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布施 健太さん(30歳) 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 修了
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最先端の技術や新しいアイディアに触れることができるという点に魅力を感じ、知財業界に興味を持ったためです。もともとシステムエンジニアをしていましたが、知財分野にキャリアの方向を変えるための武器として、弁理士資格を取得しようと考えました。
【講師】 小松先生の講義を受けていました。先生の講義は説明がとてもわかりやすく、講義後には毎回質問に丁寧に回答してくださるので、講義で学んだことの理解が深まりました。また、講義の合間にモチベーション維持や健康管理の方法等の面白い話をしてくださるので、毎回楽しみにしていました。 【教材】●エレメンツ: 条文だけではイメージしにくい内容でも、図や表を織り交ぜながら理解しやすくまとめられています。また、基本書という位置付けではありますが、青本から抜粋した制度趣旨や重要判例も紹介されているため、論文対策を始めるタイミングでも大いに活用できました。 ●基本講義テキスト逐条編(旧:短答⇔論文ハイブリッド講義テキスト): 試験に出るポイントが網羅されており重宝しました。青本や判例集を開かずとも、このテキストに書いてあることだけを繰り返し読んで理解するだけで、合格に必要な知識は十分身に付くと思います。また、条文ごとに重要度が星の数で示されており、どの条文を重点的に学べばよいのかがひと目でわかるので効率よく学習を進めることができました。 【カリキュラム】 2年本科生のコースを受講しました。本コースは基本的に週1コマ、多くても2コマですので、家庭や仕事と両立しながら無理なく学習を進めたいという私のニーズに合致していました。初学者でも基礎からしっかりと固められるように洗練されたカリキュラムが組まれていますので、講義の予習復習をしっかりと行うだけで、合格に必要な知識を着実に形成することができました。 【活用したフォロー制度】●Webフォロー: 仕事や家庭の都合でどうしても講義に出席できない週があっても、数日以内に講義がWeb配信されるため、次週までに視聴してキャッチアップすることで学習のペースを保つことができました。 ●i-support: 疑問に思ったこと、気になることがあればすぐに質問を送るようにしていました。回答は丁寧で、大変参考になりました。また、質問を送る際に、どこまで理解したか、どこが理解できないかを整理して文章を書くことによって、内容が記憶に定着するという副次的効果もあったと思います。
結論から申しますと、オリジナル学習法と呼べるようなものはありません。 弁理士試験合格のためには、勉強の仕方を誤らないことが大切です。私の場合は、正しい勉強の仕方は全て小松先生の講義で教えていただきました。「オリジナル学習法」という質問をある意味否定しているかもしれませんが、「自己流」の勉強法は危険です。以下の項目に記載の学習方法は、あくまで小松先生がおっしゃっていたことを単に実行したに過ぎません。これから弁理士試験に挑む皆さんも、自己流のやり方を考えるのではなく、試験のプロであるTACの先生方の教えに素直に従うことをお勧めします。
【短答】 過去問を解き、条文集の問われている箇所に線を引き、その条文集を何度も読み返しました。また、記憶の定着のためには条文の趣旨を理解することが大切ですので、条文集を読み返すときはその趣旨も考えながら読むことを心掛けました。 【論文必須】 短答が終わっても、条文集は日々読み続けました。判例等のキーワードのインプットには、TACで配られた要点集を利用しました。 論文答練が始まると、毎週予習復習を徹底しました。答練では驚くほどたくさんの添削コメントが付いて結果が返ってきます。自分のミスに向き合うのは辛いことですが、それにめげずに復習を続けることで、結果的には合格に必要な実力を得ることにつながりました。 また、復習の際には、出来不出来に関わらず、少なくとも一回は模範解答を全文書きするようにしました。これにより、「規範・当て嵌め・結論」という論文の基本や論点毎の記載量等の感覚が身に付きました。 【口述】 TACの口述試験バイブルをインプットしました。また、必ず回答を口に出して読み上げるように心掛けました。 口述試験対策では、試験で問われる内容の理解(知識)も大事ですが、それ以上に、試験官と対峙した緊張感の中で実際に口に出して回答するという練習を積むこと(場慣れ)が必要です。口述模試を受けましたが、本試と同様の形式で行われるため、場慣れすることができるという点で非常に有益でした。
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