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中川 愛翔さん(20代)
DATA BANK
就職活動前に宅建は取得済みでした。就職活動を通じて、不動産鑑定士という資格を初めて知りました。不動産関係の仕事をするのであれば、不動産の最難関資格を目指してみたいと思い、受験を決めました。
民法については、大学で勉強をしていましたが、それ以外の科目は勉強経験のない素人でした。ネット等で調べたところ独学では難しいということを知り、また、1年しか勉強するつもりはありませんでしたので、TACに通うことを決めました。
TACを選んだ一番の決め手は、合格者の多さです。受験者をほぼ独占しているということもあり、TACに通い、決められたカリキュラムをこなすことにより、必ず合格できると思いました。また、校舎も多く、実家に帰省したときも別の校舎に通い、勉強することができたので、TACに決めてよかったです。
基本テキストを何回も読むなど、暗記重視の勉強をしており、答練に手をつけるのが遅かったです。そのため、答案を書けるようになるのに苦労しました。また、周りの友達が卒業旅行に行き楽しんでいる中、TACの自習室に毎日通い、勉強をしているのはつらかったです。
バイトは土日のみでしたので、平日は時間の許す限り勉強をしていました。また、大学は4年前期で卒業確定していたので、大学には全くいかず、毎日TACへ通っていました。その後は受験に専念できる環境でしたので、平日、土日関係なく毎日勉強を続けました。
直前期になるまで鑑定理論の基準の暗記を毎日欠かさずしていました。最初は赤シートを使いながら重要なところを覚え、徐々に文章や段落などのまとまりとして覚えるようにしていました。そして、直前期に入ってからは、特攻ゼミの教材である「論文マスター問題集」を使用しました。基礎と応用Aの80問全て実際に書き、基準以外の文章も覚えるように努力しました。 演習は、答練、アクセス、模試を2周解き、どんな問題が出ても完璧に解けるようにしました。平成20年頃の過去問が難しく、心が折れたため、過去問はあまりやりませんでした。 教養科目は、基本テキストを何度も読むという勉強を続け、直前期からは答練やアクセスなどの問題を2周解き、重要論点は必ず覚えるようにしました。教養科目についても過去問は使用しませんでした。
自習室ではとても集中できたので、毎日TACへ通い、自習室にこもって勉強していました。また、緊急事態宣言が出て、TACへ行けないときには、わからない点や疑問点があるたびに、質問メールを利用しました。わかりやすく解答していただけたため、とても助かりました。
基本的に素晴らしい講師の方が多かったです。特に、高橋先生の講義は非常にわかりやすく、鑑定理論の理解をできたのは高橋先生のおかげです。
基準の小さい冊子は持ち運びやすく、TACへ通うときやバイトの行き帰りなど電車の中で使用していました。隙間時間で勉強ができたのはとても便利でした。また、鑑定理論のテキストでは、図などを使いながら説明されており、わかりやすかったです。
10カ月本科生でしたが、受験に専念できる環境であれば、ちょうどよかったです。ビデオブースも1日に3コマ使用できたため、自分のペースで勉強できました。
公開模試の順位がほぼ本試験の順位と一致していました。そのため、他の受験生との差を知るのにもってこいだと思います。また、本試験前に実際に3日連続、同じ時間で受験をできたので、本試験でも緊張することなく、模試を受けている感覚で試験に臨むことができました。
正直答練のみでは、問題数が少なく感じたため、アクセスを受講し問題演習をできてよかったです。そして、何よりも合格できたのは論文特効ゼミ、特に「論文マスター問題集」のおかげです。実際に問題を解くことで、本試験でも何を書けばよいのかわかりました。論文マスター問題集をやるだけで鑑定理論は合格ラインに達すると思います。
直前期は毎日欠かさず「論文マスター問題集」を使用して勉強しました。実際に解答骨子を作り、時間を計って論述し、復習では、書けなかった箇所の暗記もしました。また、教養科目は基本的にアクセスや答練、模試の復習を行いました。そして、暗記に疲れたら、経済や演習の問題を解いていました。
初日の経済学で何を書けばよいかわからず、軽くパニックになりました。しかし、鑑定理論で巻き返しを図ろうと思い、2日目以降に臨み、無事合格できました。 また、3日目の試験が終わった後に隣の席の方から来年も頑張りましょうと声をかけていただきました。是非、来年も頑張ってください。応援しています。
不動産鑑定士試験では、理解より暗記が重要だと感じました。そのため、他の人より多く努力をすれば、誰にでも合格するチャンスはあります。また、若い世代の合格率も非常に高いので、興味があれば挑戦するべきだと思います!
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