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国家総合職 合格体験記

日本の未来を担う覚悟

Y.Fさん

DATA BANK

内定省庁 総務省
出身校 大阪大学 法学部
コース 法律本科生
受験区分 大卒程度 法律区分
国家総合職を目指した理由・キッカケ

社会問題に取り組みたい

 高校時代や大学時代を通じて住んでいる地域周辺の過疎化や、大学進学・就職等で東京に人が出ていくのを目にしてきて、このままで地方は存続するのか、地方で暮らす人々の生活は不安定にならないかと私は考えるようになりました。これは現在の日本が抱える大きな問題であり、自分がその問題に対する当事者として取り組んでいきたいと思いました。そこでこの国の社会問題などに対し、他人事にせずに正面から向き合う国家総合職を目指しました。
TAC・Wセミナーを選んだ理由・良かったところ

実績抜群

 友人からおすすめされ、自分で調べてみたところ、合格実績が豊富で信用できそうだと感じたのが選んだきっかけです。講義の内容は国家総合職に焦点を当て、徹底的に分析された出題方法がまとまっており、効率的に学習ができた点がよかったと思います。
所属校舎または講師のおすすめポイント

講師の方の頼もしさ

 所属校舎はアクセスがよく、あらゆる方面から通うのに最適でした。また教室数も多く、自習室としての利用に困ることがほぼなかったのも良かった点です。講師の方々は、国家総合職の試験にかなり精通しておられるなと感じるほど、細かく分析されており、また論述の書き方に丁寧なアドバイスをしてくださったのが印象的でした。
教養試験対策

数的処理がとにかく重要

 数的処理はほかの教養科目・専門科目よりも早く講義を受け終え、演習に取り掛かりました。演習量がかなり必要と聞いていたためです。ある程度演習を進めてからは講義で解けなかったり、演習で多々詰まったりする分野を中心に苦手克服に取り組みました。講師の方が同じ問題を何度も解くことはあまりおすすめしないと仰っていたので1問1問丁寧に取り組むように心がけました。文章理解は1問にかける時間を抑えることに専念しました。もともと文章理解は得意な方だったのでそれほど苦しむことはありませんでした。人文科学、社会科学、自然科学はそれほど対策しませんでした。大学受験で使った科目については自信があったのと、社会科学のうち、政治や社会は専門科目試験の学習で対応できると考えたためです。時事問題は講義を受けるのに加えて、新聞を読んでいました。新聞を読むのは官庁訪問対策になるとも思うのでおすすめです。
専門試験対策

深い理解を!

 法律区分で受験したので問題数の多い民法、行政法、憲法に割く時間をかなり多くしました。演習中、法学部で履修してきたはずなのにわからない、知らないということが頻発しました。そうしたときは講義に立ち返って丁寧な理解に努めました。似たような判例でもなぜ結論が違うのか、ということから理由までしっかりと掘り下げ、こういう理由だからこうなると自信をもって答えられるように勉強しました。これは択一だけでなく、論述にも必ず活きるのでとても良かったと思います。
これから受験する人へアドバイス

強い意志で臨んでください!

 国家総合職試験と官庁訪問の突破は容易くありません。しかし、きっちり対策をすることで十分に目指すことのできるものでもあります。大学受験のように、高い志をもって継続的に取り組むときっと道は開けるだろうと思います。頑張ってください。

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