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牧田 龍太郎さん(40代)
DATA BANK
私は金融関係で事業再生に係るデューデリジェンス業務に従事しておりますが、不動産鑑定士と関わる事が多く自分自身も鑑定評価ができるようになりたいと思ったこと、また大学の後輩が働きながら不動産鑑定士試験に合格したことが目指したきっかけです。
不動産鑑定士は、不動産系資格の中でも最難関の資格です。司法試験・公認会計士と並ぶ3大国家資格であることから、独学での合格は困難と感じ、受験指導予備校を利用することに決めました。
合格占有率が非常に高く、また、欠席時の「Webフォロー」、全国のTAC各校の空き教室を「自習室」として開放しており、忙しい自分でも安心して学習を継続できるフォロー体制が整っていること、初学者の私でも基礎からしっかりと学習を行うことができると感じたためです。
私は働きながら合格を目指した社会人受験生です。仕事が忙しく、勉強時間を設けるのに苦労しました。また、論文式の問題に対し、どのように解答すればよいか分からず苦労しました。解答の何が良くなかったのかをよく考えて復習するようにしました。復習に重点を置き、最後まであきらめないことが勝因ではないかと思います。
仕事との両立では特に時間の使い方を意識しました。電車等の隙間時間は基準暗記を中心に行っていました。就業後のまとまった時間は答案を書く練習に充てるようにしておりました。合格まで長期にわたりましたが、移動時間や隙間時間を活用して勉強していました。
常にどこに行くにしても「不動産鑑定評価基準」を持ち歩いていました。TACで配布された基準冊子は小さく持ち運びに便利です。一人で出かけるにしても家族と一緒に出かけるときでも、ちょっとした待ち時間、空き時間等は常に基準を開いて暗記に努めました。暗記が進んでいないときは、自習時間は暗記にあてました。また答練の問題を科目ごとにファイリングして何度も解きました。試験の大部分は鑑定理論です。隙間時間にちょこちょこ勉強し基準の暗記を行うことが社会人受験生合格への秘訣ではないでしょうか。
社会人の為、平日の講義や答練は欠席することが多く、DVDフォローを多く活用しました。自習室は、他の資格の受験生を含め、たくさんの方が利用されて熱心に朝早くから夜遅くまで勉強していることから、自分自身も負けてられないと気持ちを高めることに繋がりました。
とてもわかりやすく、丁寧な講義であり、各科目の試験対策上の重要なポイントを教えていただき、効率的に学習を進めることができました。論点ごとの重要度を明示していただけることから、学習の優先度を付けるのに非常に助かりました。
テキスト、答練解答解説等はわかりやすく記載されており、また、基本・上級テキストどれもとても充実しており、テキストと答練の問題解答解説、総まとめテキストのみで十分理解できるようになりました。社会人受験生のため、あまり手を広げすぎないのが大事だと思い勉強していました。
本試験本番を見据えてカリキュラムが構成されているため勉強スケジュールを立てやすく、また、答練で常にランク上位に入るように意識して勉強することにより、アウトプットの力が自然と付いてくるようになりました。
全国公開模試は本試験と同様のスケジュールであるため、本番を見据えた力試しができました。全国模試で30位以内に入ればかなり合格の可能性が高くなるとの話しがあったのでこの模試を受けることで自分のポジションを確認できました。1回目で10位台になったことはその後モチベーションUPに大きくつながりました。
アクセスαは基本論的が中心となり、自分自身の勉強がどの程度進んでいるか確かめる為に活用できました。またアクセスαを繰り返し復習し基礎力がアップし合格につながったと思います。アウトプットトレーニングの良い練習機会になりました。アクセスαでのトレーニングは自分自身の基礎力を大きく上げてくれました。
直前期も仕事をしながら勉強です。従来通り隙間時間の活用により特に鑑定理論基準の暗記・仕上に務めました。教養科目については、アクセスα・応用答練・直前答練の復習に徹底しました。すべての科目について基本的な部分の復習・暗記に徹底しました。
試験当日はやはり緊張感に襲われます。試験初日の民法はあまりの緊張に手が震えながら答案を作成していました。最終日の演習は10年のDCF法であったため解答用紙をみた瞬間頭が真っ白になり焦ってしまいました。
働きながら不動産鑑定士試験に合格することは容易ではありません。一方、「時間がない」「仕事が忙しい」等できない理由を見つけて諦めるのは簡単です。TACを信じて諦めずコツコツ勉強を頑張れば、働きながらでも合格できる試験です。
平成30年度不動産鑑定士試験 最年少合格者にインタビュー
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