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「元キャリア官僚」講師紹介 元経済企画庁 中平秀 講師

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講師プロフィール

 1987年 経済企画庁(現 内閣府)入庁(国家公務員上級(I 種)試験 経済職 合格)
 国会対応、所得統計、経済見通し、経済対策、円借款、国際金融機関(アジア開発銀行(ADB))への出向、アジア太平洋経済協力会議(APEC)経済委員会などを経て、民間に転出し、総合商社(三菱商事)に在籍。
 その後、「地方発世界へ」の舞台に身を置き、現在は、TAC 国家総合職講座の講師として、官庁訪問対策、面接対策、教養区分2次対策(企画提案対策、政策課題討議対策)などを担当。

国家総合職の魅力、やりがい

 「霞が関」で勤務を開始すると、まず、恐ろしい位に優秀な人が多いことに驚かされます。その後、経年劣化して、不祥事を起こす人が散見されるのは、残念ですが。
 初年度から政策立案の末端を担えるのが良い意味での刺激となります。未知なことだらけで、都度、勉強する格好です。国会(衆・参)内や議員会館も頻繁に訪問するので、違う景色も垣間見ることができます。全員ではありませんが、人事院の欧米一流大学院への2年間の長期留学の機会も与えられます。2~3年ごとの人事異動になるため、様々な専門的な素養を具備することが求められますが、非常に幅広い業務に携わることができます。所謂、「配属ガチャ」がないとは言えませんが、それをも含めて「総合職」です。連日、夜遅く迄勤務することも多いので(週末は、寝るだけ)、激務であることは、今も昔も全く同じでしょうから、ストレス発散方法を持つことを強くお勧めします。

これから国家総合職を目指す方へ

 まず、国家公務員のイメージや風評(就中、ネット上の流言飛語)に徒に惑わされることなく、希望官庁の主管をある程度正確に理解して下さい。キャリア官僚は、誇りを持って、日々の業務を遂行しています
 本試験迄の道程は決して平坦ではありませんので、必要に応じて気分転換しつつ、モチベーションを高めながら勉強することが大切です。極力「孤軍」奮闘せず、大学の友人やTACの仲間などと共に一緒に歩んで下さい。内定に至るには、「狭義」の勉強だけでは十分ではありませんので、並行して、大学生活をも充実する様に意識して下さい

TACのココが強み

 私の守備範囲のTACの経済学、社会科学、時事のテキストは、内容がコンパクトで秀逸、これだけで、この分野では、間違いなく合格圏内に入れます。TACは、ユニークな「霞が関」の空気を実際に吸って来た元キャリア官僚を、講師として複数擁するため、人物重視の昨今、各人に親身になり正鵠を射たアドバイスができます

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