どんな人が国家総合職を目指す? 志望動機編
どんな経緯で国家総合職試験を目指すようになったのか?官庁訪問で特に気を付けていたことは?就職活動を通していちばんつらかったことは?
そんな疑問を内定者にぶつけてみました!今回は【志望動機編】についてお答えします!
志望動機編
国家公務員になろうと思ったきっかけは何ですか?
Aさん 留学を通して、安全・経済・文化など日本のすばらしさを実感しました。一方で、少子高齢化など様々な課題を抱えているのも実情です。これらの課題に根源からアプローチし、世界に誇れる日本を後世に紡ぎたいという想いから国家公務員を志望しました。
Bさん 日本のさらなる治安の向上に努めたいと考えており、それが最も実現できるのは制度構築によって未然に犯罪を防ぐことのできる国家公務員だと考えたためです。
Cさん 留学先で外交官の方とお話しする機会をいただきました。そこで、日本の代表として諸外国と関係を構築し、国民のために努力を惜しまない国家公務員の仕事に強い憧れを抱いたのが、国家公務員を志したきっかけです。
Dさん 10歳の時に東京から高知県に引っ越し、幼いながらも東京と地方の格差を感じました。大学生になって、地方の活性化とともに国全体を活性化したいと思うようになり、国に直接貢献できるような仕事をしたいと思い志望しました。
Eさん 大学1年生のときに司馬遼太郎氏の本を読んで、国家と国民のために命を燃やしてきた先人たちに深く感銘を受けたことがきっかけで、将来は、官僚として日本に貢献したいと考え、国家公務員を志望しました。
Fさん 日本国内で日々の生活や留学を通じた外国人とのかかわりから、自分が生まれ育った「日本」に面白さを感じました。その日本の未来を、実務者として築くことに興味を持ったことがきっかけです。
民間ではなく公務員を選んだ理由は何ですか?
Aさん 特定の人々だけでなく、ひろく全ての人々の幸福に資する仕事を生業にしたいと考えたからです。
Bさん 色々比較したところ、自分の実現したいことは国家公務員として働くことにあると感じたためです。
Cさん 民間企業も併願していましたが、具体的な政策立案や、国家間関係の構築に携わりたいと思っていたため、国家公務員を選びました。
Dさん 父親も公務員だったことと、より上流での課題解決に携われるのは公務員しかないと思ったからです。
Eさん 民間就活もしましたが、社会課題解決のためには、自社の技術や製品しか使えないという民間企業のアプローチでは限界があると感じたからです。
Fさん 実質的な問題解決や法整備は国家公務員でなければできないと思ったためです。
なぜ今内定している省庁を選んだのですか?
Aさん 【外務省】世界の中の日本のプレゼンスを向上したいという想いがあり、それを実現するためのツールが多種多様であったことが最大の理由です。加えて、全人格をもって外交に携わる職員の方々の魅力に惹かれたのも理由の1つです。
Bさん 【法務省】「人による人のための行政」と言われているように、犯罪をした人の更生を通して社会をより良くすることができる点に惹かれたためです。また、大学時代に学んだことを最も活かせる場所だというのも魅力に感じました。
Cさん 【防衛省】説明会・ワークショップに参加して様々な政策について学ぶなかで、自分が一生を懸けて取り組みたいと強く思ったのが防衛政策でした。国防への熱い情熱を持つ職員の方々のお話を伺うなかで、自分も防衛省に入省して尽力したいという想いが強くなり、志望するに至りました。
Dさん 【外務省】国全体の活性化をするために、幅広く国全体を見ることができる省庁に入りたいと思っていました。その中でも、これまでの自分自身の経験と照らし合わせた際に、世界中の人々と関わることができる仕事が良いと思ったからです。
Eさん 【国土交通省】日常生活に密着した攻めと守りの政策を所管していること、霞ヶ関だけではなく地方や海外でも働く機会があること、そして職員の方の人柄の魅力に触れ国土交通省で自分が働いているイメージを具体化することができたことが理由です。
Fさん 【出入国在留管理庁】幼い頃の経験から、日本の「多様性」を疑問視していました。大学で入管行政を学び、かつ外国人への面会活動を行うことで、現在の制度、そして入管庁の問題点も肌で感じました。そのような現状を傍観するのではなく、渦の中に自らを置き、将来的な問題解決を図りたいと思ったからです。
今後のキャリアを通して、実現したい夢は何ですか?
Aさん 「人間力」の向上です。人間力と一言にいっても、自国や他国の歴史・文化の素養、対話力、言語力など様々な要素があると思います。これらを追究するにあたって、大切になるのは知的好奇心だと考えており、常に炎を絶やさぬようにしたいです。
Bさん 矯正行政の課題と向き合い続け、多くの受刑者が立ち直り更生できる社会を実現することです。そしてそれによって、日本の治安をより向上させていきたいです。
Cさん 刻一刻と変化する安全保障情勢を的確に分析し、それに基づいて時代に対応した防衛政策を実現させていくことです。
Dさん 自由で開かれたインド太平洋構想のような、今後の日本や世界にとって大きな潮流になるような政策を生み出し、実現することです。また、国連の安保理改革を実現し、常任理事国入りすることに貢献したいと思っています。さらに言えば、米語研修随一の情報通になることです(笑)
Eさん この国から、災害で亡くなる人をゼロにすることです。災害が起きてテレビをつけても、「〇〇人 死亡」というニュースが流れないような国づくりに微力ながら貢献していきたいと思います。
Fさん 「外国人労働者」をめぐる国内のコンセンサスを築くことです。行政の立場になっても、外国人の声に耳を傾けながら、働いていきたいと思っています。
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