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久保 道郎さん(30代)
DATA BANK
もともとハウスメーカーで10年以上勤務経験が有り、宅建士も持っていたので、これまでのキャリアがそのまま活かせるのではないかと思い、不動産鑑定士試験の受験を決意しました。また、今後の長寿社会において、100歳まで働ける仕事ということも魅力を感じました。
短答式試験までは独学で合格できましたが、論文式試験の問題を見て、その難度に思わず独学は無謀と判断し、予備校の利用を決めました。予備校代は決して安くはありませんが、自分への投資として将来必ず元を取ると決意し、泣きながら財布の紐を解きました。
過去の合格実績の多さに尽きます。他校との比較検討もしましたが、合格者の割合は一朝一夕で変わるものではありません。最短距離で合格までの道のりを示してくれる予備校はどこかという視点で考えていた私にとって、TACを選んだことは必定でした。
最初は全ての科目を等しく考慮して勉強していましたが、コスパの悪い科目(私の場合民法と経済学)が出てきたので、割り切って鑑定理論(論文)を最重視しました。とにかく試験本番までに、鑑定理論なら誰にも負けない!という自信をつけられたことが勝因だと思っています。
試験直前前までフルタイムで働いていたので、勉強時間の確保は永遠のテーマでした。平日は特に2時間勉強できれば良い方で、全くできない日もありました。そこで、通勤電車に揺られてボーとしている時に、頭の中で基準を思い出そうとしたり、読みたいマンガを風呂の中で読む等、時間を有効に使う事に注力をしました。
勉強時間が少ない私にとって、講義だけが生命線でした。極力復習しなくて良いように、講義中は全神経を集中して臨み、一番後方の席に座るというルーティンも欠かしませんでした。常に同じ環境を整えることで集中できました。TACのテキストは、全科目無駄なく要点を絞って作られていると思います。読んでいて面白いものではないですが、1日に1ページでも多く読もうという努力は最後まで続けました。私はノートを作らない派だったので、TACのテキストだけを信じて勉強しました。分厚い過去問が数冊与えられましたが、最後まで開かれることはありませんでした。 演習に関しては、答練に尽きます。演習は、家でいくら2時間と決めて解こうとしても、何か違うのです。集中できないとかではなく、教室で、大勢が狂ったようにホチキスをバチバチ止めたり、紙をめくる音、電卓を叩く音、そういう異様な環境をひっくるめて演習なのだと思います。答練を通じてこの過酷な環境に適応できればもはや演習をマスターしたも同然でしょう。
仕事で欠席することも多かったので、インターネットで講義を見ました。スピードを変えられるのが良かったです。また、出席した講義で良く理解できなかった時や、今日の勉強は何にしようか思いつかなかった時にも利用しました。
鑑定理論は、効率面を渡邊先生、理解面を高橋先生を目標にしてとにかく真似しました。お二人の話し方の真似までして完全コピーを目指しました。そのような視点で授業を聞いていると、雑談も含めてなぜかよく覚えることができました。お二人とも素晴らしい先生です。私は経済学が大の苦手でしたが、粟国先生はとても心の優しい方なのでしょう、懇切丁寧に伝えようとたくさんグラフとかを書いて下さいました。内容はほとんど理解できませんでしたが、これも真似によって、それらしい体のグラフが書けるようになり感謝しています。
何を勉強したら良いか分からない者にとって、与えられたテキストこそが全てでした。その中でも、基準だけをまとめた小さな本は試験の友でした。常に持ち歩き、今では手垢にまみれ見る影もないその本は、私にとっての宝物です。演習のテキストも秀逸でした。トレーニング問題は、そのテーマだけを解くだけで良いので気軽に繰り返し練習できました。項目立て(手法の適用)ごと覚えると理解が早まると思います。
まんべんなくビッシリと組まれたカリキュラムのおかげで、気を抜く暇もなく過ごせました。ただ、必ずしもカリキュラム通りに勉強できたわけではありません。人間ですから気の乗らない日もあるわけで、そういう場合は思い切って欠席してその分のフォローは欠かさないように気を付けました。
二度の全国模試の結果は、どちらも100番以内に入れませんでしたが、悲観はしませんでした。鑑定理論で上位にいることが確認できたので、必ず勝機は有ると信じ込みました。その後、ズタボロだった教養科目をどう矯正できるか作戦を立てて実行しました。そういう意味でも、模試によって自分の穴が明白になり、対策ができるので合格のためには必須だと思います。
鑑定理論論文特効ゼミは、本気で合格したい方にはマストだと思います。講義はもちろんですが、問題集が素晴らしいです。これ一冊で何でもできます。おススメです。あと、大の苦手の経済学のアクセスαを単科で受講しました。とても難しい問題ばかりで、心が折れそうになりましたが、合格のためには避けて通れないと言い聞かせて答えごと暗記しました。結果、本試験でもおそらく不正解ですが、それらしいことが書けました。
直前期は時間がないことによる焦りだけが募りますが、よく考えたらこの段階でジタバタして合格できるような試験ではないと割り切って、平常心を維持するように努めました。ひたすらプレッシャーを自分にかけて追い込むのが好きな方にはおススメできませんが、たまにはご褒美をちらつかせながらリラックスする時間も必要だと思っています。遊び疲れたら、自動的に勉強するようになります。
平常心を保つことを最優先して臨みましたので、思っていたよりも緊張せず3日間過ごせました。ただ、そこは本試験、疲れ方が模試の比ではありませんでした。終わった科目については振り返らず、翌日の科目について適当に目を通して、極力早く寝て体力を回復することに努めた結果、全科目で全力を出し切ることができました。
私は限られた時間の中で、常に効率を最大化する方法は何かということを模索しながら勉強してきました。模試の結果も最後まで悪かったのですが、あと何をすれば合格できるという道筋は見えていました。鑑定理論で突き抜けて、教養科目は平均点を狙う。とてもシンプルですが、自分に合った戦略を貫き通せれば必ず合格できます!
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