令和6年度司法書士試験を終えて記述式配点変更の影響は?
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記述式配点変更について
法務省より、2023年12月4日付で令和6年度(2024年)以降に実施する司法書士試験について配点変更の発表がありました。内容は以下の通りです。
令和5年12月4日
令和6年度以降に実施する司法書士試験筆記試験午後の部の記述式問題の配点を以下のとおり変更するので、あらかじめお知らせします。なお、午後の部の試験時間(3時間)には変更はありません。
【変更内容】
「2問で70点満点」から「2問で140点満点」に変更します。
2024年7月7日(日)に実施された令和6年度の司法書士試験は、上記の配点変更の発表があってから最初の試験となりました。この配点変更が試験にどのような影響を及ぼしたのかをみてみましょう。
TAC司法書士講座の見解~記述式配点変更の影響は?~
結論からいうと、従来の試験と比較して配点変更以外に大きく変わった部分はありませんでした。
今年の司法書士試験は、記述式の配点が倍になると事前に発表されていたため、どのような問題が出題されるのか不安なところではありましたが、基本的に大きな変更はなかったと言ってよいでしょう。内容的にも、すごく難しいということもなく、かといって簡単でもなく、しっかりとした対策をたてた受験生の実力がきちんと反映される問題だったのではないでしょうか。
ただし、配点が倍になったということで、正解を正しく書くということはもちろんですが、やはり“どれだけ書けたか(答案用紙を埋められたか)”という点が、受験生間で差がつくところかと思います。
そのためには、今まで以上に、「時間配分」が重要になります。また、重要なのは、満点をとることは求められていないため、全部について解答しようとするのではなく、「多くの受験生が正解できているような頻出論点で確実に得点すること」だと考えます。
結論
①答案用紙に解答を多く正確に記述することができる →論点を確実に得点に結び付ける解法が身についている
➡『記述式対策講座』で効果的な解法を身に付けることが試験突破のカギ!
②時間配分の感覚を身に付けている →本番を想定した練習を数多くこなしている
➡『答練・公開模試』で実践的な練習を積み重ねていくことが何よりも一番効果的!
答練・公開模試について
TAC司法書士講座では、2025年合格目標以降のコースに含まれるすべての答練・公開模試について記述式配点変更にあわせた成績判定をいたします。
答練・模試名 | 択一式の得点(変更なし) | 記述式の得点 | 総合得点 |
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総合力底上げ答練 | |||
科目別全潰し答練 | |||
合格力完成答練 | |||
全国実力Check模試 | |||
全国公開模試 第1回~第3回 |
各コース(本科生)に含まれる答練・公開模試は以下の通りです。
コース名(本科生) | 総合力 完成答練 |
科目別 全潰し答練 |
合格力 完成答練 |
全国実力 Check模試 |
全国公開模試 第1回~第3回 |
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山本オートマチック | |||||
入門総合本科生 | |||||
山本プレミアム上級本科生 | |||||
上級総合本科生 | |||||
答練本科生 | |||||
答練本科生記述対策プラス |
★カリキュラム内に答練が含まれていないコースでも、別途『答練3種パック』をお申込みいただくことにより各種答練を追加することが可能です。
記述式対策コース一覧
<山本オートマチック>
2024年9月~開講
記述式は「知識の量」<「考え方」で攻略!合格水準に達するための必要な考え方を整理し、本試験レベルの問題を用いて実戦訓練!
【当コースが含まれる本科生】
<山本オートマチック>
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※上記の本科生コースは時期によって目標年・開講時期が異なります。
【直前対策コース】
2025年2月~開講
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