不動産鑑定士 合格体験記|萩本 康隆さん

【合格の秘訣】 諦めなければ失敗ではない

吉田健人さん

萩本 康隆さん
(60代)

DATA BANK

受講コース 上級答練本科生
受講形態 Web通信講座
受験環境 受験専念
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 3回
【論文式試験】合格までの受験回数 5回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 6年0ヵ月
学習期間中、TAC受講期間 6年0ヵ月
得意科目 【経済学】
数学が得意であり、経済を単純化して分析できるから
不得意科目 【鑑定理論(論文)】
不動産鑑定評価基準の暗記がなかなか進まなかった
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

不動産とは関係のない経理業務を中心に会社生活を送ってきましたが、不動産に興味があったので退職後の第二の人生を送るにあたり、不動産業界の最高峰の資格を取得して、世のため人のためになるような仕事(空き家対策等)をしたいと思い受験しました。高齢者にとって、想像以上に難しい試験だったです。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

他の国家試験を受験したときに、受験予備校の講義には合格のためのノウハウが詰まっていることを経験したので、効率よく学習するためには、予備校の活用は不可欠と判断しました。

TACを選んだ理由・決め手

TACは、不動産鑑定士試験の合格占有率が高いという実績が決め手です。多数の合格者を輩出しているため、各科目の指導内容には多くのノウハウが詰まっていると判断したからです。また、TACでの順位によって、自分の評価が客観的に出来ることも大きな魅力でした。

受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

教養科目が得意でしたが、鑑定理論の学習(暗記)に時間を割いて、教養科目への時間配分を減らしていくと教養科目の点数が下がっていった点です。最終年は、どの論点が出ても60点以上を取れるように、全科目について穴のない学習を心掛け他のが良かったと思います。得意科目も含め、直前期に集中的に一定程度の時間を割いて学習することが肝要だと思います。

仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法


効果的な学習方法

とにかく鑑定理論に苦戦しました。論文特効ゼミの論文マスター問題集を何回も回したのですが、特に、基礎問題編と応用問題編Aの問題を中心に、各テーマ毎の関連づけを行って、そのテーマ毎に学習することにより暗記の効率を上げると共に、テーマに関する論点(解答内容)漏れを防ぐことに留意しました。また、論文マスター問題集の問題と各答練の問題との関連づけも行い、あらゆる問いに対応出来るような工夫をしました。
民法と会計学については、独自ノートを作り、直前期はそのノートを繰返し読み返すことで短時間ですべての論点の学習が出来るような工夫をしました。重要論点だけでなく、些末な論点も含めて短時間で網羅することが可能となりました。

フォロー制度の活用方法と良かった点

フォロー制度はあまり活用しませんでした。最終年の上級答練生はテキストがないため、会計学で制度の変更点について質問メールで確認しましたが、いつでも質問できるという制度はWeb受験生にとって安心材料だと思います。

TACを受講して良かった点①(講師について)

最初の年に、上級本科生を受講しました。短答式については独学で学習し、受験したのですが、短答式試験で失敗してしまいました。翌年は、その反省を生かし短答付きの論文本科生を受講したのですが、渡邉先生の行政法のポイントをついた効率的な学習方法は非常に役立ちました。ボツ問を切り捨てる学習は、独学ではなかなか出来ないと思います。また、各講師のポイントをついた講義には、鑑定理論の暗記に苦戦している私にとって、学習時間の省エネという観点からは非常に役だったと思います。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)

経済学の上級テキストは、秀逸で、経済学の体系的理解に非常に役立ちました。TACのテキストには、合格に必要かつ十分な内容が載っていると思います。テキストに書いてあることが書ければ合格できると信じて、答練等の教材を含めて、それ以外のものに手を出す必要はないと信じて学習しました。ただし、会計学は、会社生活での経験を生かして会計法規集を時間的に余裕のある時期に読むことにより、暗記の補強材料として活用しました。

TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

Web受講生であったため、答練について、スケジュール通りの提出がなかなか出来なかったのですが、合格した年は、オンスケジュールでこなすことができました。TACのスケジュール通りに学習することが大切だと実感しました。TACのカリキュラムを信じて学習すれば、合格に近づきます。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

全国公開模試(2回目)の結果について、不合格の3年目、4年目は20番台と良かったのですが、合格の最終年は、50番台だったのでどうなるかと思いましたが、直前期の過ごし方が勝負を分けたと思います。最終年は、試験前の2ヶ月において論点漏れのないように繰返し全科目の学習を毎日心掛けました。不合格の年は、苦手論点が出て十分に書けなかった反省を生かしました。全国公開模試の結果は一つの目安ですが、一喜一憂せず、試験直前まで自分の学習歩方法を信じて取り組むことが大事だと思います。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

アクセスコース(α・β)は、2年目に受講しました。基本論点の頭の整理には非常に有効で、アクセスの問題が最終年においても、活用できました。アクセスαの鑑定理論演習は、類型毎のポイントの理解と繰返し解くことによる速度アップが可能で、演習克服に役立ちました。
鑑定理論の論文特効ゼミは、不動産鑑定士試験合格のためには必須の受講科目と思います。
また、会計学の計算マスターは、計算問題を得意にするのに役立ちました。

ご自身の基準暗記方法(書く・読むなど具体的に)

基準の暗記については、論文3回目の年は、渡邉先生のレジュメをワードに打ち込んで暗記したり、論文4回目の年は、書いて暗記したりしましたが、最終的には読んで暗記する方法が自分に合っていることが判明しました。基準の定義に当たる部分を、マーカーで判るようにして繰返し読んで覚えました。また、同じような表現を参照できるように、基準の余白に参照ページを書き、類似内容・表現を比較しながら覚えることにより効率的な暗記を工夫しました。

直前期の過ごし方

まず、午前中の頭のスッキリしているときに、鑑定理論を学習しました。頭が疲れてきたときに、経済学や演習を行うようにし、気分転換をしながら、とにかく論点漏れのないように、各科目のテキストやノートを何度も回しました。特に、演習は、試験日の最後の科目であるため、頭が疲れきった状態でどれほど間違わずに出来るか、一日の最後の時間に取り組む工夫をしました。

本試験当日のエピソード

福岡校の全国公開模試で長年見かける受験生が試験会場にいたため、自分だけが苦労しているのではないと自分に言い聞かせて試験に臨みました。今年の直前期の学習方法は間違っていないと信じて、試験当日は、論点の確認に重点を置き、頭の疲れを翌日に残さないような過ごし方に徹しました。

これから目指す方への応援メッセージ

私のような高齢者でも、熱意と諦めない気持ち、集中できる環境を整えて、楽しく学び続けることができれば、きっと結果はついてくると思います。不動産業界の最高峰の試験、挑戦しがいのある試験だと思います。頑張って下さい!

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