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前川 涼さん(20代)
DATA BANK
就職について考える時期になったときに社会人として働く上で自らに付加価値をつける必要があると思い、難易度の高い資格に挑戦してみようと考えました。私は文系だったので、文系の難関国家資格の中で最も興味があった不動産に関する資格を取ろうと思い、不動産鑑定士を目指しました。
ネットなどで調べたところ独学での合格は不可能ではないが効率が非常に悪いと書いてありました。私は大学生のうちに論文式試験まで合格したいと考えていたため、お金はかかるが効率の良い予備校を利用することに決めました。
受験生のほとんどがTACを利用しており、合格者の割合もTAC生が大半を占めていたため、この中で勉強をすることで自分の進捗状況や立ち位置を把握することができると考えたからです。また、そのことが合格への近道だと考えたからです。
大学3年生の夏から勉強を始めたため、大学の授業と就職活動と勉強をやらなければならないのは精神的に辛かったです。また、勉強を開始したときには教室の授業がかなり進んでいる状況だったため、追いつくまでの勉強が特にしんどかったです。
大学生が大学と勉強を両立させるためには、勉強することを習慣化させることが最も大切だと考えます。1週間の中で大学の授業やTACの教室の授業はある程度固定されているため、曜日ごとに勉強する時間を決めて習慣化させると両立させやすくなると思います。
鑑定理論に関しては、勉強を開始してから本番の試験が始まる直前まで基準を「覚える」「確認」という勉強が必要になります。まずは、基本講義を受講してある程度理解をしたら力技でも良いので暗記を繰り返してください。この方法があっているかはわかりませんが、私は4月に行わる論文特効ゼミのマスター問題集が配られるまでは基準の暗記しかしておらず、その後マスター問題集を使った答案構成を始めました。鑑定理論は理解をしていても基準を覚えていなければ歯が立たない一方で、基準を覚えていれば理解が薄くてもある程度点数が取れるか科目だと思うのでまず基準を暗記することをおすすめします。答案構成の練習は答練の復習とマスター問題集のみで合格ラインに達すると思います。
私は途中から教室授業に合流したのですが、一度の授業では理解が追いつかない場合や後でテキストの意味が理解できないような場合にWebで授業を見直すことですぐに解決することができました。また、答練では周りに人がいる状態で受験することができたので本番も答練と同じような緊張感で挑むことができました。
鑑定理論の基本講義はWebで高橋先生の授業を受講したのですが、不動産の知識が全くなかった私でも拒否反応を起こすことなくすんなり理解することができました。他の先生の基本講義は受けていないのでわかりませんが、高橋先生の授業は本当にわかりやすかったです。また、鑑定理論の渡邊先生は勉強方法の相談や就職活動の相談などに乗ってくださり、小さな質問でも気軽に聞きに行くことができました。
基本テキストは、重要な論点がまとめられており思ったよりもずっとコンパクトでした。特に鑑定理論については、左側に基準で右側に解説が書いてあったため、基準の暗記と同時に右側を見ることで理解も深めることができました。また、試験では基準以外にも右側に書いてあることを書くと点数が乗ることが多いので右側も覚えておくと良いと思います。
TACのカリキュラムは、そのカリキュラム通りに進むことができれば自ずと実力がついてくると思います。教室受講の方はもちろん、Webの方も答練などはできるでけ教室で行われるスケジュールで行うと力がつきやすいと思います。
新型コロナウイルスの影響で教室受験の人数が制限されていたこともあり、私が申し込んだ際には教室受験は満員で自宅受験となってしまいました。ただ本試験さながらの問題を本試験と同じ時間で解くことができ、その結果により自分の立ち位置を把握することができたのが非常によかったと思います。
鑑定理論の論文特効ゼミは、必ず受講すべきだと思います。その講義で配られるマスター問題集では、全範囲を網羅した問題が難易度別に掲載されているので、答案構成はマスター問題集を繰り返し解き答練の復習をするだけで十分合格ラインに達すると思います。
私は鑑定理論の勉強を八日間で区切ってひたすら回していました。まず、基準の暗記をして、そのあとにマスター問題集でその日の暗記と同じ場所の答案構成を行い、その中から1つ問題を選んで時間をはかって実際に書いてみる、という流れでした。試験ではものすごい量の字を書くため、直前期には実際に時間をはかって答案を書く練習も行うことで書き慣れておくことも必要だと思います。
正直緊張で寝ることはできないし、ご飯も喉を通らなくて無理やり水で流し込むほどに体調が優れていなかったですが、試験が始まると緊張していることも忘れて無我夢中に文字を書いていました。また、過ぎてしまったことはしょうがないと割り切ってそのあとの科目を受けることができたのはよかったと思います。
この試験のみに限ったことではないのかもしれませんが、本当に自分との戦いだと思います。基準を覚えるというのは地道な作業で最初は不可能に感じますが、前だけを見てひたすら頑張ってください。最初の方が断然きついと思います。それでも頑張って暗記していくと少しずつ覚えられるようになっていき、楽になってきます。なので、きつくても諦めずに勉強してください。きっといい結果が待っています。
平成30年度不動産鑑定士試験 最年少合格者にインタビュー
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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