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H・Hさん(20代)
DATA BANK
仕事をするうえで不動産の評価について関わる機会が少なくありませんでした。そのため、実際にどのような考え方、方法で不動産の評価を決定しているのか興味があったためです。
特に論文式試験について、市販のテキストも少なく、効率的に学習するには受験指導予備校が適切と思いました。また、実務経験のある講師陣から実務を踏まえた話を聞けるであろうことも理由の一つです。
行政法規については基本的に独学だったのですが、その際、TACの市販の教材を利用させていただきました。また、他の予備校も検討したのですが、TACの合格実績が高く、合格ノウハウが蓄積されていると思ったからです。
1回目の受験(2022年)は、申し込んだ講座(2023年合格目標)の多くを消化する前でした。結果は不合格でしたが、合格まであと少しでしたので、TACで用意された講座、答練を全て受講することで翌年は合格できると自信になりました。同時期に中小企業診断士試験を受験していたので勉強時間の配分に苦労しました。
子どもがおりますので、子どもの起床前、就寝後にまとまった時間をとって集中して勉強しました。また、昼休みや移動時間などちょっとした隙間時間を活用して少しでも勉強するように常に参考書を持ち歩くようにしていました。
特に会計学ですが、総まとめテキストがよくまとまってできていると思います。そのため、答練などで知らない論点が出てきた場合には総まとめテキストに書き込み、オリジナルのノートとして活用しました。経済学については、単にテキストを読むだけではなく、計算問題やグラフの作成など手を使うようにしました。鑑定理論については、鑑定基準を常に持ち歩き時間があれば見直しました。同じ問題も一度だけでなく、間を空けてからまた解くようにし、何度も何度も繰り返すことで記憶を定着させるような勉強法をとっていました。
Webフォローを活用させていただきました。他試験の受験勉強のため、数か月、不動産鑑定士試験の勉強が出来ない時期がありました。その際、Webフォローで講義を倍速で視聴することで内容を思い出し、理解を深めることができました。
各講師が不動産鑑定士試験をよく研究されており、効率的なカリキュラム、講義を行っていただけました。また、時折、雑談として不動産鑑定士の実務を垣間見ることが出でき、長い試験勉強のモチベーションを維持できました。
TACは合格実績が高いため、TACの教材を消化していけば平均的な受験生以上のレベルに到達できると思いました。また、本試験でTACの教材で扱っていない分野が出ても他の受験生もできないと思い焦らずに対応できました。
通信でしたので自分のペースで進めることができました。極力間を空けないようにしようとするカリキュラムは良かったと思います。
受験者数が多いため、受験者層の中での相対的な位置づけを知ることができたのが良かったです。また、時間配分や答案作成の慣れにもなりましたし、自分が作成した答案が採点者にどう見られているのか知ることができました。
オプション講座のうち鑑定理論論文特効ゼミを受講しました。講義内容はもちろん、講義で使用したテキスト、問題集などの教材が良質でした。難しい論点も多かったのですが、論文式試験当日まで勉強の中心として活用する教材となりました。
基準をそのまま書くこともありましたが、どうしても時間が多くかかってしまいました。そのため、声に出して読むこともありました。そのため、両者を併用し、隙間時間を活用して何度も読み直すことを繰り返しました。
論文特効ゼミの教材と教養科目では総まとめテキストをよく活用しました。特定の分野を深く学習するというよりも、最初から最後までを広く浅く、とにかく何度も何度もテキストを回すことを意識ました。演習についてはひたすら計算しました。
時間に余裕をもって会場につくことで落ち着いて受験しました。終わった科目のことは忘れ、休み時間には次の試験科目でこれまでの勉強で使用したテキストを見直しました。また、休み時間の一部で敢えて勉強しない時間を作ってリフレッシュするようにもしました。
鑑定基準の暗記がとにかく重要で大変な試験だと思います。また、試験勉強をすることで法律や経済、会計など社会の仕組みや制度を知ることができる試験でもあります。その意味でも頑張って勉強する価値のある試験です。
TAC鑑定士講座の 合格実績
毎年多くの合格者を生み出すTACのカリキュラム
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