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有賀 裕之さん(30代)
DATA BANK
銀行では、不動産投資案件の審査業務を行っており、不動産業者(マンションデベや不動産投資会社)と接することが多くありました。案件によっては、鑑定評価書を見たり、自ら不動産の価格をざっくり算出したりしている中で、だんだん不動産鑑定士という資格に興味を持つようになりました。
専門書が書店で販売されておらず、インターネット等での情報から独学での勉強が困難だと判断したからです。また、銀行の先輩鑑定士からも受験指導予備校を利用することを強く勧められたからです。教育訓練給付金の制度利用が可能である点も要因の一つです。
TACと他社を比較して、TACの合格率がズバ抜けて高かったからです。また、同僚が他社を利用しており、テキストや問題集を見せてもらったのですが、文字ばかりで素っ気ない印象を受けたため、TACの方が勉強し易そうと感じたからです。
1年目及び2年目は、時間を計りながら論文を書くことを疎かにしていました。なぜなら、答案構成だけを行い数多くの問題を解くことが勉強していると感じられたからです。しかし、答案構成のみの勉強では暗記や理解度のチェックができず、自分の本当の実力を把握することが出来ませんでした。以上が失敗談です。
直前期に勉強専念期間が5か月間与えられた点(社内制度)については、他の社会人受験生と比べて恵まれていたと思います。基礎、応用期には、仕事後に勉強するのですが自宅ではなかなか勉強できない(子供が小さい)ため、自習室等を借りて19~23時まで勉強時間を確保するように努めました。
合格した3年目は「とにかく論文を書く!」と決め、1~2年目の全国模試や直前答練、アクセスα・β、特攻ゼミの問題を1科目1日1問(鑑定理論は2問)を本番同様にB4用紙を使用し解きました。ただ解いて満足するのではなく、論文記述時間と同じ時間を復習時間にあて、暗記・理解不足の点について徹底的に見直しを行いました。また、復習の中では各問題の模範解答をそのまま理解し暗記するのではなく、「自分なりの最高の解答」を作り上げることを欠かさず実施しました。復習により明確になった暗記不足の点については、移動の電車の中で暗記をする流れを確立しました。 直前期(7月)には、論文記述ではなく、答案構成に注力し数多くの問題を解き、記憶した内容の維持を図りました。その際に上述の「自分なりの最高の解答」を活用して答案構成を実施しました。もちろん本番同様に時間管理を行いました。この答案構成は1週間サイクルで回していきました。
私は通信生ですので、学習スペースの確保として自習室を活用させて頂きました。不動産鑑定士以外の受験生が数多く自習を行っており、勝手ながら切磋琢磨の意識をもって勉強していました。一つ要望できるのであれば、社会人用に自習室を21時30分ではなく、23時位まで開放して頂けると大変便利だと思います。
不動産鑑定士試験の肝である「鑑定理論(論文・演習)」の講師である高橋先生・渡邊先生の授業が非常に分かり易かったです。鑑定理論の条文をそのまま暗記するだけでは理解できない深い内容について教えて頂き、理解度が深まりました。「会計学」の小坂先生についても、会計制度のそもそも論を端的にご説明頂き、暗記内容の定着化を図ることができ、得意科目とすることが出来ました。「民法」については、公文先生の講義において危機感を煽って頂き、モチベーションの維持へと繋がりました。
鑑定理論(論文)については、毎年出題予想が当たっているので、全国模試や直前答練に対して信頼感をもって解答・復習をしていました。鑑定理論(演習)は、他社と比較して答練回数が多く、幅広い問題に対応することが出来ました。民法・会計学・経済学については、総まとめテキストを頻繁に活用しました。総まとめテキストには特に重要なポイントが凝縮されており、絶対に押さえなければならない項目ばかりだからです。
TACのカリキュラムは、勉強に時間がかかる科目から順番に答練が送付されてくるため、自然と鑑定理論や民法の勉強時間が多くなり、適正な勉強時間の配分となりました。
1回目(5月)では10位以内の高得点を取ることができ、今まで自分がやってきた勉強方法に自信が持てるようになりました。一方で、他の上位者と比較して自分の苦手科目が明確となり、モチベーションが上がりました。2回目(6月)では20位程度でしたが、安定して点数を取ることができた点について自信を持つことができました。通信生は身近にライバルがいないため、全国模試を通じて自分の実力を把握できたことが良かったです。
各科目ともアクセスα・βを受講しました。アクセスは基礎問題から応用問題へと段々と難易度が上昇していくため、勉強の進捗に合わせて適切なタイミングで問題を解くことができます。論文に慣れていない最初のうちは基礎問題が多いため、気軽に取り組むことができ,論文を書くことへの苦手意識を払拭することにも役立ちました。論文の練習へのきっかけとして非常に有効なオプション講座だと感じました。
直前期(7月)は、各科目とも1週間で全範囲を復習できるように7コマに分割して、過去の全国模試や答練、総まとめテキストを活用して暗記した内容を忘れないように維持することを心掛けました。毎日全科目を復習することで苦手科目を作らないようにし、全科目勉強しているのだという安心感を得るようにしていました。学習方法は、自分が作った「模範解答を超える解答」を活用し、答案構成を行うことが中心でした。
私は社会人受験生であり、妻・子供2人の父親でもあります。3年目の今年は腹を括って、家族に迷惑をかけて可能な限りの勉強時間を確保しました。本試験当日の朝に妻が家の最寄り駅まで車で送ってくれた際、今までの勉強の苦労や家族の支えが走馬灯のように思い出されて、妻へ涙ながらに感謝の言葉を伝え試験会場に向いました。
不動産鑑定士の論文試験に合格するためには、腹を括って「ひたすら論文を書く訓練をする!」ことが一番の近道だと感じています。地道にコツコツと努力して積み上げた論文記述能力は、最後に必ず報われます。そして、書いた論文の数だけ自分に自信を得えてくれます。暗記や理解度向上にも繋がりますのでまず書きましょう。
TAC不動産鑑定士講座の合格実績
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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