不動産鑑定士 合格体験記|藤村 むつみさん

【合格の秘訣】とにかく没頭すること。

戴 小龍さん

藤村 むつみさん
(30代)

        

DATA BANK

受講コース 上級答練本科生
受講形態 Web通信講座
受験環境 働きながら→育児しながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 2回
【論文式試験】合格までの受験回数 5回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 7年1ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 7年1ヵ月
得意科目 【鑑定理論(論文)】
実務を少し携わっていたため
不得意科目 【経済学】
分野によって得意不得意が分かれるため
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

初めは不動産鑑定士の資格すら聞いたことがなかったのですが、縁あって就職させていただいた先が関連する事務所であったのがきっかけでした。そこで不動産鑑定士の一部の業務に携わり、どんどん楽しくなってもっと学びたい、チャレンジしたいと思い、目指すことにしました。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

不動産鑑定士試験の内容は鑑定理論だけでなく、それまで学んだことのなかった民法や会計学などの教養科目でも一定の点数を確保しなければならないこと、また、当初は働きながらの勉強だったこと、これらを踏まえ勉強を効率よく進めるために学校に通うことにしました。

TACを選んだ理由・決め手

決め手のうち、一つは勤務先でTACを薦められたことでした。そしてもう一つは、TACは不動産鑑定士試験において点数配分が最も大きく、かつ、最も重要な科目である鑑定理論について特に注力していたことが決め手でした。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

当初は仕事をしながらでしたので、なかなか勉強時間を確保することが難しく、また、私自身も本気を出していなかったのだと思います。短答式試験に受かり、論文式試験に向かっている時はインプットに注力しすぎて、実際に「書く」ということをあまりしておらず、去年は特に頑張ったにも関わらず合格点からかなり差がある悲惨な結果でした。また、去年の直前期において各教科の答練は回していたのですが、過去問まで手をつける余裕はなく、去年は答練と本試験とのギャップに苦しみました。今年はこれらを特に注力しながら、各教科の定義や規範定立など、できるだけこまかく正確に書けるよう努めました。それが結果として、理解と自信につながり、合格に至ったのだと思います。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

基本的に何かと何かを両立するのはとても難易度が高いものです。その中で、隙間時間を有効活用することは当然として、スケジュールをしっかり立ててその通りに実行(没頭)できるか、が鍵を握ると思います。言い換えると、その時々の優先順位を変えつつ勉強に没頭できるか、が勝負です。仕事をしているときは、仕事を優先して集中する。鑑定理論を勉強しているときは、鑑定理論を優先して没頭する。これは両立する上でとても重要だと考えます。

効果的な学習方法

基本的なことではありますが、やはり本試験にあった勉強方法が一番近道だと考えます。従って、TACの答練をこなす(回す)のは勿論、各教科の過去問をやっておくことが重要です。特に演習、教養科目については本試験問題の雰囲気はつかんでおくと、試験当日、初めて見る問題に対して抵抗が低くなります。これをやっていると、試験当日、誰もが緊張している場において有利に働きます。 答練をまわしていると過去問を忘れがちになるのですが、遅くても本試験1か月前までにはTACで提示されている推奨問題だけでも消化しておくべきだと思います。

フォロー制度の活用方法と良かった点

私が一番利用したのは、質問メールでした。勉強していて疑問に思ったことはなんでも質問するようにしていました。確かに質問メールの返答にはタイムラグがありますが、その分、返答があったときに思い返すことができ、反復となって記憶の定着に役立ったと思います。また、総合的な成績について質問することで、今、自分が何をすべきかという勉強方針を相談することができ、合格に近づくことができました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

鑑定士試験において最も重要な科目である鑑定理論について、TACは特に注力されており、講義内容も充実していました。また、鑑定の講師の方々の授業を受けていて、理解レベルが格段に上がり、鑑定理論や演習を極めている方々だと思っています。また、合格後の進路についても親身に相談にのって下さって、本当に感謝しています。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

なんといってもやはり鑑定理論の論文マスター問題集は秀逸でした。1回受ければ翌年も使用できました。鑑定理論の暗記はこのテキストだけでもいいと言っても過言ではないという程でした。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

応用期にインプットとアウトプットを並行して進め、直前期にはアウトプットを中心に進めるなど、勉強する上で重要なペースをつかむのに丁度良かったです。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

私は会場受験で全国模試を受けるようにしていました。なぜなら本試験と同じような環境に臨んでおくことで本番で少しでも落ち着いて臨めるようになりますし、また会場受験で良い成績をとっておけば、仮にその年が不合格になったとしても、翌年にその順位に応じてTAC受講料の割引を受けることができるからです。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

鑑定理論の論文特効ゼミは必須だと思います。それほど費用対効果が高いです。その他の科目について、アクセスαは基本的な問題ですが、本試験で絶対落としてはならない問題が多く出題されるため重要であり、さらにこれらをこなすことによって理解が深まり、応用問題についても解けるようなったので、受講してよかったと思います。

ご自身の基準暗記方法(書く・読むなど具体的に)

暗記は基本的に読んで覚えました。そして答練で覚えたものを書いてアウトプットし、間違ったところをまた覚える、ということを繰り返していました。しかしこれらは直前期の話で、暗記開始当初は、テキスト1ページを覚えるだけで数時間経過し、やっとのことで覚えたとしても数日経てば忘れていました。そんな状態だったので、とにかく暗記が嫌でとても心が折れる作業でしたが、これらを繰り返していくうちにだんだん暗記できる範囲が広がり、時間がたっても忘れないことが増えていき、最終的には暗記が嫌ではなくなりました。

直前期の過ごし方

直前期は可能な限り勉強し、休日は12時間以上勉強していました。無論、休憩をはさみましたが、長時間勉強していると、不思議と自分の最適な休憩時間がわかるようになって、一日中、効率良く頭を動かしていました。
また、一日に2教科までしかしないということを徹底していました。複数教科していても頭が混乱し、頭の回転が下がるように感じたためです。

本試験当日のエピソード

私は何度も受験していましたので、他の受験生より会場の雰囲気等には慣れていましたが、それでもやはりミスはします。ですので、基本的なことを忘れず、自分にとって必要な環境を余裕をもって整えていました。
また、ある科目が終わると、翌日の試験に備えるために、その受験した科目はすぐに努めて忘れるようにしていました。これらをひたすら繰り返し、一つ一つの教科に、丁寧に、全力を注ぐことを大切にしていました。試験は6回あるのでどうしても途中で気が緩むのはよくあることなので、油断をせず最後までやりきることに3日間、集中していました。

これから目指す方への応援メッセージ

不動産鑑定士試験の内容は、鑑定だけでなく、経済情勢や法律、会計など科目が多岐に渡り、一部を除いて関連性の低い内容となるため、本試験の難易度は相当なものです。したがって、これらを十分に理解して習得(合格)できた日には、多岐にわたる知識があなたに自信と無限の可能性をもたらすことになると思います。頑張ってください!

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