不動産鑑定士 合格体験記|K.Mさん

【合格の秘訣】 本試験で泥臭くくらいつくことだと思います

K.Mさん

K.Mさん
(40代)

DATA BANK

受講コース 論文直前本科生
受講形態 Web通信講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 2回
【論文式試験】合格までの受験回数 3回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 4年6ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 4年0ヵ月
得意科目 【会計学】
過去に他の資格試験の勉強で学習経験があったため。
不得意科目 【民法】
論理的な流れに沿った記述が苦手だったため。
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

前職で物流関係の仕事をしており、倉庫等に携わる機会があり、J-REIT等の不動産証券化の対象として物流施設が含まれていることを知りその評価を行う専門的な仕事として不動産鑑定士の存在を知り興味を持つようになりました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

論文式試験がほとんど記述式試験であったため、独学では答案作成スキルの習得が難しいと考え、答案練習機会も豊富に得られ自分の立ち位置も把握することができる予備校を利用することに決めました。

TACを選んだ理由・決め手

TACは受講生の母集団が大きく合格までのペースを明確に掴めると考え受講しました。また、授業や答練の回数も適度で過度な負担がかからずかつ必要十分な試験対策を行うことができるため効率的と判断しました。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

なかなか勉強する時間を確保することができず思ったほど学習が進捗せずあせりが生じることが多々ありました。そんなときにあれこれと手を広げかえって基本的な部分がおろそかになりがちでした。やはりあせらず基本的な部分を重視し基礎のとりこぼしをなくすようにしたのが功を奏しました。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

私の場合仕事との両立でしたのでやはり時間の確保には苦労しました。平日に無理をすると仕事等いろいろな面で支障が出てきがちなため、平日は無理せず要点確認にとどめ休日にできる限り課題を習得するように努めました。

効果的な学習方法

複数年受講している場合は過年度の答練等があるため本年度の答練等と比較しながらより体系的に理解できるように利用しました。鑑定理論や演習については複数の問題で似ているようでも微妙な違いを意識することでより深く理解できるようになりました。特に鑑定理論はできたつもりになっていても答案に再現すると完成度が低いことが多かったため復習に当たっては余白に書き出すなどよりアウトプットを意識して行いました。教養科目については試験委員を意識した出題も見受けられるため試験委員が交代した科目の過年度の答練については深入りしないようにしました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

TACを受講して良かった点①(講師について)

一部教養科目について講義の内容についていけず解説を聞くとかえって混乱してしまうことがありましたが、講義は総じてわかりやすく効果的でした。特に鑑定理論の渡邊先生の演習問題は解答例を手書きで配布してくれ時間配分も明記してくれていたため非常に参考になりました。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

私は直前本科生でしたが各科目の総まとめテキストがとてもよかったです。各科目コンパクトにまとめられていて非常に使い勝手が良かった印象です。答練については全体的に幅広く対策ができたため不安な点をカバーすることができました。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

無理せず受講できるカリキュラムであったため消化不良を起こすことなく、段階的にしっかり復習することができとても効果的でした。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

公開模試は二回とも渋谷会場で受験しましたが、いずれも会場で本試験本番さながらで受験したのが良かったと思います。自信がなかったりまだ学習が進んでいないとどうしても受験に後ろ向きになりがちですが、会場で受験することでモチベーションがわいてきますし、現在の自分の立ち位置を把握し以後の学習のペースメーカーにもなるため非常に重要と感じました。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

直前期の過ごし方

直前期は二か月ほど仕事を休職し試験勉強に専念しました。その間は基本的には新しいことには手を出さず総まとめテキストや答練や公開模試等いままでの復習をするとともに、基礎の漏れがないかをしっかり確認し、本試験までの限られた時間の中でより実践的なアウトプットを意識した学習を心掛けました。

本試験当日のエピソード

私の場合東京会場での受験でしたが、去年受験した会場とは異なり、若干遠くかつ入口を迷ってしまい試験初日は時間ぎりぎりとなってしまい少し反省しています。やはり試験会場は事前にネット等で入念にチェックし時間に余裕をもって出発すべきとあらためて思いました。

これから目指す方への応援メッセージ

さまざまな事情を持った方々が受験されていらっしゃると思います。そのためどの方にもあてはまるような具体的なメッセージは出せませんが、どういう状況であれ普段の勉強であれ本試験であれとにかくやれる限り全力で臨んでいただければ悔いはないと思います。

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