの重要論点集は、QA形式でページが構成されていました。その内容を抜粋の上、スマホの暗記アプリに転記し、通勤時の隙間時間を利用した暗記作業に活用していました。
初学時点(2022年)では「2年本科生」および「民法トータルパック」を受講しました。短答および論文試験(選択科目:民法)の合格後、論文(必須科目)浪人時代(2024年)には「上級論文本科生」を受講しました。 すべてのコースにおいて共通して、本試験のタイミングを起点として、インプット時期とアウトプット時期が明確に区分けされたカリキュラムが組まれていました。そのため、勉強方法について、特に迷走することなく、本試験に臨むことができました。
あいまいな知識を洗い出す機会として活用しました。もちろん、高い点数を取れることに越したことはありません。しかし、私がむしろ重視したのは、不正解であった問題の復習です。特に、答練が終了した時点から可能な限り、近いタイミングで復習をしました。 この復習のタイミングはとてもこだわりました。というのも、答練の過程において、悔しさや悩んだ記憶が色濃く残っているタイミングで復習した方が、知識の定着が図りやすく、結果的に知識補充の近道となるからです。
模試が開催されるタイミングは、本試験直前であり、かつ外部生も受講します。そのため、私は、順位にこだわり、受験生全体の中での自分の立ち位置を最終確認する機会として活用しました。
書き手(受験生)と読み手(採点者)のギャップを測定する機会として活用しました。自分の所感が「今回は良く書けた! それなりに点数もらえるだろう」と見積もった一方、採点者に記載内容がうまく伝わらず、結果的に点数が伸び悩むという時期が、しばらく続きました。 そこで、読み手(採点者)からのフィードバックをもとに、その内容を踏まえて、都度、軌道修正し、次回の答練で試すことで、そのギャップを段階的に埋めていきました。
昨今、口述試験は、より論文試験に近い内容となっているように感じます。すなわち、知識を問うことはもちろんのこと、(1)現場で提示された事例をもとに、(2)短時間で論点を抽出し、(3)条文の要件・効果に当てはめて、(4)事例に沿って結論を導きだすこと、以上(1)~(4)を本試験では求められました。論文試験は、ある程度考える時間があり、かつ文章で回答できます。しかし、口述試験は、短時間で答えを導き出し、それを口頭で回答する必要があります。ただし、この文章から口頭への転換は、一定の慣れが必要です。そこで、口述模試を活用し、模試の現場で思いっきり失敗することで、軌道修正する機会として活用しました。
幸いにも、私は身近に受験仲間がいました。具体的には、私の妻です。妻とともに、時には愚痴、時には励ましあいながら、モチベーションを維持してきました。 妻は、今年、短答試験には合格しましたが、論文試験は残念な結果に終わりました。来年の本試験に向けて、できる限りサポートしていきたいと考えています。
【短答・論文の共通事項】 講義や答練の日程を軸に、本試験までの大まかな工程表を作成しました。さらに、直近3か月分は週次スケジュールまで落とし込み、毎週月曜日に予実管理を行いました。当然、仕事やプライベートにより、計画と実績に差異が生じる場合があります。その場合、必要に応じて次週以降のスケジュールを見直していきました。
さらに、スマホアプリを用いて、法域毎の勉強時間を測定し、特定の分野に偏りが出ないよう定量的に把握しました。
【短答編】 逐条テキストは辞書代わりに活用しつつ、四法対照条文集と過去問を中心に勉強を進めました。過去問は、枝ごとに正誤判定し、必ず、対象となる条文を確認し、チェックマークを付けていきました。そうすることで、必然的に重要な条文と未だ問われていない条文が明らかとなり、対策を打つ手掛かりとしました。
【論文編】論文(必須科目)は一年間の浪人期間があったため、短答と異なり、時間的に余裕がありました。そのため、テキスト、条文集および過去問に加え、青本や審査基準(意匠及び商標のみ)も極力参照することで、知識に厚みを持たせました。また、重要判例は、エッセンスのみならず、判例百選なども参照することで、知識の定着化を図りました。
【本試験直前編】 直前期は、とにかく体調管理に気を配りました。たとえ、知識が十分だったとしても、当日の体調次第では、そのポテンシャルを最大限発揮することはできないからです。そのため、平常時と勉強のリズムを大きく変更することなく、淡々と過ごすことを意識しました。 また、適宜、ランニングなどの運動を取り入れることで、意図的に勉強から離れる機会も作りました。
TACは、長年培われたノウハウをもとに、カリキュラムが組まれています。それを信じて、平常心で臨まれるのがよいかと思います。あまり、「枝葉」に囚われることなく、「太い幹」である基本から離れることなく、粛々と進めていけば、おのずと結果はついてくるのではないかと思います。頑張ってください。
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