賃貸不動産経営管理士試験 合格体験記
2022年 内田 雅人さん
合格を目指すためにはモチベーション維持と限られた時間の中での勉強時間の確保
内田 雅人さん
DATA BANK
受験回数 | 1回 |
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受講講座 | 総合本科生:Web通信講座 |
得意科目 | 民法、賃貸住宅管理業法等の法令・実務知識系 |
不得意科目 | 維持保全の設備系 |
学習期間 | 6ヶ月 |
1日の平均学習時間 | 約2時間 |
- 賃貸不動産経営管理士取得を目指したきっかけ
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現在は売買仲介に従事しています。6年前まで賃貸管理会社にいました。今後の現在の社内でも仕事の幅を広げたいことと、何よりも賃貸経験者としての意地を見せたい一心で今回の資格取得に臨みました。
- TACを選んだ理由・決め手
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独学は、モチベーションやスケジュール管理が大変で、挫折した経験があります。本気で合格するつもりで臨むならTACに通います。2015年の宅建試験もTACに通学しました。管理業務主任者試験とのパック受講でしたが、管理業務主任者は残念な結果でした。その後、日商簿記3級もTACに通学しました。ほかの予備校に比べて無理なく取り組める、信頼のカリキュラムと信じています。2023年管理業務主任者にリベンジをします。もちろんTAC通信講座を受講するつもりです。今後ともよろしくお願いいたします。
- 1日の学習スケジュール
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【基礎期(平日)】通勤時(往復)で1時間程度は時間を費やしました。主にテキストの読み込みを行いました。
【基礎期(休日)】休みの日は6~8時間、机に向かい講義+トレーニングを解きました。
【直前期(平日)】通勤時(往復)で1時間程度は時間を費やしました。主にテキストや解いたトレーニング等の再確認(読み込み)を行いました。
【直前期(休日)】休みの日は6~8時間、机に向かい、過去問周回+予想問題+一問一答などを解きました。
- TACを受講して良かった点
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【講師】
どの先生も「全体像(概要)」→各論に入る講義スタイルだったかと思います。今回の中西先生も十分理解できました。賃貸不動産経営管理士試験はまだ出題範囲や難易度も安定しない状況でしたので、その点も踏まえてTACの講義内容を自身の柱(基準)として、集中して取り組むことができました。
【教材】
無駄がなく、端的にまとまった構成だと思います。テキストとトレーニングの2本立ての構成で直前期以外はこの2冊で十分だと思います。
【カリキュラム】
賃貸不動産経営管理士は5月開講で11月に試験という約6ヶ月間の十分な時間を使い取り組めたことが本当によかったと思っています。個人的には「速修本科生」のようなカリキュラムは自身には合わないと思いますので、大変助かりました。また、他予備校のような「オプション」の連続で追加追加で講座を受講するスタイルはいまいち集中力に欠けるように思います。TACはそのようなやり方をされていないので、安心して取り組むことができます。
- フォロー制度の活用方法や良かった点
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Webのフォロー体制が万全でしたので、言うことはありません。一問一答形式の充実や予想問題などがあればなおよかったです。
- 全国公開模試の活用方法や受験して良かった点
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今回の模試については、問題が易しかったためかかなりの高得点が出てしまいました。「こんなに易しいわけはないだろう」と高を括っていましたので、本番のあの難易度でもうろたえることはありませんでした。
- 効果的だった学習方法
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テキストもトレーニングもすべて線を引いたり、書き込みしました。自身の一番頭に入る方法です。過去問などの問題を解く際は書き込みしてしまったので、効率良く効果的な勉強方法についてはもう少し模索したいと思います。
- 受験時代の苦労・失敗談、それを乗り越えた方法
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宅建をはじめとする不動産資格は出題範囲が多岐にわたるため、一単元のみに集中しすぎると既習単元を忘れがちになります。宅建の勉強の際に「民法」のあとの基礎答練は高得点でしたが、その後の基礎答練で民法が伸び悩んだ経験があるため、常に既習単元を幅広く取り組んでいく重要性を知りました。今回の賃貸不動産経営管理士もそこを意識できたので、無理なく取り組めました。
- これから賃貸不動産経営管理士試験の合格を目指す方への応援メッセージ
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賃貸不動産経営管理士試験は、年々難化の一途を辿ります。よって、テキストも今後大改訂が行われるのではないかと思いますが、何よりも合格を目指すためにはモチベーション維持と限られた時間の中で勉強時間の確保だと思います。ある意味覚悟をもって臨むくらいの気持ちが必要です。だから合格するのだと思います。次は管理業務主任者試験をリベンジで合格します。頑張りましょう。