後藤 祥平さん
PartⅠ 2021年6月
PartⅡ 2021年4月
PartⅢ 2021年10月
昨年、公認会計士として登録した後、欲が出て、もう一つぐらい名刺にかける資格を取りたいと考えました。 ただ、業務が非常に多忙なこともあり、勉強時間を捻出できる自信がなかったため、 受験をするうえで優位に進められそうな資格(自身の業務と親和性が高い資格)を 調べたころ内部監査系の資格であるCIAにたどりつきました。
そもそも公認内部監査人の講座を開講している大手は2校しかない中で、 TACについては公認会計士の修了考査受験で受講させていただいており、 修了考査で慣れ親しんだテキスト構成・形式とCIAのテキストは大幅に変わることはないだろうと考え、選ばさせていただきました。
合格した後テキストの内容を振り返ってみると、合格にあたり最低限抑えるべきポイントが網羅されていると感じました。 基本的に自身の隙間時間で勉強をしていたことから、講義は早送りでざっと見るぐらいしかできず、 主にテキストのインプット及び問題集によるアウトプットを重視して取り組んでいました。 本来であれば講義も理解したうえで受験に臨むのが望ましいですが、テキストベースの勉強でも十分に合格できるコンテンツだと考えます。
合格までの学習期間は約1年で、学習時間は200時間程度だと考えています。
通常資格取得まで300~500時間かかるといわれている中で、必要な時間よりも抑えられたのは、
PART3で公認会計士の試験と一部共通する部分があったためだと考えおりますので、その点を勘案すると平均的な学習時間だと思います。
また、学習する時間帯については、平日はほとんど勉強ができなかったため、土日にまとめて勉強をしていました。
勉強方法については、主にテキストで必要な知識のインプットを行い、問題集で知識のアウトプットを繰り返していました。
また各パートの問題集は3周程度は行っていました。
ただ、初めて受けた試験が不合格で、自身でなぜ不合格だったのか原因分析を行った結果、
基準の読み込み不足よると考えて、それ以降、基準の通読を3周程度行っていました。
結果的にそれ以降はストレートで合格できたので、落ちた時こそ、正しく自省を行うことでステップアップができると感じました。
CIAの試験を難しくしている要因は過去問が公表されていないことと合格率が公表されていないことが挙げられます。
個人的な経験ですが、そのような不確かな状況下で合格を勝ち取るには、如何に””自分の使っている教材をやりこめば合格できるか”を信じられるかが重要になると考えます。
一生懸命勉強して不合格だったときは、すごく落ち込みますが、それでも教材をやっていれば受かると”妄信”して”猛進”すれば合格できますので、あきらめず頑張ってください。