国家総合職 合格体験記
夢のために本気で挑んだ2年間
田口 寛仁さん
DATA BANK
内定省庁 | 金融庁 |
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出身校 | 早稲田大学 政治経済学部 |
コース | 経済本科生 |
受験区分 | 大卒程度 経済区分 |
- 国家総合職を目指した理由・キッカケ
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大きな仕事を成し遂げたい
私が国家総合職を目指した理由は、学生時代に漠然と「何か大きな仕事を成し遂げたい」と思っていたからです。そんな曖昧な考えを持ったまま国家公務員という職業と出会い、そのスケールの大きさに惹かれました。また、国家公務員の中でも総合職はさらに大きな仕事を任され、国内外問わずどこでも活躍するチャンスがあると感じました。特に私は、産業の基盤、血液である金融を取りまとめる金融庁に興味を持ちました。金融を通じて大きな仕事に携わりたいと思ったのが、国家総合職を目指したきっかけです。
- TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ
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洗練された講義ときめ細やかなサポート体制
私がTAC・Wセミナーを選んだ理由は、その合格実績の高さです。私の夢を実現するために、少しでもチャンスを掴み取ることができる予備校に通いたいと思い、TAC・Wセミナーを選びました。実際、講師陣による綿密な担任カウンセリング、内定者アドバイザーによる定期的なホームルーム(HR)は非常に魅力あふれるものでした。内定者アドバイザーは前年度の内定者が勤めており、ホームルーム(HR)では同じ悩みや受験あるあるなどを共有し合うことができます。自分一人で調べるには困難な就職活動も、講師や諸先輩方の助けを借りて順調に進めることができました。さらにTAC・Wセミナーでは、同じ国家総合職を目指す同志達と情報を共有する機会がたくさん用意されています。たくさんの人と協力し高め合いながら、合格・内々定を勝ち取ることができるのがTAC・Wセミナーの魅力であると思います。
- 所属校舎または講師のおすすめポイント
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経済学はこの二人にお任せ
私は経済区分で最終合格を勝ち取りましたが、経済学の講師二人の講義は受講生が合格を勝ち取るための最短距離へと導いてくださります!経済学は基礎が非常に重要で、ミクロ経済学・マクロ経済学の基礎を完璧にすることが大切です。講義はそんな基礎を徹底的にカバーしてくださるカリキュラムになっていて、繰り返し視聴し問題演習を繰り返すことで、確実に経済学の基盤が完成します。また、国際経済学や財政学など経済理論を基礎とする応用的な科目は、一科目で他科目も網羅してくださる幅広い授業展開は圧巻です。大塚講師の言うことを真面目に聞いていれば、経済学は問題ありません。また、積極的に対面講義に参加し、質問すればものすごく丁寧に指導してくださります。分からないことはすぐに質問し、疑問点を解消していきましょう。
- 公開模試の活用法
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TAC・Wセミナーの公開模試は最強です
私は、試験の直前期にあるTAC・Wセミナーの公開模試を上手く活用することで、合格へさらに近づくと思います。TAC・Wセミナーの公開模試の強みは3つあると思います。まず一つ目は、傾向を的確に掴んだ問題作りです。国家総合職試験はトレンドに左右されやすく、出やすい単元と出にくい単元は明確に区別されます。TAC・Wセミナーの教材にはかなり多くの単元が網羅的に収録されており、時間のあまりない人は全ての単元に手を回すことが難しいかもしれません。しかし、公開模試の問題は、「今年」まさに出そうな単元が集約されています。公開模試の問題を上手に活用すれば、直前期に飛躍的に点数が伸びると言えます。二つ目は、問題難易度です。一言で言えば、TAC・Wセミナーの公開模試の問題難易度は実際の試験よりも難しいです。だからこそ、実際の試験を想定して臨むべきです。TAC・Wセミナーの公開模試で合格点を出せれば、実際の試験も安心です。そして最後に、実施回数が2回というとても充実したカリキュラムであるということです。一回目でうまくいかなくても、しっかりと対策を練り、問題演習を繰り返せば、二回目で合格点を取れるはずです。諦めず頑張ってください。
- TAC教材の活用法
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圧倒的な問題量と質
私は、TAC・Wセミナーの教材の強みは豊富な問題量、厳選された問題の質の高さであると思います。公務員試験において特に大切になってくる能力の一つに、問題を解く力があげられます。つまり、公務員試験は知識の量を争うというよりも、答えに辿り着くための訓練を積み上げることが大切であるということです。実際数的処理や経済理論においても、おおよそ答えの検討がついたら、時間によっては勘に頼るといったことはよくあります。よって、問題演習はとても大切で、効率よく問題演習をしたいという人には最適な教材になっていると思います。私は、一冊の問題集は最低5回繰り返し解き切ると決めて学習していました。特に最新の過去問は重点的に取り組み、傾向をつかめるようにしていました。実際国家総合職試験は過去問踏襲の部分が大きく、最新の問題は手厚く取り組むと良いと思います。また、分からない問題は出来るだけ溜め込まず、対面講義や質問メールを活用して質問するようにしていました。
- これから受験する人へアドバイス
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決して平坦な道のりではありません
国家総合職において内定を勝ち取ることは、官庁訪問までを想定すると非常に長くて過酷な道のりです。挫折しそうになることもたくさんあると思います。そんな時は、合格体験記をたくさん読んで、私たちと悩みを共有してほしいと思います。私も諸先輩方と同じことで悩み、同じ経験を通じて、こうして体験記を執筆しております。一人で抱え込まず、内定獲得の瞬間をイメージしながら、努力を重ねましょう。最後は、本気で夢を叶えたいと思う人に、勝利の女神は舞い降ります。頑張ってください。