不動産鑑定士 合格体験記|森 健一さん

【合格の秘訣】 「学習内容」はTACで教わり、「学習方法」は自分で見出し、管理する!

森 健一さん
                

森 健一さん
(20代)

DATA BANK

受講コース 論文本科生B
受講形態 教室講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 2回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 1年8ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 1年2ヵ月
得意科目 【鑑定理論(論文)】
不動産鑑定士を目指す者として、得意科目になるまで勉強して当然だと考えていたため。
不得意科目 【経済学】
細かい作業が苦手でスルツキ―分解のグラフをうまく書けないため。
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

前職は不動産とは関係のない業界でしたが、勤務を続けていくうちに独立開業を志すようになりました。 そこで、独立開業を目指すことができ、かつ、自分の能力に適した資格を探した結果不動産鑑定士が自分に適していると感じ、不動産鑑定士を志しました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

短答式試験は過去問による対策が重要な試験であり、TACが市販している過去問題集で十分に対応することができました。 しかし、論文式試験は近年出題傾向が変化しているため、過去問だけでは対策として不十分であり、また、自分の答案を採点することが困難であるため、予備校を活用することにしました。

TACを選んだ理由・決め手

TAC の決め手は合格者占有率が高く、また、受講生が多い点です。 相対評価の試験のため、他の受験生に情報で劣ってしまうと合格することが大変難しくなってしまいます。 その点 TAC は受験生の多くが受講しているため、TAC を選べば少なくとも情報で負けてしまうことはなくなると感じ、TAC を選びました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

自分は書いて暗記をする勉強方法だったため、右手の親指と中指が変形してしまい、痛かったです。 勝因としては、勉強の進捗管理を早い段階から行っていたことだと感じています。 多くの項目、内容の暗記が必要になる試験のため、暗記すること以上に、覚えたことを忘れないようにすることが重要です。 この点、自身で管理シートを作成して定期的に暗記内容の確認を行っていたことがとても有効だったと思います。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

短答式試験のみ仕事と両立して勉強していました。短答式試験はどちらの科目も、過去問対策が最重要です。 働きながらとなるとあまり時間は取れないことと思いますので、教材は絞り込み、問題演習は過去問のみを繰り返すことが良いと思います。

効果的な学習方法

どの教材を使う場合でも暗記個所の絞り込みが肝心です、 例えば、答練の解答に書いてある内容はあくまで具体的な設問に対する答えですから、その全てを覚えたとしても他の類似問題に活かすことができるわけではないです。 そこで、解答のうちどこの部分が一般的な(他の問題に応用が利く)部分なのかを見出し、そこに絞り込んで暗記をすることで効率的に暗記をすることができます。 このほか、会計学や鑑定理論の基本テキストは内容の理解を促すための文章が多いため、答案に書く文章としては冗長になってしまう部分も多いです。自分は暗記をする部分に赤線を引き、そのまま答案に使える形に加工する作業を基本講義を聞きながら行っていました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

質問コーナーを活用することが合格の近道だと思います。どの科目にしても一度講義を受ける、あるいは、答練を受ければ少なくとも一つは疑問点が生じるものです。特に、経済学や鑑定理論、演習は横のつながりが大きい科目のため、初歩的な疑問を解消していないと、その後の内容に一切ついていけなくなってしまいます。 そのため、質問コーナーや講義後の時間を使って質問をすることが重要です。

TACを受講して良かった点①(講師について)

私はどの科目も疑問点を持ち越さないようにしていたため、担当していただいた全ての講師の方に複数回質問したことがあります。 どの講師の方も自分の疑問点がなくなるまで話を聞いてくださり、ご教授くださったため理解につながりました。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

鑑定理論についてはオプション講義になりますが、特効ゼミテキストが本試験対策として非常に効果的だと感じました。 また、会計学の各種答練や基本テキストも本試験対策として効果的です。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

多くの方が最初だけ頑張る三日坊主や、試験直前だけ頑張る一夜漬けを体験したことがあると思います。 しかし、鑑定士試験に合格するためには長期的・継続的な勉強が不可欠であり、中だるみを無くすことが肝要です。 その点、TACのカリキュラムは基礎期から直前期まで、「今やるべきこと」が段階的に降り注いでくるものになっているため、中だるみに陥ることなく勉強を進めることができると感じました。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

全国模試には二つの側面があると考えています。 第一に、本試験の練習としての側面です。解答用紙や演習問題の綴じ方、一つの教室内に受験生が集合する様子など、答練とは比較にならない本番感を感じることができます。そのため、是非教室受験をして少しでも感覚をつかんでおくと良いと思います。 第二に、自信をつける機会としての側面です。全国模試を除いて全科目通しで自分の順位を知ることのできる機会はないため、自分の実力を正確に見極めることは困難です。そのため、全国模試で高い順位をとることができれば、大きな自信につながります。 試験本番はメンタル勝負の面も強いため、公開模試で自信をつけておくことは非常に大切です。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

アクセスαβは全科目受講いたしました。アクセスコースには二つの利点があると考えています。 第一に、基本講義の内容・要点を理解できているかの確認が実践形式でできる点です。特にアクセスαは基本講義が終わった後に行われ、出題内容も基礎的なものが多いため、自分がこれまで学んできた内容を身につけられているかの確認に適しています。 第二に、アウトプットの機会が格段に増えることです。論文式試験はインプットとアウトプットの両輪が重要な試験ですが、自身のアウトプット力を測ることは困難です。何故なら、アウトプットの実力を知るためには、先入観抜きに採点することが不可欠になるためです。その点アクセスコースでは講師の方に公平に採点をしていただくことができるため、アウトプット力を醸成し、また、確認するまたとない機会になります。 この他、論文特効ゼミを受講いたしました。論文特効ゼミの魅力は重要な情報がコンパクトに凝縮されている点です。短い時間で基準理解や暗記の進捗を把握することができます。 一方、注意すべき点としては、論文特効ゼミは一問一問採点していただけるようなものではないため、特効ゼミが始まるまでに自分の答案を先入観抜きに採点することができる能力が必要になります。 そのため、上述のアクセスコースで多くの答案を採点していただき、フィードバックを受けることで、どのようなところに着目して採点が行われているのか、どの程度のミスがどの程度の減点につながるのかを把握しておくことが重要です。 以上より、論文特効ゼミはアクセスコースと強いシナジーを有しているため、併せて受講することを強くお勧めします。

直前期の過ごし方

全ての科目で答練や全国模試の復習が最優先になる時期だと思います。これが終わったのちには各科目以下の学習をしていました。 鑑定理論は特効ゼミの問題を解くことでアウトプット力を高めると同時に、基本テキストを読み返すことで細かい知識のインプットを行っていました。演習は毎週2問過去問を解いていました。 民法は総まとめテキスト巻末の判例や直近10年間の過去問を読み、解答に使えそうな部分の暗記を行っていました。 経済学は過去問や基礎テキストの重要度の低い項目を確認し、全く見たことの無い内容について言葉の定義や式の内容等最低限の知識を身に着けました。 会計学は基本テキストの全内容の暗記を目指して重要度Cの項目の暗記を行っていました。

本試験当日のエピソード

全国模試の結果から、かなりの確率で合格することができるとは思っていましたが、試験中は緊張のあまり毎日2時間程しか眠れませんでした。また、毎日緊張状態でいる時間が長いため、非常に体力を使う三日間でした。

これから目指す方への応援メッセージ

TACの教材、講師の方々を十分に活用することで各科目の内容を理解することができ、また、暗記個所も明確になります。 しかし、実際にその内容を頭に叩きこみ、また、忘れないように維持する作業はあなた自身が主体的に行わなければならない行為です。TACという武器を多くの受験生が平等に活用している以上、合否を分かつものは間違いなく自主的な行為の積み重ねです。 いち早く自分の心と暗記内容の管理方法を見つけ出し合格をつかみ取ってください。

合格者インタビュー

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