USCMA試験 合格体験記|福崎 大輔さん
MBAとの相乗効果で短期合格
福崎 大輔さん
東京外国語大学イタリア語学科 卒業
勤務先:【鉱業】
DATA BANK
Part1(財務計画、業績管理と統制) | 400点 2017年5月、1回目 |
Part2(財務的意思決定) | 410点 2017年6月、1回目 |
- Q1 USCMA試験にチャレンジしようと思われた理由やきっかけは?
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2015年のUSCPA合格直後にUSCMAの受験も検討したものの、仕事、育児、MBA受験準備等々で忙しくなり、断念した経緯がありました。現在、海外でMBAを学んでいるのですが、1年目の基礎科目がCMAの試験内容とかなり重複があり、短期間で合格できそうだったので、短期間での知識の定着と力試しを目的に、受験することに決めました。
- Q2 学習開始時の英語力・会計知識は?
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英語はTOEFL® 110点、会計はUSCPAの試験合格(経理配属経験は無し)です。
- Q3 TACをお選びいただいた理由は?
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USCPAを受験した際の講座内容や事務局の方々の対応にとても満足しており、またUSCPA保有者向けUSCMA対策コースの費用もリーズナブルでしたので、今回もお世話になりました。
- Q4 TACの講座でよかったところ
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USCMA対策コースには、受講期間1-2か月が目安になる計12時間の短いDVDとオンラインの練習問題へのアクセスが含まれており、シンプル構成で、自分には合っていました。
- Q5 合格までの学習期間は?
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学習期間は計1.5か月で、それぞれPart 1は1か月、Part 2は2週間です。勉強時間は計200時間で、それぞれPart 1は130時間、Part 2は70時間です。MBAと育児がプライオリティなので、最低限の点数での短期合格を目指し、集中して頑張れました。
- Q6 合格までの学習法
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苦手な分野が多く準備に時間のかかりそうなPart 1を最初に受験しました。基本的には両Partともに、Unit毎にDVDを見て、大まかに論点を把握した後、すぐにGleimのオンライン練習問題を解きました。次に、DVD全体を見終えた後、1回目で間違えた問題(半分くらい)について、GleimのTextおよび練習問題にある解説を読み、再挑戦しました。これを全ての問題に正解するまで、反復しました。エッセイは、英語を書くのが嫌いではないので、特段対策はしませんでした。私の場合、最初からTextを全部読もうとすると、すぐに気が散ってネットサーフィンをしてしまうので、このような戦略にしました。同じようにMBAやUSCPA等を通じて前提知識がある方は、まずTextは無視して、いきなり問題を解いてしまった方が早い気がします。
- Q7 受験手続・受験時のエピソードなど
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MBA留学中のため、自分のスケジュールを把握しやすく、短期詰め込みの作戦が功を奏した格好になりました。特にPart 2は、準備期間があまりに短すぎるかと思いましたが、ビジネススクールのテスト期間を活用し毎日5時間勉強できたこと、エッセイのトピックがMBAで学んだばかりの分野にヒットしたことがラッキーでした。また試験中は、草野先生の指示通り、長い問題はとりあえず飛ばして、後からやるようにしたら、どちらの試験も選択問題のセクションは10分ほど時間が余りました。エッセイは、文字数を増やしたかったので、時間ぎりぎりまで書きました。なお、英国で受験したのですが、日本と同じ程度、試験会場がしっかり運営されているように思います。
- Q8 これから合格を目指す方へのアドバイス
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USCMAは、USCPAで学べる内容ともかなり重複がありますが、むしろMBAで網羅する事業・経営管理に近いので、業界・職種に関わらず楽しく学習でき、経理の業務経験が乏しい私のような受験者でも短期合格が狙えるのが良い点だと思います。その割に、ジェネラルマネジメントで重要なビジネストピックを網羅しているので、実務レベルでも有益な資格ではないかと思います。USCMAという資格自体の知名度は今後の向上が待たれますが、現時点でもグローバルなマインドを持って能力開発を継続できる人材として、社内・外に向けたシグナリング効果は少なくないように思います。
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