地道な勉強こそが合格への近道｜電験二種合格体験記

木村 文彦 さん

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電験二種取得を目指した理由・きっかけ

会社で電験２種の取得を推奨されていたので、受験に挑みました。過去問を見たときは簡単に合格できるものではないと感じ、そのとおり１回目のチャレンジでは不合格でした。2回目はなんとか合格したいと思い、基礎的なところから鍛えれそうと感じ、TACを受講しました。テキスト、DVDは分かりやすく、メールでの質問にも真摯に対応いただけました。繰り返し見たり、過去問を地道に解いたりすることで、少しずつ理解が深まりました。焦りもありましたが、地道に勉強してきて良かったです。ただ、電験２種取得がゴールではなくスタートラインです。これからもこの経験を生かして、地道に勉強を継続していきます。

仕事との両立の方法

スキマ時間を有効に使う工夫をしました。始業前30分、昼休み30分を使って、問題を解く習慣をつけていました。仕事が終わって、帰宅後にまとまった時間勉強するのが難しかったり、疲れてやる気が無かったりするときもあります。そんなときでも、朝と昼のスキマ時間なら、誰でもできます。

学習において苦労した点、工夫した点

●1次試験
電験３種から遠ざかっていたこともあり、過去問15年分を3周し、繰り返し解くことに徹底しました。ただ解くだけではなく、解説をじっくり読むことで、理解を深めました。
●2次試験
TACのテキストとDVDを繰り返し見たうえで、過去問をひたすら解くことに徹底しました。9月まではインプットに重きを置き、10月からは過去問でアウトプットを強化しました。過去問の中でも、頻出問題に重きを置き、どうしても理解できない問題は見切りをつけ、出来る分野を着実に増やしていきました。

今後の電験二種資格の活かし方

電験２種が会社で必要なのですが、私自身は、すぐには主任技術者として専任はされません。このため、専任されるまでは、現主任技術者のもとで修行します。まだまだ、試験に合格したとしてもペーパードライバーですので、現場経験を積み上げ、数年後には専任されるよう精進していきます。

これから受験する人へ

地道に勉強できる人が合格します。そのためには、モチベーションを維持するのが重要です。上司や部下から期待されたい・見返したい、給料をあげたい、就職活動に生かしたい、転職したい、安定した収入を得たい、妻や彼女に褒められたい、などなど1つでも動機があると勉強に取り組みやすいです。