賃貸不動産経営管理士試験 合格体験記
2022年 M.Kさん
的を絞りに絞り込んだ良いカリキュラムでした。
M.Kさん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 速修本科生:教室講座 |
得意科目 | 民法:宅建の民法と被っている部分が多く、好きな科目だから |
不得意科目 | その他の諸法令等:特に住生活基本計画等は個々の目標が同じような内容で差別化しづらかったし、具体性がイメージできない目標だと感じたから |
学習期間 | 1ヶ月 |
1日の平均学習時間(10・11月) | 約4時間 |
総学習時間 | 約120時間 |
- 賃貸不動産経営管理士取得を目指したきっかけ
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賃貸不動産に興味があったので、この資格は取得したいと常々思っていました。タイミングよく宅建試験を終えてから1カ月間で取得できるとTACのオンラインセミナーで知り、今年トライしてみようと思いました。
- 独学ではなく受験指導校を利用することに決めた理由
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自分の性格だと、いくら本試験までの完璧なスケジュールを立てて遂行しようとしても、必ずどこかで怠けてしまい、時間の無駄だと思ったことと、受験に当たり、まず何から手を付けていいかもわからなかったので受験指導校を利用することにしました。
- TACを選んだ理由・決め手
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これまで簿記・ファイナンシャルプランナー・宅建をTACで受講し、総てを1発合格へ導いてくれた実力を買っているので、他の受験指導校を考える余地はなかったです。またオンラインセミナーで宅建試験後、1カ月で目指せる講座があると知ったことも決め手になっています。
- 1日の学習スケジュール
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【基礎期(平日)】宅建試験を終えてからの10月末までと考えると、週2日はTACに通い、TACで1日2時間半授業を受け、授業を終えて帰宅してから1時間半の復習、TACでの授業がないときは午前中9時~11時までと午後1時半~3時半までトレーニングを中心に勉強。
【基礎期(休日)】宅建試験を終えてからの10月末までと捉えると、土曜はTACに通い、TACで1日2時間半授業を受けて、授業を終えて帰宅してから1時間半の復習、日曜はトレーニングを中心に午前午後関係なく1日3時間程勉強。
【直前期(平日)】超直前期には家にあった過去問題集やTACの模試・答練は答えを覚えてしまっていたので、またトレーニングを1編~3編を中心に1日50問以上解くことを日課にして、夜寝る直前にテキストを読んでいました。
- TACを受講して良かった点
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【講師】
池袋校の村田先生の講義はとても面白くて、無機質なテキストをウィットに富んだものにして講義をしていただいて感謝しています。村田先生の授業に出席出来て本当に良かったです。
【カリキュラム】
1カ月間で合格できたこと。これに尽きます。オンラインセミナーに嘘偽りなし。試験に出やすい1編~3編を中心に、サブで5編も少し取り上げて、的を絞りに絞り込んだ良いカリキュラムだったと思います。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
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体調を崩して直前答練を教室受講できなかったので、Web答練を受け、その後、Webフォローで解説を聴講しました。Webフォローは何度も聞き直せるので重宝しました。また至る所でトレーニングアプリとデジタル教材を活用しましたが、どちらもスマホひとつで対応できるので手軽でとても便利でした。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
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全国公開模試の開催された時、まだ勉強が追いついておらず、模試の結果は散々でした。しかし、それによって自分の現在の立ち位置や弱い科目が確認できて、その後の勉強にメリハリがつきました。本試験までに時間もなかったので、模試の結果を受けて民法や4編は勉強しないと決めて、他を重点的にフォローしていけました。
- 効果的だった学習方法
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賃貸不動産経営管理士の試験問題は宅建よりも入り組んでおらず、案外さくさく解けるので、トレーニングアプリを利用して、移動時間はもちろん、料理をしながら、洗濯を畳みながらでも負荷なく問題に取り組めたのはとても効果的でした。また1回50問の試験を1時間半で解き切るクセを付けたことも本試験ではとても役立ちました。
- 受験時代の苦労・失敗談、それを乗り越えた方法
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TACの授業が夜7時~9時半までで、帰宅してから夕飯、入浴、残りの家事、復習をしてから寝るといつも深夜2時くらいになり、朝は子供の送り出しがあり早いので、体力的にかなりしんどかったです。乗り越え方はもう気合しかなかったですね(笑)。答練はWebでも受講できるけれど、講義までは絶対に教室で受けたかったので、講義8回目までは気持ちだけで乗り切りました。その後、案の定、体調を崩して少し寝込みましたが、今では笑える思い出です。
- これから賃貸不動産経営管理士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
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令和4年度の本試験を会場で受けている時、令和3年度までの過去問を解いて勉強してきた自分としては、これまでの試験とは変わった気がしました。しかし今振り返ると、鉛筆が止まることなく解けたし、確かに選択問題は多くなっていて時間はかかってしまったかもしれませんが、内容的には今までの試験と何ら変わりない、基本的な要素を問われていただけだったな、と感じています。試験のスタイルが変わっても、結局、基本知識をどれだけ抑えるかだと思います。がんばってください。