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今、USCPAが狙い目の資格である理由

これまでは、米国はUSGAAP(米国会計基準)、日本は日本の会計基準といった具合に国や地域によって会計基準が異なっていましたが、ビジネスの国際化に伴い、世界中の国々が自国の会計基準を「IFRS化」する潮流は速度を増しています。
※IFRS(International Financial Reporting Standards):国際財務報告基準

USGAAPとIFRSの統合化

IFRSとUSGAAPは、これまで世界の2大会計基準として対峙してきましたが、両者の設定期間である国際会計基準審査会(IASB)と米国の財務会計基準審議会(FASB)は、2002年10月の会計基準のコンバージェンス(収れん、収束)に関するノーウォーク合意を皮切りに調整を重ね、コンバージェンス作業を推し勧めた結果、2008年末にはIFRSとUSGAAPの重要な差異が解消しました。


このような中で米国の証券取引委員会(SEC)は、2007年11月に重要な声明を発表しました。米国の証券市場に上場する外国企業がIFRSを用いることを容認し、これまでIFRSを適用する企業に課していたUSGAAPへの調整表の作成義務の免除を決定したのです。コンバージェンスから「アドプション(=IFRSを自国の会計基準として適用すること)」へという歴史的な方針転換の背景には、米国の大企業の多くがIFRSを採用する国々で事業活動を行っているという現実があります。


ところが、その後SECは、IFRS導入に関する立場を替え、USGAAPを温存しながらIFRSを取り込む方向へと再び方針を変更します。2011年5月、SECはIFRSを米国の財務報告制度に取り組む方法として、新たに「コンドースメント(=コンバージェンスとエンドースメント:承認を合わせた造語=自国の会計基準をIFRSに収れんさせた上で承認すること)」アプローチを提唱しました。USGAAPの維持を前提として、5~7年の移行期間を設けその間にIFRSの規定をUSGAAPの中に取り込むというもので、コンバージェンスの一種と言えます。


IFRSの新基準の公表や基準の改訂が行われる際には、米国のFASBによる承認(エンドースメント)の手続きを経て、USGAAPに取り込まれることになります。さらに、注目すべきは、IASBの決定事項を承認するに当たって、米国のFASBがIFRSの基準設定プロセスに参加することを条件としている点です。これは、実質的にはFASBとIASBが共同して今後のIFRSの中身を変更していくということです。

IFRS登場後も、“今”なぜUSCPAが狙い目の資格なのか?

まず、IFRSは特定の国の会計基準ではないため、日本や米国の会計士試験のように自国の会計基準に基づく公認会計士試験、つまり「IFRSのみに基づく会計士試験」は存在していません。

それでは、世界各国の会計士試験の中で“今”なぜUSCPAが狙い目の資格なのでしょうか?

理由1 「英語力」

大きな理由の1つは、ビジネスに関わる多くの方にとって「英語」がますます無視できなくなっているからに他なりません。IFRSも元の言語は英語です。IFRSの最新の改訂情報もUSGAAPと同様英語で発信されています。つまり、日本で仕事をしていても英語による最新情報をいち早くキャッチしていくことが、会計のプロとしてこれからますます求められる重要なスキルの1つになるでしょう。

理由2 「USGAAPとIFRS両方の知識」

これからの会計のプロは「各国会計基準とIFRS両方の知識」が求められるようになるでしょう。まず前述のとおり、USGAAPとIFRSは重要な差異が解消しています。そこで、会計のプロを目指す皆さんにTACがオススメしたい学習方法は、まずはUSGAAPを徹底攻略。その後、USGAAPとIFRSとのいくつかの差異だけを後から補足する学習法です。「原則主義」のIFRSについて効率的により深く理解することができると思います。
 ※ IFRSにおいては、数値基準や例外を設定することを極力避け、概念フレームワーク(基本的な考え方)や会計基準の目的を提示する「原則主義」のアプローチが用いられており、実務における判断の幅が非常に大きくなるといえます。今後の会計界の課題は、原則主義であるIFRSの実務への応用です。原文(英文)で基準の行間を読み、会計理論的背景を考慮しつつ個々の処理判断をしていくことが必須になると思います。

理由3 「日本の会計の近未来を先取り」

USCPAを目指すということは、いち早く世界標準の会計知識を身につけられるだけでなく、日本の会計の近未来を先取りすることにもなるのです。近年、日本の公認会計士・税理士試験合格後スグに、W資格を目指してUSCPA試験にチャレンジされる方が急増しています。

上記を踏まえた上で、会計はもちろん、法務・税務・経済・IT・ファイナンス・内部統制などビジネス界の中心的な話題を全て網羅し、しかもプラスアルファで「英語力」+「IFRS」の知識が習得できるUSCPAが今狙い目の資格であると言ってよいのではないでしょうか?

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