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堀田 文人さん(50代)
DATA BANK
20年前に宅建を取得後、不動産鑑定士に挑戦するも6回受けて合格できず断念しました。その後定年で、不動産調査を行う現在の会社に異動、専門職業家になりたいと思い、53歳にして再挑戦し3回目の今年合格しました。
短答式は独学で受かり、論文試験もできると思っていましたが、本番では書けませんでした。他の受験生と机を並べ意欲と緊張感を持って勉強する環境に身を置く事が必要と思い、受験指導予備校を利用することに決めました。
合格生のほとんどがTAC生であるという実績から、TACしかないと思いました。全答練で成績上位に入れば合格可能性が高いので、自分が合格水準に達しているか明確にわかるということも魅力的でした。
TACに通って1年目は基本講義に出席するので精一杯で、復習と答練が全くできていませんでした。2年目の今年は基本知識のインプットは終わっているので、復習と答練に集中できたのが勝因だと思います。ただし、基準の暗記が最後まで完全でなかったので、できれば年内に終わらせていれば、もっと余裕をもって合格できたと思います。
私は働きながらの受験でした。自宅ではつい転がったりスマホを触ったりと意志が弱く勉強できなかったので、毎日会社が終わればTACの自習室に直行し、休日も朝一で直行して勉強しました。近くに自習室がある方はとにかく自習室に行って勉強することを習慣化すれば、最低限の勉強時間は確保できると思います。
鑑定理論を中心に勉強すべきです。基準は渡邊先生のA論点は“てにおは”以外は間違えずに書けるように、B,C論点は再現率各8割、6割と目安をつけて暗記していました。答案構成はTACの答練と特効ゼミのテキストで十分と思います。次に注力すべきは、演習と会計学だと思います。この2科目はやった分だけ点数が伸びます。演習は答練と過去問を繰り返しました。教養科目はTACのテキストとレジュメのみで十分です。
DVDだったので自習室で勉強しました。ビデオブースで答練を受けて時間オーバーで解説ビデオが最後まで見れないこともありましたが、Webフォローで見れるので良かったです。特に直前期は質問メールをよく活用しました。試験の数日前までメールしましたが、早く回答して下さるので疑問点が解消され大変助かりました。
講師の先生は皆さん優秀で理解が深まりました。私のように勉強が進んでいない人にもわかるように配慮して講義されているのがわかりました。また、教室授業の時は科目以外でも有用な話を聞けて良かったです。モチベーションアップに繋がりました。
TACのテキストは素晴らしいです。テキストのAB論点を習得していれば、上位10%で合格できると仰る先生もいらっしゃいましたが、本当にその通りだと思います。また、経済学の粟國先生の暗記レジュメは最後まで見直しました。答練は内容も良問ですが、「感想メモ」に不安なこと等を書くと、励ましの言葉を頂き嬉しかったです。
学ぶ分量が多いので仕方ないですが、遅くに始めるとカリキュラムの消化が厳しいです。自己管理をしっかりしないと基本講義に出て、しっかり復習までするのは私には大変でした。
全国公開模試は本試験受験生の大半が受けると思われるのでやりがいがありました。この結果が本試験の結果に直結すると講師の方が仰ってましたがその通りだと思います。私は第1回で100位以内、第2回で50位以内を目指していました。第2回では70位台でしたが自信がつきました。
1年目に鑑定理論・論文特効ゼミをとりました。テキストは良問揃いで、基準の深い理解と合格答案へのエッセンスが詰まった素晴らしいものです。私は2年目も答案構成で活用しましたが、この本を繰り返しできれば鑑定理論は十分ではないかと思います。
直前期は基準の暗記の継続中心に勉強しました。特に時間を測って実際に書く訓練を繰り返しました。過去の答練も繰り返し復習しました。直前期だからと言って新しいものには手を出しませんでした。TACのテキストと答練の復習で十分だと思います。
本試験では、勉強不足で不安になり、試験を受けるのが怖かったです。「今の実力で頑張るしかない」と開き直ると、少し気持ちが楽になりました。最後の1秒まで執着心を持つことが大事と思います。理論では、試験係官に注意され止められるまで書き続けました。
一度不動産鑑定士を目指すと決めたら、その夢を諦めないで下さい。真剣に試験に向き合えば必ず努力は報われます。今勉強できることに感謝しましょう、合格すれば応援してくれた人は自分よりも喜んでくれるはずです。TACを信じて勉強すれば、あなたも必ず合格できます。
TAC不動産鑑定士講座の合格実績
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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