理系（技術職）公務員合格体験記
化学職コース

田辺　航太さん

DATA BANK

公務員を目指した理由

　前職での経験を通して、病気の人を一人でも多く減らすことに貢献できる業務に携わりたいという思いが強くなりました。特に、大学で学んだ化学を活かして環境問題の改善を行い、人々の健康に貢献したいという思いから公務員を目指すようになりました。大学で学んだ化学を活かしたいという思いから化学職での受験を決めました。様々な自治体の説明会に参加し、より公務員として働きたいという思いが強くなり、公務員専願で集中して対策をしていました。

TACを選んだ理由・よかったところ

　専門の化学のコースがあることから効率よく学習が進められると考えTACを選択しました。また、過去の面接復元シートなどから情報収集ができる点や模擬面接などの面接対策が充実しており、しっかり対策できる点にも魅力を感じＴＡＣを選択しました。１次試験対策はＷｅｂの講義動画を見て、問題集を繰り返し学習し、２次試験対策はＴＡＣ新宿校で面接カード添削や模擬面接を受けて対策しました。最終合格まで到達できるだけのフォロー制度があると感じ、ＴＡＣを選んで良かったと思います。

通信講座のおすすめポイント

　Ｗｅｂ通信講座の良いところは、自分のペースで学習できるところだと思います。始めは仕事をしながら学習をしておりましたので、自分のペースで取り組めたことは非常に良かったです。また、わからないところはわかるまで、何度も繰り返し視聴することでしっかり理解をすることができました。新宿校には技術職の担任の先生がいらっしゃいましたので、2次試験対策として直接面接カードの添削をおこなっていただきました。また、模擬面接では講師陣の方々が具体的かつ親切に改善点を指導してくださいました。

教養試験対策

　数的処理は、初見では解けない問題が多く時間の制限も厳しいので、正しい解法を素早く思いつくことが大切だと思います。そのために、問題の種類と解法を、短く言語化して1対1に対応させて覚えることが有効だと思います。文章理解では、文章の種類ごとの解法を頭に入れながら読むことで、適度に省略しながら時間をかけずに読むことができるようになると思います。また、理科や社会科目、時事についても要点がまとまっているので、捨て科目にせず講義を受けておくと、他の科目で躓いたときの保険になるかなと思います。

専門試験対策

　過去問を見ると、出題範囲が広く、大学で学習したこと以外の問題も出題されていたため、まずは講義を視聴して復習していました。講義を理解できるまで視聴し、ＴＡＣの問題集を３回繰り返して、似た問題が出題されたときに確実に解けるようにしました。受験する自治体によっては専門筆記がある場合があるため、専門選択を解けるようにしてから専門筆記の対策を過去問中心に実施しました。過去問をしっかり解けるようになるまで時間がかかったので、計画的に、早め早めの学習を心掛けて対策することが必要だったと思います。

人物試験対策

　人物試験対策は、1次試験対策と並行して面接カードを作成し、面接練習は１次試験が終わってから始めました。面接カードの添削では、内容だけでなく文字の大きさのような見栄えも指導していただけてよかったです。また、模擬面接を４回受けました。面接官の方が毎回異なるため、様々なアドバイスをいただけたため、模擬面接を積極的に受けることが合格への近道だと思います。私は、本番の面接ではかなり深いところまで質問されましたが、ＴＡＣでの模擬面接のおかげで自信をもって話すことができたと思います。

論文試験対策

　まずは、動画の講義を受講し、論文の書き方や構成、頻出テーマの情報を学習しました。講義の内容に加えて、毎日新聞を読み、論文で出てきそうなテーマを予想することや受験する自治体の課題について日頃から考えることを意識しておりました。私は、文章を書くことが苦手だったため、TACの論文添削を積極的に活用しました。自身で文章をつくり、添削を依頼し、添削結果を振り返ることを繰り返し実施しておりました。試験当日は、予想していたテーマとは異なるテーマがでたこともありましたが、ＴＡＣで学習した論文の書き方や日頃の情報収集で対応することができました。

これから受験する人へ

　1次試験は学習時間を確保し、地道に学習することの継続が重要です。定期的に問題集や模試などを活用して自身の現状を確認しながら自分自身の学習法を確立しました。2次試験対策では、模擬面接を活用して解答の暗記ではなく自身の言葉で伝えられるようになるまで練習しました。公務員試験は長期戦なので、公務員としての将来像を思い浮かべ、日々地道に目の前の課題に取り組むことで結果を出すことができたと思います。努力は報われると思いますので、最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています！