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山口 冬馬さん(20代)
DATA BANK
私は金融機関に勤めているのですが、会社説明会で不動産鑑定士の魅力について聞いたのがきっかけです。 不動産鑑定士はデスクワークとフィールドワークの両方ができる仕事というところにとても魅力を感じました。
私は勉強が苦手で独学だと何から始めればいいのかがわからないと思ったからです。また、独学の場合論文の添削もないため自分の今の実力が分からず、不安になると思いました。なので、そういった不安を解消するために予備校を利用しました。
合格実績を見て判断しました。資格試験において資格を取ることは重要ですが、資格を取ることはゴールではなくその後不動産鑑定士になり、活躍することがゴールだと考えています。よってなるべく効率的に学習を進め、短期間で合格できるように合格実績の高いTACを選択しました。
私はアウトプットが苦手でインプットばかりしてしまう癖がありました。実際に論文を書いてみると覚えていたはずのことが書けなかったり、言葉でうまく表現できなかったりと実際に論文を書くというアウトプットの難しさに苦労しました。
仕事と勉強の両立法は、隙間時間を活用することです。私はいつでもすぐテキストを読めるようにどこに行くにも必ずテキストを持ち歩くようにしていました。通勤時や会社での休憩時間など、5分でも時間があればテキストを読むようにして隙間時間を有効活用しました。
私は暗記することが苦手だったのでまず暗記よりも理解することを重視して学習をしていました。 そして、繰り返し学習することが重要だと考えていたので、最低3回はテキストを読むことにしていました。まず、1週目に講義を聞いて復習としてテキストを読みます。ここで理解できなかったとしても先に進み早く1週終わらせることを目標にします。次に、2周目でも1週目と同じようにテキストを読み、なるべく早く終わらせるようにします。ただ、1週目と違うのは理解できない個所があれば自分なりに理解できるようにもう一度講義を視聴したり、質問メールを利用したりして理解を深めるようにしました 3週目になると大体理解できるようになり自然と暗記もできていました。しかしぼんやりとしか覚えられていなかったので3週目以降で一字一句正確に覚えられるまでテキストを繰り返し読みました。 暗記よりも理解を先行させることで格段に暗記がしやすくなと思います。
私は通信で受講していたのですが、質問メールを活用していました。 講義を聞いてもわからなかったテキストの記載部分やテキストに載っていないことや勉強法など幅広く質問していました。 迅速で丁寧な回答が頂けたのでとても助かっていました。
講師については初学者でも理解できるようなわかりやすいものでした。特に鑑定理論の高橋先生は教え方がとても上手く、膨大な鑑定理論のポイントだったり、暗記すべき重要な箇所が明確にわかりました。 また、講義の中で実際に不動産鑑定士の実務についてもお話ししていただき、勉強に対するモチベーションが上がりました。
TACのテキストはとても分かりやすく見やすいものでした。 また、科目によってテキストの記載方法が異なっており、最初は少し戸惑ってしまいましたが、慣れると気にならず、科目ごとに工夫されていると感じました。
鑑定理論に関しては、短答式試験のときから、短答だけでなく、論文向けの対策が行われておりそれがとてもよかったです。
全国公開模試は自分の今の実力が客観的に見れ、具体的に何位かもわかるため受講してよかったです。 みんなができているのに自分ができていない科目が苦手科目になるのでその科目を重点的に復習するようにしていました。
アクセスコースと鑑定理論 論文特効ゼミを受講しました。 アクセスαでは基本問題が多く論文形式で知識の確認ができる点がよかったです。また、基本問題でも理解できていなかったところや苦手な箇所を把握できました。 鑑定理論 短答特効ゼミでは今年出題されそうな箇所をお教えていただき、重点的に勉強する箇所が分かってよかったです。
直前期はインプットよりもアウトプットを重点的に行っていました。平日は論文の回答骨子の作成や演習問題などを行い、休日は論文を実際に書いていました。 実際に論文を書いて理解できていないと感じた個所のテキストの復習を行っていました。
本試験日は緊張であまり眠れず、眠い状態で臨みました。特に3日目は論文を書いている途中で寝そうになったくらい眠かったです。本当に3日間乗り切れてよかったです。また、2日目に遅刻しそうになったためなるべく早めに会場に向かった方がいいと学びました。
不動産鑑定士試験の受験勉強はとても大変です。でも合格できない試験ではないと考えています。私自身勉強は苦手で、何度も挫折しそうになりましたが、継続して勉強することで合格できました。諦めなければ合格できると思いますので頑張ってください。
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