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髙橋 宏明さん(30代)
DATA BANK
不動産やまちづくりに関わる仕事をしており、その中で不動産鑑定士の先生方と一緒に仕事をさせていただくことも多く 【鑑定評価価額は具体的にどのように求められるのか。我々の仕事にも密接に関連する鑑定評価について十分に理解したうえで仕事をしていきたい】と思い、不動産鑑定士の資格取得を志しました。
宅建等のマーク式試験の受験経験があったため、短答式試験までは市販されている過去問集を使って、これまでの資格試験と同様にひたすら過去問を繰り返し解く形式で独学を致しました。 短答試験合格後、論文式試験の勉強を初めるため、過去問・解答を見たところ、自分では勉強方法・解答方法が全くイメージできなかったため、予備校への通学を決めました。
不動産鑑定士試験の論文式試験は、毎年の合格者の割合が、受験者の15%程度と少ないため、受講者の中でも上位を目指す必要があると感じたため、合格者の占有率がトップであるTACを選択しました。 また、講義等を受講していくなかでも【TACの授業や答練、模試で習っていない又は出題されていない問題でなければ、合格者のほとんどは回答できない!】という安心感があったため、他の教材(特に教養科目)に手を回すこともなく、試験合格に必要十分な学習をすることができたと感じています。
これまで長文を暗記したことがありませんでした。そのため、暗記に対して苦手意識があったため、【理解優先】という気持ちで鑑定評価基準や論証例を後回しにしてしまったことが、学習前半の失敗した点です。 答練が本格化してくると、学習前半のような悠長な事を言っていられない状態になったため、答練の機会を無駄にしないため【答練の時間一杯戦えるよう、とにかく覚えておく】という姿勢に転換しました。 すると、暗記した事項を移動中や仕事の合間に思い出して考えるようになり、むしろ理解が進むとともに暗記の定着度が上がりました。 これが学習後半の成功点です。
試験勉強中は数ヵ月間を除き、仕事と試験勉強を両立しておりました。 学習途中までは【専業の方々は一日中フルで勉強しているのだから勝てるわけがない】という投げやりな気持ちでしたが、途中からは【専業の人に負けないよう、移動中・食事中・入浴中も無駄にできない】という気持ちに変わり、仕事も時間外とならないよう定時内で全力で終わらせ、確保した学習時間を無駄にすることのないよう集中して取り組むことができ、メリハリがついたため、学習効率が上がったと感じております。
とにかく【暗記から逃げない】というのが試験合格のための一番効率的な学習方法だと思いました。 一方、暗記できる量や時間には限りがあることも事実であるためTACの教材(テキスト・答練・模試等)以外には絶対に手を着けないということを徹底していました。 鑑定理論(論文)については、基準小冊子に暗記チェックペンでラインを引き、まずは定義等の重要なフレーズから暗記をはじめ、徐々にラインを引く部分を増やしていきました。 また、鑑定評価基準以外の重要な(又は使い勝手のいい)フレーズについても答練や模試で出題される都度、基準小冊子に書き込みを行い、情報を集約しました。 過去問については、膨大な量がありまた、テーマの重複等もあるため、基本的にTAC推薦の過去問のみ繰り返し解くこととしていました。 鑑定理論(演習)については、学習序盤は基礎的な問題をとにかく繰り返し解き、目と手を演習に慣らすことに徹底していました。 応用期以降は答練及び過去問のうち講師の方が推薦された年度のものを繰返し解くことにより、本番レベルの力の養成に努めました。 民法については、とにかく論証例の暗記・理解を徹底していました。民法の学習が初めてであったため、言い回しや解答の仕方について苦戦しましたが、論証例の暗記を繰り返すことにより、【なぜ論点になるのか】が明確になり、理解が進みました。 過去問については手が回らず、模試・答練のみを繰返し解くこととしていました。 経済学については、他の強化に比べて暗記する箇所が非常に少なく、基本的に定義のみの暗記をしていました。 計算や経済現象については、TACの講義で習った内容については暗記せずとも回答できるため、授業の復習以外は行いませんでした。 過去問を含む講義で習っていない内容については【試験で出題されても解ける必要はない】と割りきりてを広げず、答練・模試を繰返し解くととしていました。 会計学については、講義で講師の先生から暗記すべき箇所を指示していただけたため、該当箇所及びその前後(定義や主旨、結論)を暗記しました。 上記の学習をメインとして、答練等で出題された内容を追加していく学習方法でした。 過去問については一切手をつけていません。
まず、答練については教室で受講することをお薦めします。自宅で行うと、分からない場合どうしてもすぐに諦めて解答を終了してしまったりします。 一方、教室では答練の時間が決められていますから、いくら分からなくても時間終了まで終えることはできません。(答案を提出して終了することはできますが)これによって、【考える、思い出す】【分からなくてもとにかく何か書く】という姿勢を身に付けることができました。 本番では未知の問題が出題されることもあるため(特に教養科目)答練で身に付けた姿勢が本番では大変役に立ちました。
講師の方々皆様が不動産鑑定士試験を熟知されているというのがとても素晴らしい事だと感じました。 ご自身が担当されている科目はもちろんのこと、他の科目の配点や労力を完全に理解されているため、試験に合格するための得点配分・勉強時間の配分を考慮された上で各科目の学習範囲・精度について指導していただけました。 時には【この科目は合格点ギリギリで良いから、配点の高い鑑定理論を重視してください】とおっしゃっていただけ、とても心強かったです。
まず、TACのテキストの良いところは、内容量が多すぎずまた、少なすぎない絶妙な量があると思います。 鑑定理論は、細かい論点や例外的な事項に深入りすることはせず、解答に必要な知識、使い勝手の良いフレーズが鑑定評価基準と併せて記載されています。 教養科目についても、膨大な学習範囲の中から、試験対策に必要なテーマが抜粋されており、効率よく学習できることができました。 また、応用期で配布される総まとめテキストは学習範囲をコンパクトにカバーするとともに、アウトプットを強化するのに最適な教材でした。
TACのカリキュラムは暗記事項の多い不動産鑑定士試験に十分に配慮された最適なカリキュラムであったと感じています。 絶対的に暗記量の多い鑑定理論から始まり、暗記量の少ない経済学、暗記量の多い民法とつづき、答練でアウトプット形式の講義が増えてくるタイミングで会計学が始まり、オバーワークにならないよう組まれていました。
全国公開模試は鑑定士受験生の殆どが受験されていると聞いており、全国公開模試で一定の成績を残すことが大きな目標の1つでした。 会場での受験は本番と同じ時間割で行われるため、まさに本番の予行演習という意味で非常に良い経験でした。 また、全国公開模試である程度の成績であったことで、試験当日及び試験終了から合格発表までの期間、自信をもって過ごすことができました。
アクセスα・βを教室で受講しました。アクセスαは出題範囲が指定の上、基本的な問題が出題されるため、講義復習のペースメーカーとして非常に役立ちました。 一方、アクセスβは出題範囲の指定無く、本番レベルの問題が出題されるため、本番の予行演習になるとともに、アクセスβでの良い点数、順位は自分にとって大きな自信に繋がったため、気持ちの面で非常に助けになりました。
全国公開模試を終えた直前期は試験も近づき、落ち着かない気持ちが増してくるため【他の受験生は自分より学習が進んでいるのでは?】という気持ちになり、書店等で販売されている教材に手を出したくなりました。しかし、TAC講師の先生方に日頃から【無闇に教材を増やすと合格が遠ざかる】と言われていたため、これまでの答練を繰返し解くとともに、鑑定理論の暗記精度を下げないよう毎日暗記の確認をしました。新しい知識は入れず、出来ることを確実にできるようにすることに力を入れた期間でした。
試験前夜から初日にかけての夜、目を閉じると鑑定評価基準や論証例が頭の中をぐるぐる回って普段のように眠れず、体調が十分な状態ではありませんでした。 また、試験会場に辿り着くまでも、【電車が遅延することはないか】【トラブルに巻き込まれることはないか】と不安な気持ちでしたが、会場でいつもお世話になっているTAC講師の先生方が応援に来てくださっており非常に心強かったです。
勉強の課程で身につけていく知識や考え方は、部分的には試験勉強として割りきらなくてはならないこともありますが、日常の業務にも役立つことがたくさんあると感じました。試験勉強中は大変なことや辛いことがたくさんありますが、試験合格は自信の人生に大きな自信をもたらしてくれると思います。是非とも全力を尽くして合格を勝ち取ってください。
平成30年度不動産鑑定士試験 最年少合格者にインタビュー
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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