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橋本 しおんさん(30代)
DATA BANK
金融系の企業で正社員として働いていましたが、女性として自分に特別なスキルがないまま出産・時短勤務等を経て長期的なキャリアを築くのは限界があるかもしれないと感じ、自分の強みになるような難しい資格に挑戦したいと思うようになりました。両親が不動産関連の仕事をしており不動産業界に興味があったため不動産系の最難関資格といわれる鑑定士試験に挑戦することに決めました。
大学で民法は学んでいましたが、鑑定理論、経済学、会計学等は学んだことがなく、内容も難しいものだったため独学で学習するよりも予備校を活用するほうが効率的だと感じたからです。また予備校はよく考えてカリキュラムを組んでいるはずなので全部自分で一から勉強計画を立てるよりも予備校の作ったカリキュラムに沿って学習するほうが効率的だと感じたからです。自分で計画を立てるとついつい先延ばしにしてしまいがちですが、定期的に答練等が郵送されてくるため先延ばしせず取り組めたと思います。
不動産鑑定士試験の合格者のほとんどがTAC生であるとのことだったためです。TAC生の合格者が多いということは、TACの答練や全国模試で上位を目指すことが結果的に合格につながると感じたためTACを選択しました。またオプション講義等も充実しているため自分に必要な講義を取捨選択しやすいと感じました。
短答試験合格後に出産したため、慣れない育児に時間をとられ1年近くまともに勉強できない時期が続いていました。1回目の論文試験は総まとめ講義や直前答練、全国模試等一切消化できないまま臨むことになり惨敗しました。また基準の暗記もおろそかにしていたため大事な鑑定理論を得点源にできず不安な時期が続くことになってしまいました。家族から「もっと本気でやれ」と激励され、合格した年の3月から子供を預けて勉強時間を確保したり、寝る前の時間は基準の暗記をするようにしたことで答練の点数なども飛躍的に延びていきました。お金をかけて子供を預けたことでその時間を無駄にしないよう真剣に取り組めたところもあったと思います。
短答式試験までは仕事との両立+通学生だったため講義がある日は仕事を早く終わらせられるよう意識してスケジュールを組んでいました。早く帰れるようにと仕事に集中することで効率が上がっていたと思います。また昼休みはカフェでミニテストを解いたり、電車の待ち時間に基準を読んだりと隙間時間を大切にするようにしていました。
量より質を重視した学習をすることだと思います。勉強中は「今自分は集中しているか」「今集中していたようにみえて実は作業をしていただけで頭に入っていないのではないか」等、費やした勉強時間に対して質はどうだったのかと常に客観的に振り返るようにしていました。なかなか集中できていないなと感じる時は作業に近い学習(民法の論証例カード作りや会計学の単語カードづくり等)に切り替えたり、あまり深い集中が要らずにできる学習(私の場合は会計学の穴埋め問題を解く)に切り替えるようにしていました。過去問は全教科通してほとんど解きませんでした。その代わり答練は必ず2回以上は解くように心がけていました。寝る前に見たことは記憶に定着しやすいと本で読んだため寝る前の時間は眠くなるまで基準を読むようにしていました。
合格した年度は通信生でしたが、スクーリング制度を活用し直前期に行ける時は教室で答練を受けるようにしていました。鑑定士受験生は決して多くないためなかなか受験生同士が出会うのは難しい事ですが、教室で答練を受けたりしたことで受験仲間ができ切磋琢磨できたと思います。
高橋先生の鑑定理論は本当にわかりやすく、講義を受け終わった後も疑問点が生じることがほとんどありませんでした。経済学の粟國先生は理解べきところとそういうものなんだと思うところの強弱をつけて説明してくださったので深みにはまりすぎずにすみました。民法の田畑先生は制度をわかりやすく例えて説明してくださったので理解する上で助けられました。小坂先生の小話は画面越しなのにくすっと笑ってしまうことが多かったです。また理解にも役立ちました。
鑑定理論のテキストは非常によくできていると感じました。鑑定理論のテキストを読み込めば論述に必要な知識は充分身につけられると思います。応用答練は範囲指定をしてくれるため、該当範囲をしっかり学習して答練に臨む作業を繰り返すことで漏れなく全範囲学習できると思います。
合格年度は通信生でしたが、通学生のカリキュラムを確認しできる限りそれにそって学習することでペースを守ることができました。また基礎期・応用期・直前期と何をすべきかがはっきりしていたため計画的に勉強を進めることができました。
全国模試を本番と思って臨むことで本試験はもはや後夜祭のように感じられ力みすぎずに済みました。全科目の総合得点で合格判定がでる模試は2回しかないので全国模試の順位はかなり重要なものだと意識していました。全国模試までは基準の暗記をうまく回せていなかったため自分は全然合格ラインに達していないと焦りや不安ばかり感じていましたが、全国模試の結果が思いのほかよかったことから安心することができました。
アクセスαは出題範囲が指定されるため、出題範囲をしっかりと学習しカリキュラム通りに受講することで全体を一周することができるのでとてもよかったと思います。点数がよくなかった場合はしっかりと学習した「つもり」になっているということが客観的にわかるというところもよかったと思います。
直前期は総まとめテキストや今までの答練の復習を中心に学習していました。不安で集中ができない時期もあったため、強度の低い勉強に切り替えたり、思い切って映画や漫画を読んでリフレッシュするようにしていました。超直前期(7月後半~8月)は第二子の妊娠が発覚しつわりがひどく常に車酔いのような状態になってしまい、1日1~2時間しか勉強できなかったため、新たな知識の詰め込みは諦め、それまで習得したところはせめて忘れないようにテキスト等を読み返しました。
全国公開模試では一桁の順位に入れたものの超直前期に全然勉強できなかったことから簡単な定義も忘れていたりしたため、焦りすぎて平常心を保てなくならないように落ちてもともとと思うようにしました。試験の朝聴いた高橋先生の基準の音声の内容がたまたま試験に出たり、直前まで読んでいたテキストの部分が出題されたりしたためギリギリまで粘ってよかったと思いました。
直前期にボロボロだったためあまり偉そうなことを言える立場ではありませんが、お仕事をされている方や学生の方は専念の方に比べて勉強時間を確保しにくいところがあると思いますが、隙間時間等で質の高い勉強を細切れにでもできていれば確実に力はついていくと思うので諦めずに頑張ってください。
平成30年度不動産鑑定士試験 最年少合格者にインタビュー
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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