賃貸不動産経営管理士試験 合格体験記
2023年 羽田 敦雄さん
勉強期間中の中だるみや「明日で良いや」と後回しにしようとしてしまう自分を奮い立たせたものは、やはり「合格する気持ち、覚悟」でした。
羽田 敦雄さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | W賃貸総合本科生:Web通信講座 |
得意科目 | 実務、設備:日々の管理で馴染みのある内容が多かったため。 |
不得意科目 | 民法:法律系の勉強が初学者であり、覚えることが多かったため。 |
【学習期間】 | 約5か月 |
1日の平均学習時間 | 9月まで:約3時間 10・11月:約3時間 |
- 賃貸不動産経営管理士取得を目指したきっかけ
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義両親が賃貸マンション(サブリース方式、築25年)を経営しているが、義父の逝去、義母の高齢化に伴い数年前から会社員として勤めながら、サブリース会社との折衝や日々の管理業務等を片手間に行っていました。築年数も経過していることから、資産価値を維持するために設備等のメンテナンスを日常的に行いつつ、自主管理に移行することを検討していた時に、賃貸経営全般(法律&設備)の知識を学べる術として、当該資格を見つけたことがきっかけでした。
- 独学でなく受験指導校を利用することに決めた理由
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まず、法律系の勉強をしたことがなく、全くの初学者であったため、独学では勉強途中で路頭に迷うだろうと考え、専門家且つプロのわかりやすい指導を受けようと考えたため、受験指導校を利用することを決めました。
- TACを選んだ理由・決め手
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TACに決めた理由は、講義回数、教材、カリキュラム(インプットとアウトプット)が優れており、信頼できる実績もあり、初学者の自分にはフィットすると判断できたためです。Web等で他事業者も含めて情報収集をした際に、市販本を教材としているところ、教材の評価がイマイチなところ、合格できたら授業料返還を謳いちょっと怪しいと感じるところ等々があり、初学者の自分が指導を受ける選択肢には当然に入りませんでした。
- TACを受講して良かった点
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【講師】
中西講師の説明は、わかりやすく、ポイントが絞られていた点が良かったです。ワンセンテンスの情報量も適切でしたし、重要なポイントやキーワードは復唱されていたので、講義を聴いている際も「ここが重要なんだな」と把握して理解することができました。
【教材】
基本テキストの大きさ、厚みも手に馴染みやすいものでした。内容も、浅すぎず深すぎず、試験対策のポイントが絞られている秀逸なものでした。文字だけのテキストではなく、図説、表形式による整理、イラスト等も適宜取り入れたもので、大変わかりやすいテキストでした。トレーニングは、左ページに問題、右ページに解答・解説と見開きで1問ずつ回答できる形式が良かった。過去問は4周しましたが、最初の3周は、問題を解くだけではなく、正答・誤答にかかわらず解説も毎回しっかりと読むことで、理解度を深めることに役立ちました。
【カリキュラム】
インプットとアウトプットが常にセットで構築されている点が良かったです。講義内容をインプットし、過去問やミニテストでアウトプットするを繰り返すことで自分の理解も深まり、知識も定着できたと感じています。もちろん、3回の答練と模試は、アウトプットでありながら、本試験のシミュレーションも兼ねることができました。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
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初期に1回だけ質問メールを利用しましたが、中西講師自らご回答いただけたことがうれしかったです。また、過去問トレーニングがスマホで解けたことは、とても便利でした。不意に生まれた隙間時間をトレーニングに充てることができました。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
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会場受験に変更して受験しましたが、大勢の人がいる中で受験する環境に慣れることができ、とても良かったです。通信講座のため、答練は自宅の静かな環境で受けましたが、模試の会場では他の人が発する騒音(咳払い、鉛筆の音、独り言等々)が意外と気になることが事前に把握でき、本試験に向けて参考にすることができました。
- 効果的だった学習方法
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中西講師がおっしゃることを、そのまま実践したことです(例:講義の後に過去問、過去問は少なくとも2~3周)。特に法律は初学者であったため、講義を1回聴いただけでは理解できないこともあり、自分の理解を深めるために理解できない箇所はその都度、講義を巻き戻して聴いたり、テキストの既習ページに戻って確認しました。また、知識を定着させるためにミニテストを繰り返しました。新たなテスト回になる都度、第1回から繰り返し解くことで「知識の忘却」を喰いとめることができたと思います。
- これから賃貸不動産経営管理士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
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資格取得の動機は人それぞれと思いますが、何が何でも合格するぞ、という気持ち、覚悟を持つことが大切だと感じました。勉強期間中の中だるみや「明日で良いや」と後回しにしようとしてしまう自分を奮い立たせたものは、やはり「合格する気持ち、覚悟」でした。これから合格を目指す方々には、TACを信じて頑張っていただけたら幸いです。