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本橋 文弥さん(20代)
DATA BANK
不動産の業務をおこなう上で不動産鑑定士の資格を取得すれば自己の専門性が高められて仕事の幅が広げられ、また収入が上がると考えたのが不動産鑑定士を目指したきっかけです。
短答式試験は独学で勉強しましたが、論文式試験は試験範囲の広さなどから試験対策が難しいと考えたため受験指導予備校を利用することに決めました。また独学で合格する人はほとんどいないというのも理由として挙げられます。
短答式の勉強をTACのテキスト・過去問で勉強していたことと、他社と比べて合格者の占有率が高いことと、鑑定理論の体験講義を視聴したところTACの講師の方が分かりやすいと感じたためにTACを選びました。
応用答練期は試験範囲の復習をし、毎回答案を提出しその復習することが大変でした。特に会計学は基本講義であまり触れられていない論点が多くでてきたのでその復習に苦労いたしました。仕事が忙しい時期は試験時間の確保が難しいと思いました。
1日にこなす最低限の実現可能なノルマ(鑑定理論の基準と留意事項、会計学の定義)を設定しておき、残業等で勉強開始時間が遅くなる日もノルマは必ずこなすようにしておりました。また、なるべく家事は手早くこなすことを意識しておりました。
・鑑定理論(論文) 基本講義で講師が暗記必須であるとおっしゃっていた基準・留意事項とテキストの右ページで講師が重要とおっしゃっていた部分を一冊のノートにまとめて最低限暗記する事項を明確にして、そのノートを何周も回しておりました(最終的には一週間に1周回せるようになっておりました)。 ・鑑定理論(演習) 答練で間違えた箇所をノートにまとめておき、直前に復習できるようにしておりました。 ・民法 論証例を一冊のノートにまとめて暗記をしやすいようにまとめておりました。
・オンラインイベント YouTubeで就活の仕方などを紹介していた動画を公開していただいたので試験合格後のスケジュール感がつかめました。試験後すぐに講評を公開していただいたので自分の立ち位置がなんとなくつかめました。
メリハリをつけて重要な部分とそうでもない部分を伝えていただいたのでメリハリをつけて復習することができました。特に、現時点で最低限何ができていないとまずいのかを教えていただいたのがありがたかったです。
答練は、解説が充実しており復習に役に立つ教材でした。テキストは項目ごとに重要度別にAからCにランク分けされているので重点的に取り組むべき項目がわかりやすかったです。
社会人受験生にとっても無理のないカリキュラムであったと思います。答練もなんとかすべて提出することができました。
公開模試で2回ともCランクであったので、危機感を得ることができ最後の数週間を駆け抜けるためのよいきっかけであったと思います。また、特に経済学はそのまま出題されていたのでほかの受験生に遅れをとらずに良かったと思いました。
・鑑定理論 論文特効ゼミ 直前期は過去問を使わず論文特効ゼミのテキストを使って論文対策をしていたのですが、最初から過去問ではなくこちらを使ったほうがよかったと思うくらい充実したテキストでした。マイナー論点もほとんど漏れなく入っているのでこれだけやっていれば論文対策は十分であると思います。
・ひたすら暗記用の自分用のノート(4科目)、論文特効ゼミのマスター問題集、鑑定理論の演習の答練および模試を繰り返し回しておりました。 ・平日、朝は鑑定理論の暗記と論文の問題集、夜は苦手な会計学の暗記と民法or経済学の暗記をしており、休日はそれプラスで演習問題の復習をしておりました。
特に経済学の2問目と会計学の1問目で今までやったことのない出題範囲の問題が出て焦りましたが、ほかの受験生もたぶん同じように考えているだろうと考えて冷静に問題を解くように心掛けました。また、3日間あるので試験期間中は終わった科目の反省しないように注意しました。
講師のおっしゃることに忠実に勉強していれば合格するようなカリキュラムなっていると思います。答練や模試で成績悪くてもほかの教材をやったりせずTACの方針を信頼してそれにしたがって学習したほうが良いと思います。
平成30年度不動産鑑定士試験 最年少合格者にインタビュー
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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