特集
2019年度
国家総合職 法律区分1位合格者インタビュー
高校1年の時に厚生労働省で働くことを決めた
国家総合職を目指そうと思ったのは高校1年の時です。もともと漠然と福祉とか医療関係の仕事につきたいというイメージを持っていましたが、障害を持っている弟が理学療法士の方にお世話になっていることもあり、特に理学療法士を将来の仕事として考えていました。
私の通っていた高校は1年の時に、文系、理系を選択する必要があり、その際に、理系から福祉関係の仕事を目指すことを考えたのですが、よく調べてみると理系から福祉を目指してもできることが限られていて選択肢が少なくないなと感じました。逆に文系の方が福祉に関する仕事の可能性が幅広いなと思ったのです。さらに弟の関係で社会福祉士の方や役所にお世話になったりすることもあり、公務員という仕事は身近に感じていましたし、弟の通っている施設の支援計画を作成しているのが厚生労働省であることを知り、厚生労働省であれば日本全体の福祉を動かしていけるかもしれないと感じ厚生労働省で働きたいと思いました。
法律の勉強は早く始めた方がいい
大学は法学部です。法学部に入学して1年学習したのですが、法律の勉強というのは、高校までとは異なり、勉強してもなかなか成績に繋がらないなと思いました。高校の時は塾に通わずに大学受験できましたが、大学で法律を勉強してみて、これは独学では成績に結びつかないぞと感じました。また、要領がいい方だとは思っていませんでしたので他の人よりも早く勉強を始めておくべきだと考えて大学2年から国家総合職の勉強を始めることにしました。
Wセミナーを選んだのは自分の状況に合ったアドバイスをいただけたから
他の予備校にも話を聞きに行ったのですが、そこは司法試験対策のイメージがあったことと非常に営業色が強かったためあまりいい印象を受けませんでした。実はWセミナーには大学1年生の時にも話を聞きに来ており、大学1年生の時から早めに学習を始めた方がよいかとお聞きしたところ、勉強は大学2年からでもよいことと、面接や官庁訪問対策のために1年生の間は大学での活動を重視すればよいとアドバイスをいただきました。このように個人に寄り添って的確にアドバイスしてくださったことがWセミナーを選ぶ一番の決め手となりました。
国家総合職受験と並行して民間就活も
民間就活も行いました。全部で10社ぐらいエントリーして、うち実際に面接を受けたのは5、6社です。1番最初に社会福祉法人に内定をもらいましたので、そこで民間就活はやめました。内定が出た時期は、大学4年の6月です。就活自体は3年生の夏ぐらいからインターンに参加して早い段階から民間就活も並行して国家総合職の勉強を行っていました。国家総合職の春試験と就活は時期がかぶりますが、会社説明会の行き帰りと家で勉強するなど、この時期は使える時間をフル活用していました。
官庁訪問は福祉に携わることができる省庁を選んだ
私の場合、国家総合職になることが目標ではなく、厚生労働省で働くための入口が国家総合職だったという感じです。先ほどもお伝えした通り、高校時代から福祉に携わりたいと思っていましたが、その中で国全体の福祉に携われることを念頭において志望省庁を決めました。官庁訪問は以前からの志望先だった厚生労働省に加えて障碍者行政を行っている内閣府も回りました。
Wセミナーを選んでよかったところはたくさんあります
Wセミナーを選んでよかったなと思うところは、本当にたくさんあります。まず先生が親身になってくれます。講義もわかりやすく、また、Wセミナーのコースには模試が含まれていますので自分の位置や弱点がつかむことができました。
特によかったのは渡辺ゼミです。講義を受けるのみでは友達ができなかったのですが、渡辺ゼミに入ったことで友達がたくさんできて、勉強方法や官庁訪問の情報共有など一緒にかんばる関係づくりができたことが一番大きかったです。渡辺先生には私の家庭の事情などもお話しし、それに対して共感して志望先選定について私の立場になって親身にアドバイスいただけました。さらに講義の中や講義以外のものでためになる話をたくさんしてくださいました。
これから学習される方へのメッセージ
合格のために大切なことは、「合格からの逆算をする」こと!私は自分が合格するためには人一倍努力しなければ難しいと思っていましたし、昔から毎日コツコツ勉強する派、つまりウサギと亀で言えば亀タイプであることを知っていたので早めに勉強を始めるという選択をしました。
毎日少しずつの勉強でも、早めに始めておけばきちんと合格レベルまで到達できます。
また、早めに勉強を始める分、長丁場にはなりますがその分時間の使い方は自分なりにコーディネートできると思います。
合格に向けて一歩一歩着実に進んでいきましょうね。頑張りましょう!!
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